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地域貢献への取り組み

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(放送大学エキスパート)
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地域貢献への取り組み

2019年度 和歌山学習センター

施設名

和歌山学習センター

年度 2019年度
URL https://www.sc.ouj.ac.jp/center/wakayama/
プロジェクト名 幼保こども園を核にする大学地域連携の「地域で子そだち・子そだて支援」づくり―遊び学びは生きる力―
1.プロジェクト概要

子育ちには、特に幼児・小学校低学年期に、集団の中で、またモノや自然にふれる中で、夢中になって遊ぶことが重要で、その中で子どもは成長心を育み、個性・人格、自律心、社会性を獲得していく。少子化と個化が進む今日の地域社会には、そのような場所が無く、見守る人もいない。子どもを中心に大人も参加できる遊び学びプログラムを実施し、その楽しさを体験する。幼保こども園を核とし、大学と地域が連携する「地域で子そだち・子そだて支援」の可能性を探る。そのため、以下を実施する。❶園児と地域住民団体、学生が参加して取り組む遊び学び社会体験プログラムの計画と実施、❷園の実情とニーズの把握や連携による保育教育の充実や子育て相談機能強化の支援の方法検討、❸地域「子ども居場所づくり」活動支援、❹子どもと大人の山村留学体験Ⅲ、❺フォーラム『幼保こども園を核にする大学地域連携の「地域で子そだち・子そだて支援」づくり』の開催、❻成果報告書作成。

*実施体制(主催、共催、後援等)
放送大学和歌山学習センター地域コミュニティ支援リーダー塾学生

*事務局体制(人数等)
地域リーダー塾学生 7名、和歌山学習センター

2.プロジェクトの成果
1)2019年8月1日から3日間、④「子どもと大人の山村留学体験Ⅲ」を和歌山県かつらぎ町新城で同地区「美しむらづくりの会」を支援して実施。子ども12名と大人3名が参加、子ども9名は全日程参加だった。
2)2019年9月28日から翌年2月迄6回、①の「園児と地域住民団体、学生が参加して取り組む遊び学び社会体験プログラムの計画と実施」として、「子どもカフェ」を実施。幼児子どもと親、こども園先生、地域ボランティアなどが参加し、物作り遊び学びをした。
3)2019年12月8日、⑤の講演とパネル討論会を実施。大学教員とこども園園長の講演、活動に参加している放送大生2名が加わり、パネル討論を実施。
4)次の、②の「園の実情とニーズの把握や連携による保育教育の充実や子育て相談機能強化の支援の方法検討」は、2020年2月下旬に地元の幼保こども園と大学を訪問、意見交換の約束をしたが、新型コロナウィルス騒ぎで、余儀なく中止した。 5)以上の活動成果を冊子にまとめ、印刷配布する。
3.プロジェクトの課題
プロジェクトで実施する活動は、楽しさもあるがそれなりにハードなところがあり、放送大生の新規メンバー参加が無かった。しかし一般の参加者の中には、実験的に取り組んでいる活動への共感と協力の申し出をする人もあり、その継続が課題。
4.今後の展開計画
幼保園、こども園等と大学、地域が連携、協力して「地域で子そだち・子育て支援」を行うことの意義や重要性が確認された。「山村ふるさと体験」や「子どもカフェ」を継続し、学生地域貢献フィールドワーク、大学の研究教育機能とうまく結び付け、連携、協力して実施できる体制作りを試みる。
5.参加者の感想
2015年度より3年間、新城地区は和歌山県の過疎集落再生・活性化支援事業の対象地区となり、地域住民、関係者の皆様の尽力により、子育て中の家族2世帯が新城に移住してきてくれた。地域おこし協力隊の青年は3年間の任期が満了した後も新城にそのまま居住してくれているし、新しい女性の協力隊員も着任し活躍してくれている。旧新城小学校も、美術館を併設した新城地域交流センター「すぎのこ」として生まれ変わり、区民発信の様々な新しい活動がうまれて、地域が少しずつ活性化してきているのを感じることができる。
「山村ふるさと体験」は今年も大変好評であったので、来年度からも是非続けていきたい。放送大学和歌山学習センター学生のネットワークにより、まちと山村のお互いのニーズが合致し、地域間交流の機会につながった。また、事業の実施には、放送大学地域貢献プロジェクトの支援を利用させていただいた。関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、今後も大学との連携は続けていきたいと考えている。
6.写真
1)子どもと大人の山村留学体験Ⅲ(和歌山県那賀郡かつらぎ町新城 2019年8月1日~3日)
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今回は途中の駅までJR電車できました
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今年のイカダの調子はどうかな?
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2日目 出された宿題の絵の完成を目指します
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昼からは、おきまりのイカダ遊び
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3日間よく遊び学びしました!修了証を渡します!
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帰りは、コミュニティバス、JR電車を利用します
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自分で切符を買います
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電車が来た!後もうちょっとだ!
2)なないろ子どもカフェ (2019年9月28日~2020年2月15日 月1回の合計6回)
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はじめてだから自己紹介しますね
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クリームソーダ作りです
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始める前にパプリカダンスするよ!
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今回は、ホットケーキ作りにチャレンジ!
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まだ焼けてないかな?
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リーダー塾のおじさんが手品します!
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今日はサンタのおじさんもやって来ました!
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ミニドーナツケーキ作りします!
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はやく食べたい!
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今日も楽しく歌をうたっておしまい!
3) フォーラム:遊び学びは生きる力―地域で子そだち・子育て支援づくり―
~幼保こども園を核にする大学地域連携~ (2019年12月8日 13時30分~16時30分)
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小田 真弓氏(和歌山信愛大学 講師)
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浦野 美惠氏(社会福祉法人 和歌山社会事業協会 木ノ本こども園 園長)
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森下 順子氏(和歌山信愛大学 准教授)
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阪田 由美子氏(和歌山信愛女子短期大学 子育て支援員研修担当/放送大学教養学部 学生)
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南部 博美氏(放送大学教養学部 学生)
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キッズスペースで

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