地域貢献への取り組み
2020年度 静岡学習センター
施設名 | 静岡学習センター |
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年度 | 2020年度 |
URL | https://www.sc.ouj.ac.jp/center/shizuoka/ |
プロジェクト名 | 静岡学習センターにおけるオンライン教育サービスの推進 |
1.プロジェクト概要 | ||||||||||||||
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2020年度は、「コロナ禍」の進行の下、学習センターにおいてもオンラインによる広報・社会貢献が求められた。静岡学習センターでは、公開講演会や大学説明会などの企画に対し、会場では三密会費を徹底させ、他方ではオンライン配信を併用させることによって、これまで以上に広域の市民・学生に向けたサービスを目指した。この方針の下、7回の公開講演会(1回は中止)のうち6回と、6回の大学説明会すべてをオンライン併用で実施し、これまで以上に多くの市民・学生の参加を得て好評であった。これを可能にするために、新たに高速パソコン数台を購入して運用し、事後のYouTube配信をも行った。 *関連ウェブサイトURL *実施体制(主催、共催、後援等) *事務局体制(人数等) |
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||||||||
学長裁量経費により、高速ノートパソコン4台他、オンライン配信のための機器を購入し、広報用ポスター作製を行った。企画した7つの公開講演会のうち、中止を余儀なくされた1回を除き、6回をオンライン併用で実施し、来場者制限の下でも延べ183名(平均30名強)の参加を得、当日オンライン視聴者は355名(平均約60名)、事後の公開動画アクセス数は458名(平均75名)と、多くのオンライン視聴者を得て好評であった。また、今年度の大学説明会も、三島・静岡市・浜松の3会場で2回ずつ6回、オンライン併用で行ったが、会場には47名(平均8名)の参加、オンラインには88名(平均15名)の参加と通常年度よりも大きな広がりを見た。この企画への取り組みにおいて、(「学位記授与式」・「入学者の集い」を含め)諸行事のオンライン配信において、小さなトラブルへの対処能力も含めて、技術的ノウハウが飛躍的に高まり、今後のセンターでの諸企画での新たな社会サービスの可能性を拓いた。 | ||||||||||||||
3.プロジェクトの課題 | ||||||||||||||
公開講演会6回、大学説明会6回、「学位記授与式・入学者の集い」と研究報告会などの諸企画のすべてにオンライン配信を行ったことによって、様々な会場条件などにおける音声トラブルへの対応、映像切り替えのノウハウ、事後のコンテンツ配信と様々な著作権対応など多くの経験を経て、今後のよりスムースな実施への知見を得た。特に広報担当主幹と事務長の対応能力に支持されて進めたが、今後はこのノウハウをより一般化して、他の職員にも担うことができるようにする課題がある。 | ||||||||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||||||||
2021年度においても、今年度の経験を踏まえて、予定している7本の公開講演会のうち6回をオンライン併用で進めることとしている。また、諸行事についても同様にオンライン併用で進める予定である。特に来年度は、諸企画でのオンライン実施において、オンライン視聴者の参加をリアルタイムで促すなど、新たな工夫が必要となってくる。 | ||||||||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||||||||
千葉学習センター所属 S 様 コロナ禍、他の学習センターでは講演会等が中止となる中、静岡学習センターではWith コロナを見据えた、オンライン併用で公開講演会を実施していただき、ありがとうございます。遠隔地にいるものも聞くことが出来る素晴らしい企画だと思います。また、すでに中山さんには伝えてございますが、中山さんの講演を聞いて以下の3点の感想を持ちました。 ・市長と住民が膝詰めで話をした対話集会、榛村市長がご著書『地域学のすすめ』で”書けば責任は重い”と書いておられたが、正にその書いた物、レジメを見ることが出来たことは非常に感激をしました。地方自治の原点みたいな活動だったんだということを改めて感じました。 ・生涯学習については、今もその方法は色々と模索しているものと私は思っていますが、街づくり、人づくりを通じておこなった掛川の例がよくわかりました。 ・講演を通じて、生涯学習の一つとして考えられている放送大学、リカレント教育の場でご自身がなさってきた仕事を学問というレベルで問い直してまとめられたことは非常にすばらしいことであり、セカンドライフでの一つのあるべき形を示されたものと思いました。そして同様な研究が今後増えたら素晴らしいことだなと思う講演でした。 今後も素晴らしい企画を楽しみにしております。 |
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6.写真 | ||||||||||||||
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