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地域貢献への取り組み

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地域貢献への取り組み

2021年度 奈良学習センター

施設名

奈良学習センター

年度 2021年度
URL https://www.sc.ouj.ac.jp/center/nara/
プロジェクト名 興福寺で放送大学—写経と埋蔵物から興福寺を語る—
1.プロジェクト概要

「地域リーダー育成支援と地域貢献」の観点から、興福寺という修行・学問の道場でもあった著名仏教寺院との連携事業「興福寺で放送大学」を2019年度、2020年度と実施し、好評を博した。興福寺とも縁の深い「なら・観光ボランティアガイドの会」の協力・参加を得て実施することで、奈良学習センターの地域性を最大限に生かした地域リーダーの育成と地域の発展への継続的貢献が実践可能となっている。また、奈良学習センターの開設25周年記念事業の意味合いも込めて、「興福寺で放送大学」第三弾を企画し、広く一般に公開する。今回は、興福寺発掘調査の中心人物、及び奈良を代表する正倉院宝物のエキスパートを講演講師として招来し実施した。なお、新型コロナウイルス対策として規模縮小、入場時の体調チェック、ワクチン接種の確認、マスク着用の義務付け、三密の回避等に充分配慮して実施した。

*実施体制(主催、共催、後援等)
主催:放送大学奈良学習センター
共催:法相宗大本山興福寺
後援:朝日新聞社寺社文化財みらいセンター、なら・観光ボランティアガイドの会

*事務局体制(人数等)
運営・広報(奈良SC3人、興福寺1人)当日の運営等(奈良SC3人、興福寺2人、なら・観光ボランティアガイドの会5人)

2.プロジェクトの成果
過去2回と同様に「なら・観光ボランティアガイドの会」の協力を得て、200名の会場に参加者・関係者計39名の席を設け三密を回避した万全の状況の下に進行することが出来た。地域貢献の観点からは、地域住民および放送大学同窓生の知識欲を大いに満たすことができた。参加者アンケートでは、講演内容「非常に良かった11名・良かった17名」と評価され(有効回答30)、公演中・公演後の聴講者の反応からも高い関心を与えたことが実感された。また、奈良SC25周年記念事業として企画した2021年度公開事業のうち、唯一実施できた事業であり、その点からも実施の意義は大きい。参加者には放送大学リーフレットを配布し、講演に先立ち、所長が奈良SCの紹介を行った結果、対象者の半数が入学に関心を示すなど広報面での成果もあげられた。
3.プロジェクトの課題
長期化するCOVID19禍のため、少人数聴講者の下での開催が続いている。今後の見通しも立たないため、今年度配置された録画器機による講演録画を行い、一定条件下での視聴許可などの検討が必要である。なお、企画趣旨および著作権等の問題からWEB配信は考えていない。
4.今後の展開計画
日本屈指の寺院との連携活動は、地域貢献の観点からは無論、放送大学の知名度向上に大変効果的である。そのため、興福寺およびなら・観光ボランティアガイドの会とは今後も協力関係を維持し諸活動を展開したい。更に、他の著名寺社との連携も検討していきたい。
5.参加者の感想

第一講座 「興福寺と古代の写経」・・・・正倉院文書からのアプローチ
古文書が苦手なものですから、参考資料の標題と、資料プリントを見た時点で、私の頭は思考停止。しかし、先生のお話にそって資料を追って行くと、興福寺西金堂供養にたどり着く。日本史の教科書にサラッと書かれていた史実が広がってくる。ああそうなんだと感動。資料の古文書に少し近づけたように思いました。

第二講座 「興福寺を発掘して-伝説とみどころ-」
興福寺発掘でわかったことを、わかりやすく、楽しく講義していただきました。知っていると頭から思い込んでいた興福寺の立地。そして深い谷を持った崖地に建てられたからこその龍伝説。南大門土壇の成り立ち。知らないことばかりでした。また、是非受講させていただきたく思います。

6.写真
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