地域貢献への取り組み
2022年度 静岡学習センター
施設名 | 静岡学習センター |
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年度 | 2022年度 |
URL | https://www.sc.ouj.ac.jp/center/shizuoka/ |
プロジェクト名 | 開設30周年記念事業を活⽤した静岡学習センターの活性化 |
1.プロジェクト概要 | ||||||||||||
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静岡学習センターの30周年を祝うとともに、2022年度を通して周年プロジェクト行うことで、各種機関及び一般県民等への対外広報と学生の満足度の向上に貢献し、センターの更なる活性化を図る諸行事を展開してきた。 *実施体制(主催、共催、後援等) |
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||||||
プロジェクトを行ってきた成果として以下の点があげられる。 ①式典開催に際して、岩永学長にもご出席いただき、県内大学関係者、静岡県教育委員会、三島市の協力と参列と祝辞等を賜り、放送大学静岡学習センターとの連携協力関係を広く宣伝できる機会となった。また、このコロナ禍にあっても、式典・講演会の参加者は70名、オンライン参加者を含めると、130名を数え、コロナ禍以来、最高数の参加者・視聴者となった。 ②30周年を機会に、記念連続公開講演会の一つ(第3回目)を三島市との共催事業として実施し、今後も継続して自治体との共催事業を実施していきたい。 ③報道機関への情報提供と取材要請により、2回の新聞報道を掲載していただくことができ、これを通じて、広く県民に放送大学の存在と歴史を宣伝する機会となった。 ④30周年を、式典をはじめ記念誌製作、連続講演会など、学生とともに祝い事業を実施できたこと、また岩永学長に特別講演会を行っていただいたことは、在学生に取って、歴史のある放送大学での学びが一人ひとりの喜びになりえることを確認できることとなった。 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||||||
30周年を一過性のイベントとして終えるのではなく、次の10年、20年へのステップとして、学生とともに捉えていく必要がある。そのためには、今後のセンター事業(学位記授与式、入学者の集い、公開講演会など)を通じて、同窓会、学燈会等の学生団体をはじめとした学生との繋がりをさらに強固なものにしていく必要がある。 | ||||||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||||||
30年の歴史をもって今後さらに学生数の拡大を目指した広報活動と、認知定着の地域事業(共催事業・講演事業)を計画し進めていく。 | ||||||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||||||
静岡学習センター30周年記念式典に参加できたことは、大変幸運に思います。実はこの春、放送大学を24年かけて卒業したばかりでした。米寿にいたって、生涯学修(習)にふさわしい時間を放送大学でたっぷりと、過ごさせてもらったことに感謝しています。そして、学習センターの皆さんに、お礼を申し上げなければなりません。 振り返って自分の人生をどう生きるかの方向性は、不思議なことに中学生の時決めました。国木田独歩の「非凡なる凡人」の主人公桂正作と自分を重ね合わせてみたからです。彼は貧しい家庭の出身でした。天から与えられた才能は中位、学校の成績も中等だった。ただどこかで勇猛心を持っていた。何か自分と似ているなあと感じたからです。凡人でも計画を立てて一歩一歩着実に目的に向かって実行を重ねれば成就できるし、それが非凡に通ずると説かれた作品に勇気をもらいました。 彼が信奉する西国立志編(スマイルスの自助論)は別として、社会人になってからも、凡人でも努力を重ねれば達成できるし、非凡に通ずることもできる。この信念は役立ちました。放送大学でも6コース達成できたのも同様です。 今や静岡学習センターの陣容は、石井所長はじめ最高でいうことなしです。本部に対しては外国人の教授を増やして国際化に対応を図ってほしいと要望します。 あらためて、静岡学習センターの繁栄をこころから祈っておる次第です。(周年記念誌より) |
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6.写真 | ||||||||||||
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