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生活と福祉コース 宮本 みち子 副学長 |
平成26年度 | 教員紹介はこちら | ||||||||||
プロジェクト名:放送大学に対する地域ニーズの探索と地域貢献の可能性を探る | ||||||||||||
組織(代表者及び分担者)
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1.プロジェクト概要 | ||||||||||||
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大学の地域貢献が求められていることを受けて、本学では2012年度に地域貢献研究会が設けられた。放送大学の地域貢献を「見える化」していくことが課題となっている。本プロジェクトはこの課題の一旦を担うことを意図して、3つの目的を設定する。 ①学生・卒業生がどのような地域貢献活動をしているかを把握することと、放送大学が進める地域貢献活動プランを学生とともに検討すること。 通信制大学と比べた時、放送大学は学生の「潜在的な人材バンク」だという点に特徴がある。つまり、学生は職業人であり地域住民である。本学は地域社会で重要な役割を果たすことが出来る人材を多数擁しているのである。2013年度に大学が実施した放送大学学生調査によれば同年代と比較して社会貢献意識は数倍高い。このような学生の潜在的力を生かして放送大学の地域貢献方策を探るため、学生・卒業生の活動の実態を調査する。 ②家庭の経済事情や心身の疾病や障がい、不登校などの学校歴、その他さまざまな事情があって通信制大学に進学することができない若年層の受入をより積極的に進める方向を検討すること。 青少年や若者支援に取り組む団体と連携して、放送大学への受入の道を探る。そのことは入学者拡大だけでなく、地域貢献としても意味があるであろう。 ③放送大学の10代・20代の学生の学習支援と就職支援を進めること。 |
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2.研究の成果・実績報告 | ||||||||||||
1.«通信制大学の盲点ともいえる若年学生のニーズに対して何ができるかの検討» 放送大学の10代.20代の学生の学習・進路支援を進めるために、「東京都内学習センターに学ぶ若者たちのフォーラム」(2014年11月2日)、「北海道に学ぶ若者たちのフォーラム」(2014年12月20日)を開催した。進路・就職に関する情報提供と助言のため、新卒応援ハローワークと地域若者サポートステーションの支援員をゲストに迎え講演・ワークショップを実施した。 ・若年学生が卒業後の進路や就職を考え始める機会として重要な役割を果たした。 ・2013年度に2回にわたり10代20代の学生のつどいを開催した千葉学習センターでは本格的なキャリア教育の面接授業を開設する準備として通年ゼミを開催し、4名の学生が参加した。2015年度から面接授業(「放送大学の若者のキャリアを拓く」)の開講へつなげる。 ・学生は、先輩の体験談を聞くことや、同年代の学生と知り合って話をすることを望んでいる。 ・参加した保護者から、家族としての悩みや大学への期待を知ることができた。 全国の学習センターで、若年学生のためのフォーラムを開催できる方法をつかむことができた。近いうちに報告書にまとめる予定である。 2.«放送大学が地域貢献を果たすためにどのような仕組作りが有効かを探る» 文京学習センターで、域貢献活動をしている放送大学の在学生・卒業生・修了生の座談会を行い(2015年3月15日)、活動において抱える課題を解決する可能性や方法についてし、意見交換を行った。放送大学卒業生のつながりを組織化することによって、職場や地域で社会貢献できる可能性が高いことを確認した。 |