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地域貢献への取り組み

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(放送大学エキスパート)
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地域貢献への取り組み

2022年度 沖縄学習センター

施設名

沖縄学習センター

年度 2022年度
URL https://www.sc.ouj.ac.jp/center/okinawa/
プロジェクト名 放送大学沖縄学習センター学生による地域住民のための無料講習会
1.プロジェクト概要

講習会では、「沖縄の三線と踊りの基本を学ぶ」と「基礎から学ぶ宅建入門」の二つの講習会を開設した。当該プロジェクトは、当センターで特異なる才能・資格を持つ学生が講師となって、地域住民を対象に学生の知的資源を提供すること(地域貢献)、そしてそのことにより放送大学学生募集(広報活動)にも繋げることを目的とした。
①「沖縄の三線と踊りの基本を学ぶ」では、1日2時間の計4回(8時間)、水曜日に行った。受講者は9人で、三線の弾き方、三線の楽譜である工工四(くんくんしー)の読み方、三線の基礎である「安波節」と琉球舞踊の基本について学んだ。三線サークルと琉球舞踊同好会の計7名が協力者として講習会をサポートした。
②「基礎から学ぶ宅建入門」では、1日2時間の講習会を計6回(12時間)、日曜日に行った。受講者は14名。講習会は宅建士試験に関する基礎に主眼を置き、「宅地建物取引業法」「営業保証金制度・弁済業務保証金制度」「業務上の規則」「自ら売主制度」「報酬に関する制限」「監督・罰則」について学んだ。受講生の気分転換を兼ねて、宅建の過去問などにも挑戦してもらった。

*事務局体制(人数等)
所長-事務長-総務担当(1)-会計担当(1) の4人体制

2.プロジェクトの成果
プロジェクトの目的に沿った効果を3つの視点から述べる。
(講師)放送大学在学中の学生が講師を務めたが、「教えることの難しさ」を実感し、それと同時に「教えることの楽しさ」を学んだ。
(地域住民)地域住民にセンターへ足を運んでもらったことは今後の学生募集にも繋がる。講習会の開始前にその都度、放送大学の概要などについて説明した。面接授業についても説明したところ興味を持つ受講者も見られた。また、受講者からの紹介で、県内高等学校の進路指導担当教員が後日センターに来所する等、広報活動としての成果が感じられた。
(センター学生)受講対象者は地域住民を優先したが、沖縄SCの学生も参加した。受講者の中には今回の講習会をきっかけに「三線サークル」に加入した者もいた。
3.プロジェクトの課題
「沖縄の三線と踊りの基本を学ぶ」では、「三線」と「爪」を持参できることを受講の条件としたこと、そして受講日を講師の都合で平日(水曜日)(15:00-17:00)に設定したことが受講者が9名(募集人員10名)となった要因であると思われる。地域住民からは、受講したいが「三線を持っていない」「曜日が合わない」との電話照会が数件あった。「日程」と「受講の条件」が課題であった。
4.今後の展開計画
2つの講習会は受講生からの反応も極めて良く、特に「沖縄の三線と踊りの基本を学ぶ」講習会では、有料でも受講したいとの意見があった。今回の受講内容の割合は三線7:琉球舞踊3であったが、今後、「琉球舞踊」、「三線」をそれぞれメインとしたコース(各4時間)を別々で実施し、最終講義では、琉球舞踊+三線の合同発表会(1時間)が実施できる講習会を計画したい。
「基礎から学ぶ宅建入門」については「宅建対策無料講座」の開設なども踏まえ、計画していきたい。
5.参加者の感想
「沖縄の三線と踊りの基本を学ぶ」
一人ひとりに付いて指導してくれたので良かった。工工四(くんくんしー)の細かい事が学べてよかった。先生の独唱もよかった。
「基礎から学ぶ宅建入門」
とても分かりやい講習だった。生活していく上で、最も役に立つ知識だと思った。今後とも生涯学習として、勉強していきたい。
6.写真
(三線)
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(宅建)
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