【事業の目的】 山口学習センターでは、29歳以下の若年層学生の割合が2018年度の9.6%から2025年度には20.6%へと倍増している。この背景には通信制高校出身者の増加や、社会人のリスキリング需要の若年化等が考えられる。 本事業は、孤立しがちな通信制での学習を「正規職への就職・転職」や「地元定着」という具体的な出口に結びつけるため、キャリア教育と地域連携を強化することを目的とする。
【現状と課題】 1.キャリア・リテラシーの不足:単位修得を社会的・職業的自立に向けた実務能力や自己PR(履歴書・面接)へ結びつけるための知識不足 2.社会・企業の理解不足:企業側の「通信制大学」に対する旧来の思い込みをアップデートし、20代の学生が一人でデジタル学習を継続する「高い自己管理能力」を正当に評価させる仕組みの不在 3.地方の課題:若者の県外流出が喫緊の課題であり、地元企業との接点創出が急務
【事業内容】 母体校や山口県インターンシップ協議会等の既存リソースを最大活用し、以下の3軸で展開する。 1.キャリア教育の実施と個別最適化 ・キャリア教育を専門とする講師による講演会の実施 ・「学んだことをどう履歴書に書くか」等に特化した指導プログラムの実施 2.地域連携・インターンシップの推進 ・山口県インターンシップ協議会との連携を強化し、インターンシップの参加学生の開拓 3.SNS等によるキャリア・コンテンツの周知の強化 ・キャリア教育を核とした、若年層向けのキャリア・コンテンツ及び体験談等の周知
【期待される成果】 1.就職・転職実績の向上:キャリア支援による「学士(教養)」の価値化 2.地域活性化:地元企業へ優秀な「自律型人材(放送大学生)」の輩出による若者の県内定着 3.若年層の除籍率低下:コミュニティ形成による学習モチベーションの維持 4.新規学生の獲得:20代を中心とした支援体制の周知による、県内の潜在的学習層(通信制高校生、フリーター等)の新規出願増
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