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徳島学習センター | 平成27年度 | URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/tokushima/ | ||||||||||||||||||
プロジェクト名:徳島における知の交流拠点プロジェクト | ||||||||||||||||||||
1.プロジェクト概要 | ||||||||||||||||||||
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本プロジェクトでは、放送大学が知的観点から地域創生の牽引役としての役割を担う取り組みとして、また放送大学の広報活動の観点から、放送大学のある徳島大学日亜会館で月1回のペースで開催している。具体的には、地域で関心の深いテーマについて、県内大学の教員を中心とした専門家と放送大学の学生やとくしま学博士など特定の分野での実践体験が豊富な方々とのセットで講演いただいた後、講演内容を中心に参加者全員が気楽に情報交換ができることを特徴としている。 徳島県内の一般市民も自由に参加できる「知の交流拠点」とするため、徳島大学には会場提供で、徳島県には「まなび~あ徳島」との連携や関係者への広報活動等で後援いただいて開催している。 *関連ウェブサイトURL http://www.sc.ouj.ac.jp/center/ *実施体制(主催、共催、後援等) 主催:放送大学徳島学習センター *事務局体制(人数等) 人数が限られている事務職員の負担を抑えるため、放送大学の学生数名に設営や受付の手伝いと交流会での司会をアルバイトで担当してもらい、所長・事務長を中心に開催実施している。 |
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||||||||||||||
本プロジェクトは、準備段階を経て10月から月1回のペースでこれまでに5回開催し、毎回平均50名程度の参加者、延べ250名程度の参加があった。参加内訳は、一般76%、放送大学生24%で、当センターに初めて来られた方が延べ70名程度となり、新鮮な方々の集まりとなった。また、放送大学学生とこれまでに交流の機会がほとんど無かった一般の方との交流も増え、意見交換・情報交換も活発になってきており、徳島県民の知の交流の場として定着しつつある。 また、学生やとくしま学博士の方にも学びの成果を披露できる機会を提供することにより、発表準備と意欲を燃やして取り組まれるなど活性化の効果もあがっている。さらに、一般参加者の中から入学志願者が出てくるなどで広報活動の観点からの成果も少しずつ出てきている。 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||||||||||||||
本プロジェクトは毎回ある程度の人数は確保できているが同じ方の参加者も多かった。より多くの方に本プロジェクに参加いただくことが課題である。 また、交流会における参加者間での交流を自立促進させるため交流会の進め方を検討することも課題である。 |
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4.今後の展開計画 | ||||||||||||||||||||
地域における幅広い年代層の方の学びの場である放送大学は十分な地域貢献はできているが、高齢化が進む社会で、生涯にわたって学び続ける環境が一段と求められており、放送大学ならではの特色ある地域貢献活動として、本プロジェクトの役割が一段と高められるように計画したい。 | ||||||||||||||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||||||||||||||
本プロジェクトは、昨年10月の開始以来、参加しています。講演テーマは、健康分野、地域防災、エネルギー問題、四国霊場の文化、そして時流に関係するICT関連と生活に密着する興味の沸くものばかりです。毎回50人~60人の参加者があります。講演後の二人の講師陣を交えた交流会にもたくさんの人が残ってくれてミカンやお菓子の差し入れ、セルフサービスのコーヒー、お茶を啜りながら、「知」が取り持つ輪が広がっている感じがします。また、一般の講演後の質疑討論と異なり、それぞれの視点で講演された講師陣を囲んで、時間的にもゆとりができるため、毎回、ほぼ全員の参加者から意見が出るなど充実した交流会となっているのではないかと思います。 | ||||||||||||||||||||
6.写真 | ||||||||||||||||||||
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