地域貢献への取り組み

2022年度　神奈川学習センター

施設名	神奈川学習センター
年度	２０２２年度
URL	https://www.sc.ouj.ac.jp/center/kanagawa/
プロジェクト名	横浜市大岡地区センターと放送大学神奈川学習センターとの連携公開講演会の実施

１．プロジェクト概要

横浜市には、「地域住民が、自らの生活環境の向上のために自主的に活動し、及びスポーツ、レクリエーション、クラブ活動等を通じて相互の交流を深めることのできる場」として地区センターが設置されている。その一つである大岡地区センターと神奈川学習センターは、2019年度から学長裁量経費の支援の下、共催で公開講演会を開催し好評を博している。2023年度の公開講演会は、11月及び3月に実施した。講演会参加者の間隔を十分に空けるなど必要な感染症防止対策を行ったうえで実施した。
この公開講演会を通じて、生涯学習に関する教養を市民の方々に深めていただき、これを機に両機関の認知度のさらなる向上を図るとともに、両機関の活用を促進する。

＊実施体制（主催、共催、後援等）
横浜市大岡地区センターと神奈川学習センターの共催

＊事務局体制（人数等）
横浜市大岡地区センター　２名（館長、副館長）
神奈川学習センター　４名（所長、事務長、総務係長、総務係員）

２．プロジェクトの成果

11月に開催した公開講演会「鎌倉文士13人 -古都鎌倉は文学の都-」は33人、3月に開催した公開講演会「音楽と物語」は44人の参加があった。特に3月の「音楽と物語」は受付開始から2日で満席となるほど人気が高かった。
参加者に対して実施したアンケートではおおむね高い評価を得た。大岡地区センターと連携して開催したことで、放送大学学園中期計画「10.学習センターの地域連携機能の充実」を果たすと共に、市民の教養向上と放送大学の認知度の向上に貢献した。
また、放送大学ではどのような講義を行っているのか知りたい等の声もあり、学生募集活動としての意義もあった。

３．プロジェクトの課題

コロナ禍においては、感染対策やソーシャルディスタンスを確保しながら適正な募集人数を設定し、大岡地区センターと神奈川学習センター双方で使用している広報媒体で広報活動を行うことにより、参加者の募集を図りたい。

４．今後の展開計画

2023年度も、引き続き大岡地区センターと共催して公開講演会を開催する方向で検討を行っている。施設は大岡地区センターを使用し、当SCの客員教授や母体校の教員等による、地域連携に相応しいテーマの講演を計画している。

５．参加者の感想

参加者の感想の一部をここに掲載する。
・非常に分かりやすく、よいLectureでした。ありがとうございました。豊かな時間をもてて、とても良かったです。
・有名な文士にゆかりある近い地にすみながら、良くわかっていませんでした。今日のわかりやすいご講演で非常に興味がわいてきました。
・鎌倉文士それぞれの性格、文学作品等についての解釈とても参考になりました。
・有名な文士、初めて聞いた文士、各々が歩んだ道、とても興味深い内容で良かったです。中也の詩、読みたくなりました。

６．写真

「鎌倉文士13人 -古都鎌倉は文学の都-」

「音楽と物語」

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2022年度 神奈川学習センター

2022年度　神奈川学習センター