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岐阜学習センター 平成26年度 URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/gifu/
プロジェクト名:岐阜県の風土から見た災害への備え−地震を乗り越えた先人の知恵−
1.プロジェクト概要
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近時、東海地方においては「東海、東南海地震」が、いつ起こっても不思議ではないと言われている。そこで、過去に経験した主な地震を取り上げ、岐阜県の地域・風土などから見た地震の発生と被害の状況について、現代の科学から明らかとなった地形・地質などの視点も合わせ地震発生のメカニズム等を考察する。また、大地震を経験した先人がとった備えや知恵、現代の生活に生かされる教訓等について検証を加える。

このことにより、火山国である日本、そして岐阜県という風土のなかで、ひとり一人が地震に対する正しい認識の上に立ち、ともに備え、ともに立ち向かう「自助」への取り組みを醸成する。

*実施体制(主催、共催、後援等) 公開講演会(岐阜学習センター主催)
*事務局体制(人数等) 所長、事務長、職員4人、学生ナビゲーター4人
2.プロジェクトの成果

過去に岐阜県で起こった事例を取り上げることにより、たとえば両親・祖父母や地域の先達から見聞きしていた事実と講演の内容がリンクすることにより、より身近な問題として認識された。

また、「地震の発生は特別のことではなく、当たり前のこと」であるという指摘は、地震とともに生きてきた国・これからも地震とつきあいながら生きていくという覚悟を改めて知らされる結果となった。

さらに、平成26年9月27日に起こった長野県と岐阜県の県境で起こった「御嶽山噴火」及び同年11月22日に発生した「長野県北部地震」は、災害対策の必要性について否応なく認識することとなった。

3.プロジェクトの課題

今回のプロジェクトは、一過性に終わることなく継続することに意味があり、また、行政機関や教育・研究機関などそれぞれ所管する事業である。

よって、これら関係機関と連携して、放送大学岐阜学習センターとしてのミッションを明確にする必要がある。

4.今後の展開計画

本プロジェクトは2年計画としており、次年度においては、行政機関が策定する地震を初めとする危機管理体系全般について総花的に注解し、それぞれが担う業務と地域における防災リーダーの役割等について講演会を展開する。

具体的には、大学教授による「行政機関の連携」及び「地域防災リーダーの育成」を主なテーマとして、「自助」から「共助」、「公助」へと繋ぐ地域貢献事業とする。

5.参加者の感想

『天災は忘れた頃にやってくる(寺田寅彦)。防災は日頃から自分のものとして心がけること、また過去のことを調べ参考にすることが非常に大事である』と講師は強調された。

地震の原因には、活断層のズレによることが多く、中部地方は日本でも有数な活断層が多い地帯で、特に岐阜県北部の飛騨地方は活断層密集地帯であること、近隣の長野・新潟県も地震が多発していることを再認識させられた。近い将来予測されている、南海トラフ・東南海トラフの海洋型地震だけでなく内陸型地震にも警戒が必要である事がよく解った。

1891年の濃尾大震災の時に『立って居られなくて夢中で家から這って隣の竹やぶに逃げ込んだ』と祖母が生前よく話してくれたことを私は思い出していた。今回の話でもこの地震は内陸部では過去最高のM8で烈震だったとのことであり、今でも残っている大きな根尾谷断層は自分も見て知っているが、やはり凄かったのだと今更ながら思われる。

防災は防災知識を自分自身で知っていることが大事であり、自分で自分の命を守ることが第一で、自分が無事であれば他人を助け守こともできる。日頃から家族との話し合いや、隣近所の人達との挨拶(付き合い)が防災にとっても非常に大切であることを学んだ。また、経済至上主義では災害が増える、化石燃料(含む原発)の次の手を考えていく必要があるという講師の話からは、自然の摂理を学ぶ大切さ、真の豊かさとは何かを考えさせられた。

6.写真
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