情報コース

情報学を学ぼう

情報コースでは、情報社会の中で生活する私たちに欠かせない、情報のありかたや情報技術を扱います。情報技術の習得に加えて、情報という視点からさまざまな問題を解決する術を身につけることを目指します。

授業科目ピックアップ

AIシステムと人・社会との関係('20)

第3次AIブームでは、国家・企業間でAIシステムの熾烈な研究開発競争が続いています。講義では、AIの社会実装の状況を、機械学習などの技術と共に紹介します。これによって、AIが現在もダイナミックに変化し続けていることを理解し、AIシステムと人・社会との関係が密接になっていく将来を展望できるようになることを目指してください。

情報社会のユニバーサルデザイン('19)

現代社会を生きる上で欠かせない情報へのアクセス。それは年齢や環境にかかわらず保障されるべきなのです。書籍や放送メディア、Web上のコンテンツ、教育プログラムなどのユニバーサルデザインをどう進めるか、あなたが貢献できることは何なのか、ぜひこのコースで学んでください。

授業科目案内

学びのケース紹介

ケース1

新たなスキルを得たい

パソコンやスマートフォンは日常的に使っているが、専門的な勉強をしたことはない。情報技術のスキルを得て、仕事でも生かせるようにしたい。

職業:会社員

年齢:30代

学位を取得したい方におすすめの科目
情報社会の全体像を知りたい
  • 身近なネットワークサービス('20)

  • 日常生活のデジタルメディア('18)

  • 情報技術が拓く人間理解('20)

実践的な知識を身につけたい
  • 情報ネットワーク('18)

  • Webのしくみと応用('19)

  • コンピュータとソフトウェア('18)

プログラミングにも挑戦したい
  • C言語基礎演習('20)

  • データ構造とプログラミング('18)

  • Javaプログラミングの基礎('16)

ケース2

AIについて学びたい

自社にAIが導入できないか考えており、AIについて基礎から学びたい。

企業の管理職

年齢:50代

学位を取得したい方におすすめの科目
情報処理や統計の基礎を学びたい
  • 計算の科学と手引き('19)

  • 表計算プログラミングの基礎('19)

  • Rで学ぶ確率統計('21)

専門的な知識を得たい
  • データの分析と知識発見('20)

  • 問題解決の数理('21)

  • 自然言語処理('19)

AIと社会との関わりを学びたい
  • AIシステムと人・社会との関係('20)

  • 情報技術が拓く人間理解('20)

大学院の紹介

情報コースには大学院もあります。 より知的探求をしたい方、社会人になってから取得を目指す方におすすめです。幅広い年齢の方が入学をされています。

教員一覧

青木久美子の顔写真
青木 久美子 教授
情報コミュニケーション学/教育工学/社会情報学

修士課程・博士課程と米国の大学で修め、情報技術と人間及び社会との関係性について研究をしてきました。放送大学着任以前は、ハワイ大学でコミュニケーション学を、ロチェスター工科大学で情報技術論を、ボストン大学で研究法を主に教えていました。帰国後、メディア教育開発センターでeラーニングに関する研究を、そして、現在では、広く技術の社会的影響に関心を持っています。

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秋光淳生の顔写真
秋光 淳生 准教授
数理工学

神奈川県出身。数理工学を専攻し、学生時代は脳の数理モデルをテーマにしていました。研究放送大学では ICT を用いた双方向の学習環境の構築に取り組んできました。現在は生涯学習における ICT を活用した学びの環境づくりについて関心を持って研究を行っています。

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浅井紀久夫の顔写真
浅井 紀久夫 教授
マルチメディア情報学

工学部の学生時代、ものづくりに携わったことでその奥深さを知りました。技能やデザインのように、これまでは人間の勘や経験に頼っていた物事を、データと機械学習に基づくやり方で再現し、ヒューマンコンピュータインタラクションの新たな展開を目指します。

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大西仁の顔写真
大西 仁 教授
認知科学

思考、学習、知覚、運動制御の情報処理メカニズムの解明を目指し、実験とモデル構築に基づく研究を行っています。特に、違和感や協和感のような曖昧な感覚が生じるメカニズムに興味があります。また、情報通信工学への応用にも取り組んでいます。

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加藤浩の顔写真
加藤 浩 教授
教育工学

広島県出身。コンピュータやインターネットを活用して教育を改善する研究開発をしています。学びとは実践のコミュニティへの参加の過程であるという状況的学習理論の立場から、協調学習の支援と評価の問題に取り組んでいます。

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近藤智嗣の顔写真
近藤 智嗣 理事/副学長/教授
映像コンテンツ開発/博物館展示

これまで、幼児の映像認知、バーチャル空間、博物館展示、ミクストリアリティ、視線計測、映像制作技術等、映像メディア関係に携わってきました。放送大学は面接授業の他に多様なメディアを利用した授業が特長です。今後もこの先駆的な研究開発を推進します。

