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広島学習センター | 平成29年度 | URL:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/hiroshima/ | ||||||
プロジェクト名:広島の豊かな里海を守る人材育成プロジェクト | ||||||||
1.プロジェクト概要 | ||||||||
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広島をはじめ瀬戸内地域では、人々の里海であり生活に大きな影響を及ぼす「瀬戸内海」の保全に活躍できる人材の確保が求められる。専門資格としては、技術士、調査士、計測士、管理士、カウンセラー等々多種あるが、「放送大学」が、これら資格のキャリアアップに寄与することを目的に、本事業「広島の豊かな里海を守る人材育成プロジェクトを立ち上げた。この事業を通じて、(I)専門家(リーダー)育成の働きかけ(情報提供と勧誘)、(II)専門家同士のコミュニティ形成(客員教員、サークル活動、同窓会、地域NPO)を活性化させる。平成29年度は4件の関連分野面接授業、1件の公開講演会、1件の施設見学会を行った。
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||
(1)面接授業4件を行い計69名の受講者があった。:2468131「広島県向島地区海洋生物実習」、2474166「暮らしと産業にかかわる環境化学」、2470713「人間生活と自然・環境」、2486970「生物生産と海洋環境」 (2)公開講演会「広島の豊かな里海を守る」を開催し(H29.12.17於広島学習センター大講義室)、89名の参加者を得た(うち39名が放送大学関係者)。 (3)施設見学会を広島県立総合技術研究所水産海洋技術研究センターで行った(H30.02.06)。12名の参加者があり、うち10名が放送大学関係者であった。これら参加者に対し、人材発掘と関心惹起に大きな効果があった(エビデンス:学生レポート)。またこれらの活動を通じて、関連団体「広島大学生物圏科学研究科流域圏環境再生プロジェクト研究センター」「日本船舶海洋工学会海洋教育推進委員会」「NPO瀬戸内里海振興会」「みやじま未来ミーティング」等と交流ができた。 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||
人材発掘とネットワーク化、各コミュニティとの連携を経て実際的な活動に結びつける。この過程で参加者のインセンティブを提示する必要がある。専門資格としては、技術士、調査士、計測士、管理士、カウンセラー等々多種あるが、「放送大学」が、これら資格のキャリアアップに寄与する道筋を明確にする。 | ||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||
当初計画どおり(I)専門家(リーダー)育成の働きかけ(情報提供と勧誘)、(II)専門家同士のコミュニティ形成(客員教員、サークル活動、同窓会、地域NPO)を活性化させる。面接授業、公開講座、公開講演会を通じて人材発掘、専門家育成を図るとともに、施設訪問、現場視察等を通じて関連コミュニティとの交流を促進し、関連コミュニティからの放送大学への関心を高める(キャリアアップに放送大学を利用)。 | ||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||
バスをチャーターしてくださった上、センター見学を企画してくださった事をお礼申し上げます。 藻場の復元は、藻場が存在しているところを増やしていく形でしか成功しないことが分かり、知恵を絞ってアマモの定植をしている事を知った。カキのえさのケイ藻が醤油や昆布のような色をしている事に驚き、カサゴが海底で胸びれを使って休憩するのを知って、なんだか優しい気持ちになりました。以前から海の中に草が生えている事には気がついていて、違和感を感じたので刈り取れば良いと思っていた。しかし私の違和感は海の生物のゆりかごの役割を担っている事を知り、無知によって起こす暴挙は恐ろしいことだとショックを受けた。 |
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6.写真 | ||||||||
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