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徳島学習センター 2019年度 URL:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/tokushima/
プロジェクト名: モラエス顕彰による「ふるさと創生」プロジェクト
1.プロジェクト概要

大正時代初期から昭和時代初期にかけて晩年を徳島で過ごしたポルトガルの文人モラエス(1854-1929)を取り上げて、徳島大学モラエス研究会や徳島日本ポルトガル協会等からの協力を得て、9月に集中的に6回シリーズのイベントを開催した。第1回から第4回までのイベントでは、モラエスの生い立ちから日本移住後の神戸でのポルトガル領事としての仕事や徳島での生活と著作物などについて、学生および一般市民の参加者と意見交換をしたほか、第5回目にはポルトガルの大衆歌謡「ファド」の演奏にも触れ、また第6回ではモラエス関係の映画を鑑賞しながら、モラエスを顕彰することによって、「ふるさと創生」をめざして徳島の地域文化の推進に寄与できるよう努めた。

*実施体制(主催、共催、後援等)
放送大学徳島学習センター主催、徳島大学モラエス研究会・徳島日本ポルトガル協会・徳島「ファド」会・徳島県立総合大学校協力

*事務局体制(人数等)
徳島学習センター所長がコーディネータを務め、同センター職員5名が事務処理を行った。

2.プロジェクトの成果
今回のプロジェクトでは講演主体のものではなく、「ふれあいサロン」の形式でミニ講演者と参加者の中でさまざまな意見交換をすることに重きを置いた。その意見交換の中でとりわけ中心となったのは、「神戸大阪ポルトガル領事の職を辞してまで、モラエスはなぜ徳島に移住してきたのか」という点であった。この問題についての意見交換を通して、モラエスが徳島に移住してきた当時は「古きよき時代」の雰囲気が多分に残っていたことを再確認し、今こそモラエスの残した文化遺産に注目して、「ふるさと創生」をめざすべきであるとの共通認識を得た。
3.プロジェクトの課題
モラエスの著作は当時の日本庶民の生活を克明に描いており、貴重な文化遺産である。ところが、数年前にモラエス館が老朽化のため取り壊されて以来、仮設の展示場を転々としている。私たちは新設をめざして、モラエス顕彰をさらに強化して、「ふるさと創生」に寄与するのが大きな課題である。
4.今後の展開計画
徳島学習センターでは県立図書館との共催で毎月1回開催している「まなびの森」講演会でモラエスをテーマに取り上げるとともに、モラエスに造詣の深い人に面接授業を担当してもらって、多くの学生にもモラエスのことを学ぶ機会を提供することによって、さらにモラエス顕彰に務めていたきい。
5.参加者の感想
9年前に発足した徳島大学モラエス研究会に参加して、モラエスについてさまざまなことを学んできたが、このたび放送大学徳島学習センターでも「モラエス」プロジェクトを企画していただいて、うれしく思う。今回の「モラエス」プロジェクトでは、神戸大阪ポルトガル領事かつポルトガルの文人モラエスについてほとんど予備知識を持ち合わせていない一般市民の参加者も多く、ミニ講演者に対してこれまでにないような質問もあり、皆で話し合うことができて、たいへん有意義であった。私たち徳島日本ポルトガル協会も今後とも徳島大学並びに放送大学と連携していきながら、モラエス顕彰を通して「ふるさと創生」に務めていきたい。
6.写真
令和元年9月1日「モラエスの前半生の軌跡-生い立ちから日本移住まで-」
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令和元年9月7日「神戸時代のモラエス-イタリア代弁領事・モラエスのお仕事-」
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令和元年9月8日「徳島時代のモラエス-モラエスの遺言と経済事情-」
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令和元年9月14日「徳島時代のモラエス-愛しきオヨネのふるさとへ-」
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令和元年9月15日「ポルトガルの大衆歌謡『ファド』」
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令和元年9月22日「パウロ・ローシャ監督の映画『恋の浮島』」
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