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地域貢献への取り組み

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(放送大学エキスパート)
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地域貢献への取り組み

2020年度 北海道学習センター

施設名

北海道学習センター

年度 2020年度
URL https://www.sc.ouj.ac.jp/center/hokkaido/
プロジェクト名 学生支援プロジェクト「どうみん流」2020
1.プロジェクト概要

本プロジェクトは、再視聴施設近郊の在学者に交流の場を提供し、学生の修学意欲向上と継続入学の増につなげることを主な目的とした。その際、大らかな道産子気質を持った学生同士の助け合いを活かそうとした。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大、札幌から道内への往来自粛の要請等を受けて、開催方法の見直しを行うこととなり、学習センターからZoom配信で交流する方式に変更した。開催内容は、主に客員教員による講演配信の他、学生サークルの活動を紹介するとともに、Zoomの機能を活用し、小編成による「何でも相談」や学生同士による交流の場を設けた。
なお、再視聴施設のうち帯広については、当初の開催日程を繰り下げることで、唯一、学生交流会の視聴会場として、近郊在学者の交流の場と入学希望者の個別相談の場を設けることができた。

*実施体制(主催、共催、後援等)
主催:北海道学習センター
協力:北海道学習センター学友会、学生サークル「パソコン学び隊」

*事務局体制(人数等)
北海道学習センター所長、事務長、職員8名

2.プロジェクトの成果
全4回の開催で延べ300名弱の参加を得た。参加案内にあたり、機関誌に掲載する他、ターゲットを絞り、郵送で案内した。Zoom活用というハードルの高さから、高齢者は郵送案内の対象外としたが、予想以上の問合せがあり、接続テストの回数を増やし、事前サポートに力を注ぐことで多くの高齢者から参加を得た。開催内容の一つ「所長と何でも話そう」では、賑やかな光景が見られた。また、サークル紹介の一つ、パソコン学び隊の「バーチャル学生控室」では、地方から新しい仲間が加わった。今回のイベントは、参加者と主催者双方でZoomの習熟機会となり、今後のイベント活用やWeb学習相談、日常の学生支援などで大いに効果を発揮し、地方在学者との距離を縮めることができると確信した。
【参加者数】
 第1回 1月30日(土):52名
 第2回 2月6日(土):80名
 第3回 2月10日(水):69名
 第4回 2月21日(日):87名
3.プロジェクトの課題
地方在学者は仲間と出会える機会が限られるが、それが当たり前という意識も根強い。学習の目的は様々であるが、特に生涯学習を目的とする地方の学生に遠隔コミュニケーションを取り入れる意識を醸成し、大学生活をより充実してもらえるよう取り組む必要がある。
4.今後の展開計画
コロナ禍においては、Zoomを活用した講演企画等を実施し、在学者とつながる機会を継続する。
なお、新規参加者の獲得にあたっては、機関誌等に案内の上、Zoomの通信テストを兼ねた交流の場や事務的な相談の場を定期的に設け、Zoom利用の習熟者を増やす取り組みを継続したい。
5.参加者の感想
私は昨年4月に入学しましたが、コロナ禍で他の学生さんとお会いすることは一度もありませんでした。今回、Zoomを通じて、職員の方や他の学生さんと知り会えたことは私にとっての財産です。まず有難かったのは、Zoomの接続テストで手厚くサポートいただいたことです。一度も使ったことのない身にとってはハードルが高く、「間違えても良い」が前提の接続は、Zoomを学ぶ絶好のチャンスでした。また、交流会ではサークル「パソコン学び隊」の皆さんと出会い、楽しくてとうとうサークルに加入することになりました。函館から学習センターまでJRの特急で片道3時間半もかかるのでサークル活動ができるとは思いもしませんでしたがバーチャルの世界であればそれも可能なんですね。学生交流会に快く迎え入れてくださったすべての皆さんに感謝します。
6.写真
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5分間の制限時間内でアピールするトップバトラー,文京SCから参戦!(第1回)
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講演の盛り上がりには熱心な質問者の存在が欠かせません(第2回)
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「所長と何でも話そう」で刺激的な質問に 苦笑いで応える新田所長(第2回)
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第2部パソコン学び隊主催による「バーチャル学生控室」ではほのぼのとした交流が見られました(第3回)
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参加が少ない?実は操作卓のPCの中には70名のZoom参加者が!(第4回)
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唯一再視聴施設に会場を設置した帯広ではZoom終了後に懇談会を開催,入学間もない方が仲間と初交流(第4回)

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