2項変数と2項分布
.
2項変数
成功
と
失敗
, または
当たり
と
外れ
のように背反する2つの事象(項目)
A
と
B
が起こる実験を想定する. そのとき, 事象Aの起こる確率が
p
, 事象Bの起こる確率が
(1-p)
のとき,
n回
の実験全体で事象Aが起こる回数
x
は実験によってばらつく値である. つまり,
x
は確率変数である. このような確率変数を
2項変数
という.
2項分布
2項変数
x
が従う確率分布を
2項分布
といい, 次式(
2項確率
)で計算される.
平均回数 :
標準偏差 :
.
.