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青森学習センター | 平成29年度 | URL:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/aomori/ | ||||||||||||||||||||||
プロジェクト名:下北ジオパークをサポートする地域の人材の育成 | ||||||||||||||||||||||||
1.プロジェクト概要 | ||||||||||||||||||||||||
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青森学習センターは、下北ジオパークの申請に当たり、地域の地球科学的な特徴についての講演会を開催し(2015年,2016年)、地域の人たちのジオパークについての関心を高める活動を行ってきた。ジオパークとして認定された現在、それを利用し活用していく人材が必要である。下北ジオパーク推進協議会は、ジオガイド養成講座等を開き人材育成に努めているが、青森学習センターは、同協議会と協力して、もう少し幅広い人たちにジオパークの関心を高めてもらうことを目的に、シンポジウムを開催した。シンポジウムは,1日目の午後2つの講演、2日目の午前実地見学とまとめのパネルディスカッションという構成で実施した。
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||||||||||||||||||
1日目の講演会には50名、2日目の実地見学パネルディスカッションには40名程度の人が集まった。 大森先生は放送大学の講義科目「自然科学はじめの一歩」、「ダイナミックな地球」に基づき、地球科学全般の話をされ、ジオパークのなかでジオだけにとどまらず、歴史・伝統・文化を含むジオストーリーを組み立てることの重要性を指摘された。 鎌田先生は、下北ジオパークのいろいろのジオサイトを紹介され、実地見学する北部海岸についての予備知識を与えてくれた。 実地見学では、鎌田先生が海辺の砂を実際に手で盛り上げながら、砂堆ができ、それが侵食され、といった一連の流れを説明する場面もあった。 最後のパネルディスカッションでは、パネラーをお願いした放送大学の学生や、フロアーから活発な発言がなされ、お互いの意見の交換を行うことができた。 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||||||||||||||||||
予想通りむつ市からの参加者が多く、シンポジウムの参加者としてはそれなりの人数を集めることができたと思っているが、バスの提供にもかかわらず、弘前市、青森市からの参加がわずかであったのは,工夫の余地がある。参加者の多くは既にジオパークに関心を持っている人が多く、さらに多くの人に対してジオパークに関心を持ってもらえたかという点については、十分な成果が上がったとはいえないのではないかと思う。 | ||||||||||||||||||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||||||||||||||||||
ジオパークの重層的な構造を考え、ジオと関連させた下北の歴史・伝統・文化を含むジオストーリーを組み立てることに資するような協力をしていき、下北地域での放送大学の認知度をさらに高めることも目指したい。 | ||||||||||||||||||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||||||||||||||||||
パネルディスカッションで、参加者の一人からこのシンポジウムについて感想が述べられた。ジオパークのこれからを考える上での参考にもなるので、音声データから再現して以下に掲げる。 地元に住んでいて、きのう大森先生のおっしゃったジオストーリーを考えながら、今日鎌田先生の話をうかがった中で、自分なりに考えたもの、本当にちっちゃ過ぎるものですが、よくジオパークは対外的にものすごく宣伝できなければいけないというイメージがあったのですが、きのう今日で思いついたことをお話したいと思います。 他の参加者の感想(放送大学学生に依頼したもの) 先日行われた放送大学青森学習センター主催の公開講演会を終えて感じた事について述べます。 |
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6.写真 | ||||||||||||||||||||||||
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