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地域貢献への取り組み

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(放送大学エキスパート)
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地域貢献への取り組み

2022年度 石川学習センター

施設名

石川学習センター

年度 2022年度
URL https://www.sc.ouj.ac.jp/center/ishikawa/
プロジェクト名 高齢者を対象とする有効性を期待したIT教育の取組み
1.プロジェクト概要

石川学習センターへの来訪者や利用者がここ数年減少傾向にあり、その原因の一つとして、放送大学が提供する授業科目の大部分がインターネットで提供され始めたことが考えられる。このことは大変便利であるが、パソコン操作等に不便を感じている高齢者は多く、若者との間にIT格差が起きていると言わざるを得ない。
本プロジェクトでは、他の学習センターでのIT教育の実情を調査・見学するとともに、石川学習センター所属学生へのITに関連したアンケートを実施した。さらに、近隣の大学に講師を依頼し、ITを苦手とする高齢者を対象に、IT教育に関する3回の講座(「インターネットの基本知識」「インターネット検索の活用」「情報発信」)を開設した。

*実施体制(主催、共催、後援等)
石川学習センターが主催した。

*事務局体制(人数等)
講座の補助として、事務職員2人がパソコン等の操作サポートを行った。

2.プロジェクトの成果
東京文京学習センターにて、ITに関連した学生からの問合せとその対応等についてお聞きするとともに意見交換を行った。また、視聴学習室や多目的講義室、大塚図書館などの施設見学を行い、大人数が利用する学習センターでの実情を理解でき、これからのセンター運営の参考となった。アンケート調査は36%の回収率であり、当センター所属学生のIT実情が把握できた。さらに、当センターへの要望等自由記述も多くあり、今後のセンター運営に活かしていく予定である。一方、3回のIT教育講座は丁寧なパソコン指導のため人数を10名に限定し実施した。受講者の多くはパソコン操作にそれほど慣れていなかったが、3回目の講座では受講生一人一人の発表がZoomでできるまで、ITへの理解が進んでいることを窺えた。
3.プロジェクトの課題
アンケート結果より、パソコン操作が不得手な高齢者が当センターにある程度在籍していることがわかった。今回は10名限定でIT教育講座を開講したが、より多くの希望者に懇切丁寧な指導を行うための課題が残った。
4.今後の展開計画
今回のIT教育講座は当センターでは初めての試みであり、同窓会会員を対象として施行的に限定開講した。結果として今後につながる成果が得られたため、次年度以降は本格的に実施を計画したいと考えている。
5.参加者の感想
この講座を受けるまでは自分で何ができるのかよくわからなかった。自分でできるのはヤフーの検索サイトから情報をとることや放送大学のシステムWAKABAを使うことぐらいであった。ランとかランケーブルなどは何のことかわからない。今回3回の講座を受講して、それまでテレビ等でZoomを使った会議を見ていたが、今回自分もできると思い、娘とZoomで会話ができ、たいへんうれしかった。また、パワーポイントについて今回初めて作り方や画面の送り方がわかり、いつか自分でできるようになりたいと思った。丁寧な指導をしていただきありがとうございました。
6.写真
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