学長メッセージ 地域貢献への取り組み 科目群履修認証制度
(放送大学エキスパート)
面接授業
(スクーリング)
地域貢献活動をする
学生の紹介
和歌山学習センター 平成30年度 URL:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/wakayama/
プロジェクト名:食・遊・学びの子ども居場所づくりで地域で子そだち・子そだて支援―遊び学びは生きる力―
1.プロジェクト概要

乳幼児・小学校低学年期に自然や集団の中で夢中になって遊ぶことが子どもの成長にとって極めて重要であると考え、山村留学体験や、野山での自然体験プログラムを実施する。今の子育て世代は遊びの経験が乏しく、親も参加して子どもと一緒に、自然に触れ集団の中で互いに交流しながら遊び学びの体験をする。そして、そのような子どもの居場所づくりを支援するため、地域での連携の課題について探究する。
具体的には次のことを実施する。①地域の「子ども居場所づくり」活動との連携、②食・遊・学びのおもしろ野外プログラム「子どもと大人の山村留学体験Ⅱ」、子と親が参加する③子どもと親で楽しむ運動・遊びをテーマとする講演と体験プログラム、まとめとして地域リーダー塾学生も登壇する④フォーラム「地域で子そだち・子そだて支援―遊び学びは生きる力―」の開催、⑤地域リーダー塾学生による地域活動の紹介と参加の呼びかけ、を行う。

*実施体制(主催、共催、後援等)
放送大学和歌山学習センター地域コミュニティ支援リーダー塾学生

*事務局体制(人数等)
地域リーダー塾学生 7名、和歌山学習センター

2.プロジェクトの成果
1)和歌山県かつらぎ町新城において、夏の3日間にわたり「子どもと大人の山村留学体験」を実施した。初日のイカダ作り、イカダを使った連日午後の川遊び、無農薬野菜収穫体験、地区コミュニティセンターでの絵画教室、お寺での英語教室や流しそうめん、夜は温泉といった山村ならではの留学生活体験をした。子どもたちから来年も絶対に参加したいという要望があった。
2)和歌山県名草山において自然体験プログラム「親と子でたのしい自然体験(遊び)を!」を実施した。巨大台風通過後の現地降雨情報の確認で直前まで実施が迷われたが、現地スポット気象予報を頼りに実行を決断した。数組の親子が不参加となったが、普段とは少し違う様子を見せる自然の中で親と子が講師の指導によってお目当ての草花を探したり、それを使った遊びをしたり、また、落ち椿の実を使った笛作りや倒木の皮剥ぎなど、遊び学び山道歩きを楽しんだ。
3)総括として、乳幼児・小学校低学年期における遊び学びの重要性や実践例、地域での連携の課題を考察、意見交換するため、講演&パネル討論「ふぉーらむ 遊び学びは生きる力―地域で子そだち・子育て支援へ―」を開催した。大学研究者の「地域幼保連携による子どもの成長を育む環境つくりと保育実践」と、子ども園園長の「動物や自然にふれ地域との交流に取り組む幼保連携保育の実際と課題」の講演の後、コーディネータの「遊び学びは生きる力ー地域で子そだち・子そだて支援~実現への道~」を題とする講演・問題提起があり、二人の講演者とNPO、放送大学学生が加わって活発な討論および意見交換がなされた。
3.プロジェクトの課題
活動を担っている放送大生メンバーの殆ど全てが有職者であり中堅になって職務も忙しくなっている。プロジェクトの進展や実施日にメンバーが参加できなくなることを予想したメンバー以外のサポーターの確保が必要となっている。
4.今後の展開計画
乳幼児・小学校低学年期における遊び学びは、子どものその後の発達にとって極めて重要であり、しかし少子化・核家族化していくもとではそれは困難になっているといえ、地域の幼保施設・子ども園を核とする、大学、NPO、地域が連携した取り組みをしたいと考えている。
5.参加者の感想
山村留学体験は今年で3回目の参加となり、買い物や料理の段取りは気負うことなくやり遂げられました。宿泊先であるお寺はファミリーホームをされていて、お寺のお子さんや里子として預かっているお子さんも参加します。
昨年度参加されたお子さんも参加してくれ、一つ学年が上になった成長が見られたり、家庭環境の変化が子どもの行動で垣間見られたりと、活動の中で大人の私たちも学ぶ機会となっています。最近の世論、虐待やステップファミリーの難しさ、子どもの痛ましい事件が多く、考えさせられる日々ですが、何かこの活動が繋げる役目になるのではないかという思いで参加しています。
初めて親と離れて泊まること、初めて川で遊ぶ子ども、外でたくさんの人とご飯を食べること、みんなで温泉に行ったこと、お経・数珠つくりなどたくさんの経験をして帰ります。
特に社会養護としてのファミリーホームで山村留学体験をしている子どもたちの中には障がいを持っている子、シングルマザーの子どもなど様々ですが、『自分だけがしんどい』ではなく、いろんな経験を持つ子どもがいるんだと、子どもたちにも、参加した大人、放送大学の学生にも、感じて学ぶ体験をしていると思います。
6.写真
1)子どもと大人の山村留学体験
(2019年8月9~11日)
写真
みなさん!これからお話することよく聞いてね
写真
さあみんなも手伝った手作りイカダの進水!
写真
近所の人が作っている無農薬野菜の収穫体験
写真
地区の区長さんが特別講師です。新しくリフォームされたコミュニティセンターで絵画教室をオープン
写真
みんな素晴らしい風景画を描いてくれました!
写真
恒例の流しそうめんおいしいです!
写真
川遊びイカダ遊びは楽しいなぁ
写真
終わっちゃった!来年も絶対やりたい!
2)親と子でたのしい自然体験(遊び)を!
(2019年10月6日)
写真
よく見てて。こんなふうに遊びます
写真
さっき先生の言った花をみつけてよ
写真
今度は落ち椿の実で笛を作ります
写真
道具を渡しますから一人一人取りに来てください
写真
親も子も夢中になって笛作り
写真
次の目的場所へ移動します
写真
この倒木のここの皮を剥ぎ取ってみて
写真
今日は楽しかったです!ありがとうございました!
3)フォーラム「遊び学びは生きる力―地域で子そだち・子育て支援へ―」
(2018年12月16日13時30分~16時30分)
写真
高橋多美子氏(和歌山大学准教授)講演
写真
栗林惠氏(社会福祉法人 小さき花の輪会 むつみこども園園長)講演
写真
森下順子氏(和歌山信愛女子短期大学准教授)講演と問題提起
写真
田中純子氏(和歌山カウンセリングルーム代表)
写真
阪田由美子氏(放送大学全科履修生 心理と教育)
写真
講演会場風景
写真
会場に設けられたキッズスペース
 

▲ページの先頭へ