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徳島学習センター 平成30年度 URL:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/tokushima/
プロジェクト名:ベートーヴェン『第九』による「ふるさと創生」プロジェクト
1.プロジェクト概要

今年度は、第一次世界大戦中に徳島の板東俘虜収容所においてドイツ俘虜たちによってベートーヴェンの『第九』が日本初演されてから百年にあたることから、徳島学習センターでも板東俘虜収容所と『第九』に関わる6つの催し物(添付チラシ参照)を行った。プロジェクト参加者は放送大学学生のみならず、一般市民にも呼びかけて、放送大学のPRにも努めた。6つの催し物の中でも4回目の「なると『第九」演奏会の歴史」では、『第九』第四楽章「歓喜の歌」の一部を参加者全員で合唱練習して、参加者間の親睦を深めた。これらの催し物を通して、『第九』が徳島における日独間の百年に及ぶ国際交流に寄与していることを理解するとともに、徳島の地域文化の活性化に貢献した。

*関連ウェブサイトURL
https://www.sc.ouj.ac.jp/center/tokushima/about/open.html

*実施体制(主催、共催、後援等)
徳島学習センター主催、徳島大学ドイツ兵俘虜研究会および徳島エンゲル楽団協力

*事務局体制(人数等)
徳島学習センター所長(代表者)および職員5名

2.プロジェクトの成果
本プロジェクト前半では、板東俘虜収容所の歴史について参加者全員で学び、板東俘虜収容所で日本初演されたベートーヴェンの『第九』が徳島の地域文化を活性化させるための大きな鍵となっていることを再認識することができた。プロジェクト後半では、これまで徳島学習センターでは実施経験のない「歓喜の歌」の合唱練習を初めて織り込んだり、徳島エンゲル楽団による実際の演奏をも取り入れることにより、参加者にも『第九』を身近なものと感じさせることができた。さらにプロジェクト後半では放送大学制作部のカメラ取材も行われ、それが『徳島学習センターめぐり』というテレビ番組にもなり、徳島の地域文化を全国に発信することができた。
3.プロジェクトの課題
毎年6月の鳴門『第九』演奏会で「歓喜の歌」を歌っている合唱団メンバーにも参加してもらって、初心者へよい刺激を与えてほしいと望んでいたが、初心者向けであったこともあり、合唱団メンバーからの参加者は皆無であった。鳴門『第九』合唱団との連携が今後の課題である。
4.今後の展開計画
本プロジェクトの成果を踏まえて、2019年4月20日には徳島県立図書館との連携のによる「まなびの森」講演会で石川所長が講演を行い、またベートーヴェン生誕250年の2020年には石川所長により第一学期・第二学期ともに『第九』関係の面接授業を行う予定である。
5.参加者の感想
板東俘虜収容所の歴史やドイツ俘虜たちの心情について詳しく解説していただき、これまで新聞記事やテレビニュースでは知ることのできなかったことを学ぶことができて、有益だった。また鳴門『第九』での合唱はなかなか敷居が高くて参加しにくところがあるが、本プロジェクトの「歓喜の歌」合唱練習は初心者用であり、また石川所長のドイツ語歌詞の詳しい解説と、鳴門『第九』で実際に合唱指導をしている人の指導もあり、有意義な体験であった。それに何よりも放送大学の学生と一般市民も一緒になって、「皆が声を合わせるところでは、すべての人間は兄弟となる」ということを体験することができて、『第九』の「歓喜」を味わうことができた。
6.写真
学長裁量プロジェクト 徳島学習センター
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平成30年11月25日
「板東俘虜収容所の歴史」
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平成30年12月8日
「なると『第九』演奏会の歴史」
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平成30年12月1日
「シラーの詩とベートーヴェンの『第九』」
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平成30年12月16日
「日本における『第九』演奏会」
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平成30年12月2日
「ドイツ俘虜たちと『第九』」
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平成30年12月22日
徳島エンゲル楽団による演奏活動

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