大学院 博士後期課程について

学長からのメッセージ

放送大学の学長から学生の皆様へのメッセージをお伝えいたします。

学生の種類

博士後期課程の学生募集は博士全科生のみです。選科生・科目生の募集は行っておりません。博士全科生は博士後期課程を修了して、「博士(学術)」の学位修得を目指す学生です。

6つのプログラム

博士後期課程は、1研究科(文化科学研究科)、1専攻(文化科学専攻)の下に、6つのプログラムを設けています。博士全科生は、この中から1つを選んで所属します。

生活健康科学プログラム

生活科学、健康科学、社会福祉学及びそれらの学際領域における高度な自立的研究能力を有し、専門的かつ総合的な広い学識を実践に活用するとともに、人々の生活と健康の向上に資する公共的施策もしくは地域社会の形成をリードすることのできる人材、及び当該領域において自立的・創造的に高度な研究を遂行することのできる人材の養成を目的としています。

人間科学プログラム

心理学、臨床心理学、教育学及びそれらの学際領域における高度な自立的研究能力を有し、専門的かつ総合的な広い学識を実践に活用するとともに、人々の心のあり方の究明とその問題状況の解決に取り組み、子どもの教育、高等教育さらには成人の学習に関わる公共的施策を高度に指導することのできる人材、及び当該領域において自立的・創造的に高度な研究を遂行することのできる人材の養成を目的としています。

社会経営科学プログラム

政治学、経済学・経営学、社会学などに加えて、これらの学際領域における高度な自立的研究能力を有し、専門的かつ総合的な広い学識を実践的に活用して直面する社会的諸課題を的確に発見し、その要因と背景を究明して問題状況の解決に取り組み、社会や組織の経営・運営に関わる公共的施策を高度に指導することのできる高度な社会人研究者として公共の場で活躍できる社会分析家(アナリスト)・社会的企業家、公共政策の社会実践家・社会批評家(ジャーナリスト)、学際的・超領域的な社会研究者、及び当該領域において自立的・創造的に高度な研究を遂行することのできる人材の養成を目的としています。

人文学プログラム

哲学、文学、言語学、美学、歴史学、人類学及びそれらの学際領域における高度な自立的研究能力を有し、専門的かつ総合的な広い学識を実践に活用するとともに、さまざまなジャンルの文化の普及啓蒙や地域社会・職場等における研究の遂行や公共的施策を高度に指導することのできる人材、及び当該領域において自立的・創造的に高度な研究を遂行することのできる人材の養成を目的としています。

情報学プログラム

情報の生成・探索・表現・蓄積・管理・認識・分析・変換・伝達に関わる原理と技術を探求し活用する高度な自立的研究能力を有し、専門的かつ総合的な広い学識を実践に応用するとともに、情報とその処理、及び情報化が人間と社会に及ぼす諸問題を的確に発見し、その要因と背景を究明して問題状況の解決に取り組み、高度な指導力を発揮できる人材、及び当該領域において自立的・創造的に高度な研究を遂行することのできる人材の養成を目的としています。このプログラムは2018年度より設置されました。

自然科学プログラム

数学、物理学、化学、生物学、地球惑星科学、天文学及びそれらの学際領域における高度な自立的研究能力を有し、専門的かつ総合的な広い学識を実践に活用するとともに、現下の自然科学にまつわる諸問題を的確に発見し、その要因と背景を究明して問題状況の解決に取り組み、高度な指導力を発揮できる人材、及び当該領域において自立的・創造的に高度な研究を遂行することのできる人材の養成を目的としています。

授業科目案内

放送大学大学院博士後期課程の授業科目案内です。テーマやキーワードなどで検索し、概要やシラバスを閲覧できます。

教員紹介

入学から単位修得、修了までの流れ

過去問題一覧

博士全科生の入学者選考で、過去に実施された筆記試験の問題をダウンロードできます。

博士論文

博士論文審査・口頭試問等の情報をご覧いただけます。

放送大学研究倫理委員会/倫理審査

放送大学における倫理審査についてのご案内をしています。申請をする際はこちらをご確認ください。

関連情報