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芝﨑順司の顔写真
芝﨑 順司 教授
教育工学/メディア教育

東京都の出身です。これまでメディアリテラシー、メディア教育、教材開発、映像評価や授業評価支援ツール、リメディアル(学習のやり直し)教育などについて研究してきました。一方で、情報ネットワークやデータベースなど情報基盤の授業も担当しています。

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鈴木一史の顔写真
鈴木 一史 教授
計算機科学/コンピューターサイエンス

放送大学では、データ構造、アルゴリズム、プログラミング等のCSの基礎となる授業科目を担当しています。

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辰己丈夫の顔写真
辰己 丈夫 教授
情報学/情報教育/情報倫理

数学科出身で数理論理学を研究していました。一方で、情報倫理や情報セキュリティなど、情報学と人間の関わりについても興味を持っています。雑学が好きで、広くいろいろなことを知り、そして、考える事が大事という主義で、日々、生活しております。

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辻靖彦の顔写真
辻 靖彦 教授
教育工学

埼玉県出身。Webの技術を用いた教育・学習システムの研究開発、そしてシステムの実践的な教育利用及び高等教育における調査研究を行っています。

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中川一史の顔写真
中川 一史 センター長/教授
メディア教育/情報教育

主な研究テーマとしては、初等中等教育における ICT 活用やメディア教育、情報教育に関心をもっています。

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中谷多哉子の顔写真
中谷 多哉子 教授
ソフトウェア工学/要求工学

ソフトウェア技術者として企業に勤めた後、オブジェクト指向開発手法に関する開発支援を行うために独立し、学位取得を期に、活動の場を大学に移しました。「楽しくなければ!」をモットーに、ソフトウェア開発プロセスと技術の改善、開発に力を注いでいます。

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仁科エミの顔写真
仁科 エミ 教授
情報環境学

東京都出身。音響・映像等のメディア情報が人間に及ぼす影響を脳科学・情報環境学等の手法を活用して多角的に捉え、「脳にやさしいメディア」を実現するための研究をしています。可聴域をこえる超高周波の基幹脳活性化効果の応用にも取り組んでいます。

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葉田善章の顔写真
葉田 善章 准教授
情報工学/教育工学

専門は情報工学,教育工学です。私たちの生活様式を変えつつあるコンピュータやネットワークの技術を活用した,学習者に適した学習環境の実現に興味があります。データに基づいた教材や学習システムの構築,改善のためのしくみ作りを進めています。

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平岡斉士の顔写真
平岡 斉士 准教授
インストラクショナル・デザイン/ICTの教育利活用/認知心理学

認知心理学をバックボーンとし、学習・教育を効果・効率・魅力的に設計・改善するための方法論の確立と実践、学問領域名で言うならば「インストラクショナル・デザイン(ID)」を主な専門としています。「学習をするのは学習者である」という立場で、教員が教えるのではなく学習者自身に学ばせるための設計とはどういうものかを検討し、設計したり実践したりをしています。

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広瀬洋子の顔写真
広瀬 洋子 特任教授
メディア教育/社会人類学

青春の旅の途中で、英国で社会人類学と出会いました。個性的な学者たち、大志を胸に世界中から集まった学生たち、そして国を追われた人々の現実・・、性別、肌の色、年齢、障害のあるなし関わらず、人間の生きることの切実さと社会というものの奥深さに圧倒され、胸が震えました。あの頃の気持ちを、これからも持ち続けて行きたいと思います。

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伏見清香の顔写真
伏見 清香 教授
デザイン学/情報デザイン

情報デザイン、空間デザイン、ビジュアルデザインの分野で研究・教育活動を行ってきました。携帯情報端末を使用した鑑賞支援等、視覚伝達を主に、人と情報をつなぐデザインの研究を行っています。

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森本容介の顔写真
森本 容介 マネージャー/教授
教育工学

徳島県出身。専門は教育工学です。学習情報検索システムやeラーニングシステムなど、広くICTを活用した学習支援システムに関する研究開発に取り組んでいます。

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柳沼良知の顔写真
柳沼 良知 教授
情報工学/マルチメディア情報処理

画像や映像、音声、テキストといった多様な情報の処理や、それらを統合したデータ分析、データベース化手法などについて研究を行っています。特に、画像データベース、映像検索、大規模データの処理・分析など。

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山田恒夫の顔写真
山田 恒夫 教授
情報学/教育工学/学習心理学

情報と人間/教育との関わりを広く研究しています。学習・学術コンテンツの開発・共有・流通・電子出版(特にオープン教育資源)、サイバーボランティア(eボランティア)、国際技術標準とデジタルエコシステム、学習解析と電子履歴証明に関心があります。

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