ページの先頭です
ホームホーム

地域貢献への取り組み

学長メッセージ 地域貢献への取り組み 科目群履修認証制度
(放送大学エキスパート)
地域の特色等を活かした
面接授業
地域貢献活動をする
学生の紹介

地域貢献への取り組み

2022年度 奈良学習センター

施設名

奈良学習センター

年度 2022年度
URL https://www.sc.ouj.ac.jp/center/nara/
プロジェクト名 興福寺で放送大学ー奈良の美ー
1.プロジェクト概要

「地域リーダー育成支援と地域貢献」の観点から、興福寺という修行・学問の道場でもあった著名仏教寺院との連携事業「興福寺で放送大学」を2019年度から毎年実施し好評を博している。興福寺は、2018年に伽藍の中心になる最も重要な建物である中金堂の再建落慶を行い、2020年には国宝五重塔の約120年ぶりの大規模修理の準備に着手するなど、各方面からの関心を集めており、地域特性と強力なメディア発信力を有している。その興福寺とも縁の深い「なら・観光ボランティアガイドの会」の協力・参加を得て実施することで、奈良学習センターの地域性を最大限に生かした地域リーダーの育成と地域の発展への継続的貢献が実践可能であるため、引き続き「興福寺で放送大学」第四弾を企画し、広く一般に公開した。今回は、「奈良の美」をテーマとして、伝統工芸にみる美と万葉歌に歌われている万物の美について、それぞれのエキスパートに語って頂いた。なお、新型コロナウイルス対策として規模縮小、入場時の体調チェック、マスク着用の義務付け、三密の回避等に充分配慮して実施した。

*実施体制(主催、共催、後援等)
主催:放送大学奈良学習センター
共催:法相宗大本山興福寺
後援:朝日新聞社寺社文化財みらいセンター、なら・観光ボランティアガイドの会

*事務局体制(人数等)
運営・広報(奈良SC3名、興福寺1名)当日の運営等(奈良SC3名、興福寺1名、なら・観光ボランティアガイドの会5名)

2.プロジェクトの成果
過去3回と同様に「なら・観光ボランティアガイドの会」の協力を得て、200名の会場に約100名の席を設け三密を回避した万全の状況の下に進行することが出来た。申し込み開始から約8日間で定員に達しこの講演会への関心の高さが伺える。参加者74名からのアンケートによると参加者のうち98%が「非常に良かった23名」「良かった27名」と回答している。(有効回答61名)
また公演中、公演後の受講者の反応や参加者アンケートを見ると「大変貴重なお話しを拝聴でき、ありがとうございました。次も続きを是非お聞きしたいです。」「講師の先生方のなじみやすい語り口に引き込まれました。次の機会が楽しみです。」等高評価であった。講演に先立ち、所長から奈良SCの紹介等を行ったほか、参加申し込みフォームの質問等から判断すると参加者の70%以上が興味関心を持っていることがわかり、その内11名に関しては資料の送付も希望するとあり、広報面での効果があったと思われる。
3.プロジェクトの課題
公演中に受講者から会場の扉を開放して欲しい旨の要望があり、途中から扉を開放したことからウィズコロナの時代の講演会場の定員など講演会の在り方を検討する必要がある。
4.今後の展開計画
歴史ある奈良の地を活かし、日本屈指の寺院との連携活動は、地域貢献の観点からは勿論、放送大学の知名度向上に大変効果的である。興福寺及びなら・観光ボランティアガイドの会とは今後も協力関係を維持し諸活動を展開したい。更に、他の著名寺院との連携も検討していきたい。
5.参加者の感想
第一講座 「万葉文化」の美ー歌・書・絵画ー
古文、漢詩がなれていないためか難しかったです。しかし奈良時代の書、絵についてお話をお聞きしてよかったです。万葉文化館に行きたくなりました。
第二講座 近世大和の美術工芸
レジメがカラーですごいと思いました。仏像や絵画は目にすることは多々ありますが焼き物や一刀彫りの講義は聞いたことがなく新鮮だった。
全体を通して
奈良の奥深さを再認識しました。知らないことが沢山で目からうろこでした。連綿と継続された歴史と技術の継承に感動し、濃い中味で満足です。
6.写真
写真 写真
写真 写真
写真 写真

ページの先頭へ