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和歌山学習センター | 平成28年度 | URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/wakayama/ | ||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト名:食・遊・学びの子ども居場所づくり応援で地域で子そだち・子そだて支援の展開 | ||||||||||||||||||||||||||||
1.プロジェクト概要 | ||||||||||||||||||||||||||||
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地域リーダー塾の学生を中心に、「地域で子そだち・子そだて支援」を進展させる取り組みをする。特に、「子ども育ち力」をエンパワーメントする地域活動支援を目指して、次の取り組みをする。①食・遊・学びの「子ども居場所づくり」を目的に活動するNPO等と連携・協力する取り組みをしながら、子どもの「食」や「遊び」の実情について学ぶ。②「子ども居場所づくり」NPO等と共同・連携して食・遊・学びのおもしろ野外プログラムを実施。さらに、どのような③子どもの学び応援ができるか試行する。そして、④「子どもの居場所づくりの現状と課題」をテーマとする公開講演を開催し、学生も事例研究発表を行う。⑤ハロー地域応援団キャンペーンを行い、学生の地域活動への参加を呼びかける。まとめとして、⑥「地域で子そだち・子そだて支援」フォーラムを開催する。地域リーダー塾の学生も登壇し、発表と討論を行う。
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||||||||||||||||||||||
1)地域リーダー塾学生による公開講演会の実施(2016年9月10日) リーダー塾の学生がこれまでの地域再生・活性化の活動や新たに今回取り組んでいる「子ども居場所づくり」地域活動の体験をもとに講演し、学びと地域貢献活動の意義を訴えた。 2)子どもおもしろ野外イベントの実施(2016年10月29日) 採りたてのものの美味しさ、みんなで居ることの楽しさを体験するため「野菜しゅうかく(芋ほり)、ヤキソバ作り、そしてゲーム」を「子ども食堂」と一緒に実施した。学習センターに早朝集合し、マイクロバスで出掛けた。現地集合組とも合流して、強風の中であったが収穫や調理、食事作り、おもちゃ作りなどを楽しんだ。 3)「地域で子そだち・子そだて支援」フォーラムの実施(2016年12月18日) 「食・遊・学びの子ども居場所づくりで地域で子そだち・子そだて支援」と題するフォーラムを開催。教職大学院教授、子ども食堂代表の基調講演の後、NPOフードバンク和歌山会長とリーダー塾学生が加わり、放送大学客員教員の司会でパネル討論し、どのように「子ども居場所づくり」で「地域で子そだち・子そだて支援」を実現していくか熱心な意見交換が行われた。 4)プロジェクト報告書の作成 これらのプロジェクト活動の成果を報告書としてまとめた。 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||||||||||||||||||||||
地域社会は、子どもが育つ・育てる土壌といえる。至る処で地域社会が人への優しさやいたわりを失っていく今、文化的、人間的に豊かな地域社会を新たに築き直す必要があり我々としても、もう一歩踏み出した「人の居場所づくり」が求められている。 | ||||||||||||||||||||||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||||||||||||||||||||||
「地域で子そだち・子そだての支援」の実現に向けたさらなる活動が必要である。「子どもの居場所づくり」において、放送大生ならではの独自取り組みも考えられよう。子どもおもしろ野外イベントは、もっと気軽に参加できるようなものにしたい。 | ||||||||||||||||||||||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||||||||||||||||||||||
2つのこども食堂にボランティアとして参加させてもらう中で、こども食堂を取り巻くたくさんの人と出会いました。食事を作る人も、その食堂に食べに来る人も自分の居心地のいい居場所として、集まってくるそんな感想を持ちました。 公開講演では、2つのこども食堂での体験を通じ感じたことを発表させていただきました。パワーポイントを使用して臨みました。緊張しましたが、とてもいい勉強ができました。また、リーダー塾以外の放送大学の学生の方も参加していただけ、リーダー塾を知ってもらう機会になったと考えます。南部 博美(全科履修生 心理と教育コース) |
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6.写真 | ||||||||||||||||||||||||||||
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