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福井学習センター | 平成26年度 | URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/fukui/ | |||||||
プロジェクト名:世界シェアーNo.1のFUKUI企業戦士たち | |||||||||
1.プロジェクト概要 | |||||||||
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福井県には大企業がないが、中小企業の中に、最先端技術が必要としている様々な部品の世界シェアーでトップを誇る企業が少なくない。しかし、福井県民は、それらの存在すら殆ど知らず、労働力は年々大都市に流出しているのが実情であり、人口減少に伴う労働力の確保は、県の最重要施策の一つでもある。 福井学習センターは、これまでも、就職する高校生の多い高校を訪問し、福井でも働きながら学べる高等教育機関としての放送大学を積極的に広報してきたが、本計画ではさらに、世界の最先端の科学技術を支えている企業があることを県民に広く周知し、学生を含む県民の誇りを醸成しながら、若い労働力を県内に定着させる地域貢献事業の一環とする。
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2.プロジェクトの成果 | |||||||||
本企画に賛同して頂いた世界シェアー・トップの位置にある会社から4社を選び、それぞれの企業の内容、考え、トップに至った経緯・工夫、今後の戦略等について、会社代表によるシリーズの公開講演会を開催した。1回2時間の講演会を2日間にわたって開催したが、延べ50名の参加者は、世界シェアー・トップを誇る会社が県内に存在することを全く知らず、熱心に質問がなされ、アンケートは、従業員50名程度の中小企業に対する賞賛の声に溢れていた。 本計画は、昨年度から放送大学の学生を対象とした奨励金支給制度を実施している福井県、及び福井大学地域貢献推進センターの後援を得て実施され、それらの組織との繋がりも確立できたと思っている。また、講演会の開催を新聞等でも広報し、放送大学の周知にも努めた。 |
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3.プロジェクトの課題 | |||||||||
これまで、県内各地で公開講演会や公開ゼミを開催してきたが、参加者数は多いとは言えず、地域の人口にほぼ比例し、人口20万の福井市でも、40名が集まれば良い方である。少ない事務職員の労力を考えれば、工夫が必要である。 | |||||||||
4.今後の展開計画 | |||||||||
アンケートでは、今回のテーマに関する参加者の関心が特に高かった。企業も積極的で、福井県の後援、福井大学との連携も得られた。上の課題に対応できれば、継続して行いたい。 | |||||||||
5.参加者の感想 | |||||||||
・身近な製品について、県内の企業が開発し、海外へ広く販売していることを知ることができました。他にはないユニークな製品を開発することが、何よりの生き残りのカギであると痛感しました。 ・企業の講演会を2回とも聴かせていただきました。どれも世界シェアを極めた高い企業だけに、その研究開発の努力に、深く感銘を受けました。また、目の付け方次第では、成長のできる分野が十分残っていることを実感しました。その意味で、若い世代にぜひ聴いて欲しかったと思います。 |
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6.写真 | |||||||||
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