(事業の目的)
地域の公共施設との連携による講演会「秋田をまなぶ講座シリーズ」は2009年から始まり、毎年3~4回の実施を継続し、昨年度も3回の講演会を対面形式で実施した事業である。また、講演会の演題の策定にあたっては地域の要望を受け地域の特色を活かした講演企画と講師選定を行っている。令和7年度の講演会テーマも各地域に関連した内容であるため、多くの方に参加いただき活発な議論と共に地域の活性化への活動に展開されるものと考えている。
なお、本講座シリーズは、既に県内ほぼ全ての地域で開催実績があり、2巡目、3巡目を向かえた地域もあり、講演会ごとに放送大学の周知とアンケートの実施を行うなどしているため、秋田学習センターの地域との連携強化だけではなく広報活動にも大きく貢献している。
(実施内容)
令和7年度の講演会『秋田をまなぶ講座シリーズ2025』は、下記のとおり地域の歴史・文化を題材にしたもの3件を実施する計画となっており、特に第3回の講演会はここ数年に秋田県内に発生した水害に関連した題材であり、地域住民の安全・安心に深くかかわる内容となっている。
【第1回】
・日時:令和7年7月5日(土)13:30~15:00 ・会場:男鹿市民ふれあいプラザ(秋田県男鹿市) ・定員100名
・演題:「男鹿半島の活断層 もたされた恵みと地震災害の脅威」
・講師:秋田大学大学院国際資源学研究科 准教授 西川 治 氏
【第2回】
・日時:令和7年9月6日(土)13:30~15:00 ・会場:きららとしょかん土崎図書館(秋田県秋田市)・定員30名
・演題:「秋田弁の魅力を探る-多様な特質とはたらき-」
・講師:秋田大学教育文化学部 教授 大橋 純一 氏
【第3回】
・日時:令和7年10月25日(土)13:30~15:00 会場:花火伝統文化継承資料館(秋田県大仙市) ・定員:30名
・演題:「最近の秋田県における災害について」
・講師:秋田大学大学院理工学研究科 准教授 渡邉 一也 氏
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