地域貢献への取り組み
2021年度 和歌山学習センター
施設名 | 和歌山学習センター |
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年度 | 2021年度 |
URL | https://www.sc.ouj.ac.jp/center/wakayama/ |
プロジェクト名 | オンラインリモート遊び学び地域で子そだち・子そだて支援の実践 |
1.プロジェクト概要 | ||||||||||||||||
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新型コロナ禍のもと,様々な制約を受けながら日常を過ごす社会混乱が続く。企業や学校は,リモートワークやオンライン授業を導入するなど,社会のDX化が進んでいる。人はストレスを溜め,孤独感をつのらせる生活を強いられている。新型コロナ禍の社会混乱はやがて収まると思われるが,社会のDX化はさらに進むであろう。多発する自然災害や、国際関係の急変による想定外の危機に備える,社会の持続性のレジリエント化が必要である。 人と人の対面性や集団性が抑制される状況で、親の子育て力や家族の見守り,保育幼児教育に携わる者の果たす役割が一層重要となっている。そこにどのように、子育ち・子育ての支援に関わっていけるかが問われる。 本プロジェクトでは,1)新しいリアルとバーチャル融合のオンラインリモート遊び学びの方法の開発、2)ICTを使った遊び学び支援できる地域人材の育成,の二つを重点取り組みとして加え,この課題にアプローチする。< 放送大学和歌山学習センターリーダー塾学生を主体に,無料のネットビデオ会議ツールを使い、①市販の札取カードゲームを使ったネットバトルを実施して,ネットでつながる遊び学びの楽しさを経験する。さらにリアルとバーチャルを融合した、新しい②オンラインリモート遊び学びの方法の開発を行う。ゲームリーダーが適宜交替することで,③オンラインリモート遊び学び実践指導できる地域人材の育成、を行う。地域の幼小教育の人材育成を担う大学教員やゼミ生との協力連携を得ながら実施する。 *実施体制(主催、共催、後援等) *事務局体制(人数等) |
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||||||||||
1)イベントプログラム1「親と子で参加 オンラインリモート紙芝居 参加型 おばけの森! 実演・研究」 9月25日午前10時~12時 2)イベントプログラム2「オンラインリモート参加型 紙芝居 第2回 おばけの森! 実演・研究」10月30日10時20分~12時20分 3)イベントプログラム3「オンラインリモート参加型 居芝紙 第3回 おばけの森! 実演・遊び研究」 11月27日10時20分~12時20分 4)イベントプログラム4「オンラインリモートリアルタイム 参加型 紙芝居など オモシロ わくわく 遊び! チャレンジ」 2022年1月9日の13時30分~15時30分 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||||||||||
PCやスマホ,タブレットを使ってリアル・バーチャル混在で新しい遊び方ができることが分かった。しかし,そのような遊び学び方が知られていないため,それに適した低価格の遊び学びゲームを見つけるのが困難だった。演出,遊び方の展開,子どもの参加の仕方などに工夫を要した。 | ||||||||||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||||||||||
PC,タブレット,スマホなどを使ったオンラインリモートビデオによるリアル・バーチャル混在ハイブリッド環境での子どもの遊び学びは子どもの育つ力の強化につながり,子どものプライバシーに配慮した楽しい遊び学びプログラムの開発が必要と考えている。 | ||||||||||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||||||||||
(参加親子)オンラインリモート遊びの形式は,昨年も行っておりだんだん慣れてきて子どもも興味を持ってくれています。紙芝居「おばけの森」は,しかけによって何回も楽しめましたし,学生さんたちも,いろいろ工夫して考えてくれていました。幼児は,30分ほどで集中力が途切れてしまうので,途中でうまく休憩を入れるなどの工夫が必要と思いました。 | ||||||||||||||||
6.写真 | ||||||||||||||||
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