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沖縄学習センター 2019年度 URL:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/okinawa/
プロジェクト名:多様性世界を生き抜く沖縄の力(レジリエンス)を求めて
1.プロジェクト概要

令和元年度放送大学「学び」のシンポジウム「多様性を生き抜く沖縄の力(レジリエンス)を求めて」を総合テーマに令和元年8月11日(日)13:30~16:30、会場を沖縄県立図書館3階ホールで開催した。最初に、放送大学副学長 池田龍彦氏による「豊かな沖縄の文化とリカレント教育」を演題に基調講演を行い、続いて、シンポジウム「-未来の沖縄に必要な『知力』と社会人の働き方改革とリカレント教育(学び直し)-」をテーマに次のとおり各分野5名のパネリストから発表を行った。1.子供科学技術人材育成事業プロジェクトリーダー、岸信朋氏による「探求から始まる未来への一歩~児童・生徒の能力開発~」2.沖縄ツーリスト代表取締役会長、東良和氏による「沖縄経済の持続的な発展を可能にするダイバーシティ経営を考える」3.放送大学長崎学習センター所長、伊東昌子氏による「女性の社会進出と高等教育~男女共同参画の視点から~」4.北京大学国際関係学院アジア経済文化研究所事務局長、王春生氏による「本土と比べ、外国人から見た沖縄の文化・経済の魅力」5.沖縄県立図書館長、平良朝治氏による「新沖縄県立図書館のこれからの役割」
最後に、発表後のパネルディスカッションでは、会場からの質問やシンポジストの追加発言を基に、将来を担う人材育成や沖縄の未来を拓く多様性について意見を交わした。

*実施体制(主催、共催、後援等)
主催:放送大学沖縄学習センター
共催:沖縄タイムス
後援:沖縄県、沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、浦添市教育委員会、宜野湾市教育委員会、沖縄市教育委員会、琉球新報社

*事務局体制(人数等)
所長、事務長、客員准教授、事務職員(4名)

2.プロジェクトの成果
池田龍彦氏の基調講演からは、知識を増やすことだけでなく、問題解決能力を高めることが学びであるとの提言から、経済・社会活動や健康、防災、女性の地位の向上などは学びによって実現でき、円滑な社会参加の促進ができることを訴えた。また、リカレント教育は学び直しと考え、学校以外の場で働きながら学ぶことや県や市町村の生涯学習プログラムに参加することも手段の一つ、放送大学もリカレント教育にふさわしい場だとした。岸信朋氏からは子供の探求心を育むことが重要であり、まず子供が科学力は疑問に思うことが始まりであり、自分で仮説を立て、実証・検証し、答えを出す。このことの繰り返しが探求につながると訴えた。東良和氏からは観光従事者のやりがいや待遇、QOLの向上が重要だか、訪れる人々の満足度を高めると同時に、受け入れる地域社会のストレスをどう最小化するかが今後の課題であるとの報告があった。伊東昌子氏からは、世界的に優れた論文の雑誌では、男性だけ、女性だけのチームより、男女混合チームの成果が高いことが報告され、持続可能な社会人と人々の幸せにジェンダーの平等が必要であり、女性の活躍を支援をしてもらいたいと訴えた。王春生氏からは、沖縄がアジアの発展に寄与する方法は、特色ある島々、独自の歴史文化、沖縄の風景が醸し出す癒しの雰囲気など、沖縄の豊かな自然環境を活用することであり、経済面では、アジアの主要都市に近い沖縄の地理的優位性や本土より安いコストをPRすることだと報告した。平良朝治氏からは、初代館長伊波普猷先生の「図書館は沖縄の心である。図書館は全てに開かれている」という言葉の意味どおり沖縄県立図書館のこれからの役割は、全てのニーズに応えることだとした。また、特徴的な取り組みとして雇用や就業、ビジネス支援につながる情報コーナーや外国語の読み聞かせなど多文化エリアを設置し、郷土資料室で貴重な資料を取りそろえている旨の報告があった。
3.プロジェクトの課題
ここ数年の傾向を見ると、シンポジウムが放送大学への入学動機に影響を与えていることがわかった。入学者の男女比では、一貫して女性が2/3である。今後のシンポジウムの開催では男性にとって魅力あるテーマを企画することも重要である。
4.今後の展開計画
沖縄県は離島県で有り、学生は沖縄本島以外の、石垣島、宮古島など離島の学生がいる。生涯教育やリカレント教育の啓蒙のためには、離島での同様のシンポジウムの開催が望まれる。離島の教育委員会との連携を積極的に進める必要がある。
5.参加者の感想
子どもの貧困の問題、学力低下の件で未来を背負っていく沖縄の子ども達の事をとても心配しています。辺野古ばかりを言っている政治家や経済ばかりの財界、そして社会の論議のリーダーであるメディアは何をしているのかと怒る事度々ですが、今日の講演をきいて、しっかりやるべきことをやってくださる方々が居られることでホッとしました。私は老齢ですがボランティアなどを通じて沖縄の役に立ちたいと思います。リカレントに大変なお役目をされている放送大学に感謝したく、これからも沖縄の人々の知力向上のために永く力強く運営されて行きますよう心から願っています。ありがとうございました。(70代・一般)
6.写真
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