【事業の目的】
島嶼地域である沖縄県は施政方針の項目の一つに、「学びと生きがいを支える多様な生涯学習環境の実現」を掲げ、離島等の遠隔地の自治体と連携協力して、場所を問わず、学びたいときに自発的に学べる環境づくりに向けて、遠隔講義配信システムの利用促進など広域的な生涯学習推進体制の充実に取り組んでいる。また、学園の中期計画の計画6「学習センター等の学びの拠点としての機能の充実」、計画10「学習センターの地域連携機能の充実」の推進が求められている。このような背景を受け、沖縄SCでも放送大学が有する豊富な教育資源を活用して様々な学びの機会と場の提供に努めている。本年度は、市民への周知を兼ねた公開講演会の開催を、市教育委員会と共催で行う。
【事業の内容】(別紙資料添付)
本公開講演会は沖縄SC(本島西原町)の大講義室との宮古島市内の会場(未来創造センター大ホール)とをオンライン(Zoomの同時双方向)で結び、(1)宮古島の歴史文化や特性をテーマとし、(2)沖縄SCの面接授業の講師又は次年度講師候補によって、宮古島市内の会場から2講演、沖縄SCの大講義室から1講演で行う。対面での参加人数は各会場50-100名程度で実施し、会場外参加希望者にはZoomの招待URLを送る(100名以内)。なお、本講演会は離島を結ぶ公開講演会として先駆事業となる。
【事業の効果】
本講演会は、1)宮古学習室(仮称)の設置に向けた情報提供と共に、放送大学の広報活動(学生募集)につながる。2)地域住民への多様な学びと生涯学習の推進を目指す第3次宮古島市教育ビジョン(教育振興計画)の施策の推進に寄与できる。
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