障がいのある方への修学支援

1.修学上の合理的配慮について

障がいのある方への修学支援(本学では、修学上の合理的配慮と言います)は、それぞれの障がいの特性や大学側の状況などを勘案し、希望される方ご自身と本学とが相談・協議のうえ、決定されるものです。
修学上の合理的配慮をご希望の方は、入学前に3.申し込み先等にご相談ください。
入学後においても修学上の合理的配慮を希望する必要が生じた場合は、随時、3.申し込み先等にご相談ください。

2.修学上の合理的配慮の例

以下は修学上の合理的配慮の例(一部)です。このような対応が常時可能であることを保証するものではなく、過重な負担等となる場合には提供できません。

2-1.放送授業

  • 放送授業の録画・録音データ(DVD, CD)の貸し出し
  • 印刷教材のテキストデータ(本文のみ)の提供
    ※1全科目対象。ただし、図表、写真、一部の外国語等テキスト化困難なデータの提供は行っておりません。※2障がい等の理由により、印刷教材の利用が困難な方に限ります。それ以外の方への提供は行っておりません。修学上の合理的配慮に係る手続きを済ませた上で、科目登録/入金後に所属学習センターにテキストデータ提供希望の申請をしてください。
  • (一部科目において)ラジオ科目の講義原稿等提供(ラジオ科目における情報保証状況一覧新規タブで開く

【参考】基本的にTV科目にはすべて字幕が挿入されています。

※1生放送形式の科目、英語・独語以外の外国語科目、音楽科目など字幕付与困難な科目を除きます。※2字幕制作はTV科目の完成後に行うため、新規開講科目に字幕が付くのは放送開始の翌年度からになります。

2-2.オンライン授業

オンライン授業は、科目によって講義で用いる教材や課題の種類が異なるため、履修前にご相談ください。

  • 講義映像の字幕データ提供

【参考】オンライン授業科目の講義映像にはすべて字幕が挿入されています。

2-3.面接授業

面接授業における修学上の合理的配慮の希望については、入学時等にご提出いただいている修学上の合理的配慮願とは別に科目登録前に面接授業を開講している学習センターにお問い合わせください。

  • 希望座席の確保
  • 補助犬や介助者(手話通訳士・ノートテイカー等を含む)を伴っての受講、および補助犬や介助者のための座席等の確保
  • 車椅子での入室、車椅子用特製机の持参利用
  • 支援機器の持参利用(ノート・タブレットPC、補聴器・FM補聴システム、点字板・点字ディスプレイ・点字タイプライター、拡大鏡、照明器具、録音機、カメラ等)
  • 配付資料の電子データ提供
  • レポート提出期限の延長、試験時間の延長等

2-4.ライブWeb授業

  • 講義資料等の事前提供
  • 自動音声認識ソフトの使用許可
  • 講義録画の視聴
  • レポート提出期限の延長、試験時間の延長等

【参考】Web会議システム(Zoom)を利用した授業ではZoomの字幕を表示する機能を利用することができます。

2-5.単位認定試験(自宅等でWeb受験する場合)

  • 介助者による画面読み上げ、操作補助(解答入力含む)
  • 支援機器・アプリの利用(画面拡大、音声読上、入力補助装置等)
  • 試験時間の延長
  • 郵送受験型科目におけるPC利用

2-6.単位認定試験(学習センターに来所して受験する場合)

  • 希望座席の確保
  • 補助犬や介助者を伴っての受験、および補助犬や介助者のための座席等の確保
  • 車椅子での入室、車椅子用特製机の持参利用
  • (受験学習センター内での)別室受験
  • 試験時間の延長
  • 出題に用いられる媒体等の変更(点字・音声等)
  • 拡大問題用紙・拡大解答用紙の使用
  • 支援機器の持参利用(ノート・タブレットPC、補聴器・FM補聴システム、点字板・点字ディスプレイ・点字タイプライター、拡大鏡、照明器具等)
  • 試験監督員による択一式問題のマークシートへの転記
  • 注意事項の文書伝達

2-7.卒業研究(全科履修生のみ)

  • 希望座席の確保
  • 補助犬や介助者(手話通訳士・ノートテイカー等を含む)を伴っての受講、および補助犬や介助者のための座席等の確保
  • 車椅子での入室、車椅子用特製机の持参利用
  • 録音機器の持ち込み
  • 指導教員作成資料の電子データ提供
  • 支援機器の持参利用(ノート・タブレットPC、補聴器・FM補聴システム、点字板・点字ディスプレイ・点字タイプライター、拡大鏡、照明器具等)

2-8.研究指導(大学院修士全科生・博士全科生のみ)

  • 希望座席の確保
  • 補助犬や介助者(手話通訳士・ノートテイカー等を含む)を伴っての受講、および補助犬や介助者のための座席等の確保
  • 車椅子での入室、車椅子用特製机の持参利用
  • 録音機器の持ち込み
  • 指導教員作成資料の電子データ提供
  • 支援機器の持参利用(ノート・タブレットPC、補聴器・FM補聴システム、点字板・点字ディスプレイ・点字タイプライター、拡大鏡、照明器具等)

3.申し込み先等

教養学部生(全科履修生、選科履修生、科目履修生)、修士選科生、修士科目生

所属を希望する学習センターまたはサテライトスペースにお問い合わせください。相談の際は、事前に以下の「修学上の合理的配慮申込届」を、所属を希望する学習センターまたはサテライトスペースにご提出ください。

印刷は両面でお願いします。

修学上の合理的配慮申込届

教養学部生

大学院(修士選科生・修士科目生)

集中科目履修生

修士全科生、博士全科生

出願の前に、修学上の合理的配慮希望調書を提出してください。詳細は募集要項でご確認ください。