地域貢献への取り組み

福岡学習センターでは、自治体等とのコラボ講演会などを実施して放送大学での学びの宣伝を行い、学生数の増加に務めてきた。これまで北九州市、大野城市、福津市、宗像市などと実施したが、今回は春日市と連携して公開講演会などを実施し、地域への貢献を図ると共に放送大学での学びへと導く。

2023年3月に春日市と多様な学びの提供や生涯学習の振興などを目的とする協定を締結し、この協定に基づき、いくつかの連携事業（多様な学びの提供・相互資源の活用）を今後実施していくこととしており、そのうちの一つの取り組みとして、同市と連携した市民向けの公開講演会を毎年1回程度開催する予定である。

具体的には、福岡学習センターの客員教員等に講演を依頼し、春日市内の公共施設を会場とし、春日市民や放送大学学生であれば誰でも参加できる無料の講演会を検討中である。
講演テーマは市民の関心が高く親しみやすいものとすることにより、学ぶことの喜びに気づき、また学びたくなる気持ちを参加者が持つことができるような内容とし、放送大学を知ってもらう。

また、福岡学習センターで実施したアンケートでは、入学のきっかけが「家族や知人からの勧め」の割合が最も高いことから、学ぶ楽しさを周りに伝えたくなるような内容とし、放送大学の認知度を上げるよう工夫する。

公開講演会では放送大学を紹介する場を設けることにより、身近な場所に学びの拠点となる放送大学があることをまず春日市民に知ってもらい、将来的に入学に繋がるよう地域に向けた広報活動を春日市と連携して行う。