地域貢献への取り組み
2019年度 岩手学習センター
施設名 | 岩手学習センター |
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年度 | 2019年度 |
URL | https://www.sc.ouj.ac.jp/center/iwate/ |
プロジェクト名 | まちづくりリーダー育成のための学びとネットワークづくり |
1.プロジェクト概要 | ||||||
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2016年度より毎年度、県内で再視聴施設を置く奥州、二戸、釜石のいずれかの地域において、本プロジェクトにより講演会を行い学生同士の交流を図ってきた。今年度もプロジェクトを継続し、奥州市において講演会を行い、奥州市及びその近郊の学生と学習センターのある盛岡市の学生とが意見交換等を通じて交流した。心理学をテーマとし、講師の一人は公認心理師試験に合格した学生に依頼し、もう一人の講師は放送大学で心理学を学び、そこで得た知見を高校生の就業支援という形で仕事に活かしている学生に依頼した。目標をもって心理学を学ぶ学生同士が交流を持ち刺激を受けることで、学生の学修意欲の向上を図った。 *実施体制(主催、共催、後援等) *事務局体制(人数等) |
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2.プロジェクトの成果 | ||||||
講演者の田口さんからは、公認心理師資格取得に至るまでの経緯や、その過程での苦労した点、これから公認心理師を目指す人に対してのアドバイスなどがあり、目標を持って学修に取り組んでいる学生にとって有意義なものであった。またもう一人の講演者の及川さんからは、自らの人生における挫折やそれを好機と捉えて努力してきた経験についての話があり、聴講した学生にも刺激となったと考える。お二人からポジティブな思考が重要であるという共通の話があり、多くの学生が納得しながら話を聞いている様子で、学修の面のみならず学生の普段の生活にも活かせる講演となった。 | ||||||
3.プロジェクトの課題 | ||||||
本プロジェクトは以下のように課題をかかげて実施しており、さらに実績を重ねて充実させたい。 1.地域づくり地方の時代と言われて久しい。現在、地方創成をかかげ一連の政策が進められており、地域の特徴を活かした、自律的で持続的、魅力あふれる社会形成が、私たちに求められている。 2.参加しリードできる人材 放送大学では、学習目標として「地域に貢献できる人材の育成」をかかげている。何を学んだかではなく、何ができるようになったかが重要である。 3.教養は実践力 学生が教養学部で学ぶのは、教養を身につけることをめざしてのことであろう。知識の集積や情報の収集は、自身の内にとどまらず、外に向かい、社会をつくる力になるはずである。 |
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4.今後の展開計画 | ||||||
本プロジェクトと同様のプロジェクトは、過去3年で県南の奥州市、沿岸の釜石市、県北の二戸市で実施し、そして今年度は再び県南の奥州市で実施した。今度も学生の講演を通じた学生同士の交流を図る活動を継続して行きたい。 | ||||||
5.参加者の感想 | ||||||
放送大学プロジェクトに参加して 今回、「放送大学で心理学を学び、活かす」をテーマに、奥州地域で開催された講演会に参加させて頂きました。私は公認心理師資格取得を目指して、放送大学で心理学を学んでおります。 今回発表された田口さんは、公認心理師の資格を取得し、及川さんも現在挑戦中の方であり、お話を伺えて大変勉強になりました。田口さんからは、公認心理師に向けての勉強方法や放送大学での学びについてのご説明。及川さんからは、70歳現役で高校生の就労支援をしており、人の支援には心理学の知識が必要であり、それを放送大学での学びから実践しているご説明。 お二人からは、公認心理師に向けた情報や、エンプロイアビリティのヒント等、貴重なお話を伺えました。今後もこのような講演会が開催されましたら、ぜひ参加して学びを増やしていきたいと思います。 |
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6.写真 | ||||||
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