学長メッセージ | 地域貢献への取り組み | 科目群履修認証制度 (放送大学エキスパート) |
面接授業 (スクーリング) |
地域貢献活動をする 学生の紹介 |
愛知学習センター | 平成28年度 | URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/aichi/ | ||||||
プロジェクト名:ボランティア活動への参加促進と活動組織の立上げに向けて | ||||||||
1.プロジェクト概要 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
学生が携わっている活動の報告や現場体験を通して、活動参加への意識・意欲の向上と、既存の活動の支援を目指す。また、学生自身が地域の活動情報にアクセスし、関心のある活動を発掘できるように、代表的な社会福祉法人の活動組織・活動実態と地方自治体の生涯学習に係る取組みを紹介する公開講演会を開催し、活動団体や行政等との連携・交流を促進する。このような目的を達成するため、在学生、卒業生、修了生と教職員から成るワーキンググループが企画と運営の中心となり、以下の活動を行なった。 【活動内容】 (2)子ども日本語教室への訪問学習 (3)公開講演会の開催 (4)地域貢献活動報告会の開催
|
||||||||
2.プロジェクトの成果 | ||||||||
本年度も①地域貢献活動に関する情報発信、②活動を支えるための知識、スキルの学習機会の提供、③ボランティア活動の現場体験、④意見交換の場の提供、を目標に活動を行なった。その結果、たとえば日本語教室での訪問学習では、これを機会にこのような活動に参加したいとの意見が出され、ボランティ活動への参加には現場を体験することの大切さが改めて分かった。また、公開講演会で紹介があったゲストティーチャー制度では、学生が身に付けた知識などを地域で活かせる機会となることが伝わり、今後、希望者が出ることが期待された。上記の各活動で行なったアンケート結果からは、今年度の活動が満足度の高いものとの評価であった。 | ||||||||
3.プロジェクトの課題 | ||||||||
要望として、さらに異なる分野における活動の紹介や現場訪問を期待する意見が多く出された。課題としては、参加する学生の多くが地域貢献活動に関心がある、または実際にボランティア活動に参加されているなど限定される印象がある。より多くの学生が関心を持つ活動のあり方や内容について検討する必要がある。 | ||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||
地域貢献活動に関する情報の収集と提供は、学生のボランティア活動の基盤として必要であるため、SCにおける掲示や資料の配架などを今後も継続する。加えて、学生が主体的に活動をする団体の設立に向けて課題を検討し、設立のための手がかりを得る。 | ||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||
10月9日(日)に名古屋国際センターで行なわれた「日本語の分からない子どもに日本語を教えている現場を訪ねる」訪問学習会に参加した。最初に、センターの活動紹介があり、その中で、日本語教育が必要な外国の子どもの数は愛知県が全国一と知り驚いた。次に、小学生の部(低学年と高学年)と中学生の部に分かれて、ボランティアが日本語を教えている様子を見学するとともに、実際に日本語指導を体験した。日本に来たばかりの子には、カードを見せて基本的な日本語を繰り返し教え、来日して暫くたった子には、カレンダーで曜日や日付けの読み方を、また、センターに何年も通っていて漢字の意味は分かるが書けない子には、漢字を書く練習をさせていた。ボランティアの3分の1は教員経験者で教え方が上手く、日本の文化や習慣についても根気よく説明をして理解を促しているのが印象的だった。子どもとボランティアとの信頼関係が非常に重要だと感じた。初めて参加したが貴重な体験だった。 | ||||||||
6.写真 | ||||||||
|