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授業紹介

人間・環境情報とDX(’25)

主任講師川原 靖弘、片桐 祥雅

急速に深化しつつある人工知能を背景に、日常生活空間の様々なデジタルデータから有益な情報を抽出し蓄積した知識を共有化しITを通じて利用する社会が到来しようとしている。本科目では、こうした深化しつつある人間および生活環境に係るデジタルトランスフォーメーションを理解するための基盤技術とその適応方法を具体的事例を踏まえて学ぶとともに、技術の限界を知り、打破するための技術を展望する。

疾病の成立と回復促進(’25)

主任講師岡田 忍、佐伯 由香

疾病によって引き起こされる様々な身体内部の変化と生活への影響、疾病の回復過程とそれを促進する要因についての知識は、疾病を予防し、疾病に対して適切な医療、看護の提供するために不可欠なものである。本講義では、看護師が疾病の成立と回復促進を理解することの必要性、疾病の原因とそれによって細胞や組織に生じる変化、基本的な病変の成り立ち、疾病に対して提供される医療についての講義を行ったうえで、生命活動や生活にどのような障害をもたらすのかという視点から、様々な疾病について解説する。

老年看護学(’25)

主任講師井出 訓

老年期を生きることの意味と価値との理解を深め、生物学的な老化から高齢者施策を含む社会的な視点に立ちつつ高齢者を捉えながら、老いを生きる人々への看護を考えていく授業である。授業の構成としては、老年看護学が対象とする高齢者の生活と健康を、高齢期に体験される「老い」という視点から理解した上で、加齢に伴う心身の変化の特徴を、全人的な多角的観点から学習する。

精神看護学(’25)

主任講師山田 典子、桐山 啓一郎

看護学において人を生物学的・心理社会学的存在として捉える全人的観点は必須である。本科目は対象を、「精神活動の主体」、「成長し続ける主体」、「地域で生活する主体」として捉え、対象の自立支援を主軸に学習する。

グリーフサポートと死生学(’24)

主任講師石丸 昌彦、山崎 浩司

病気、自死、事故、災害、流産などによる大切な人との死別は、しばしばグリーフ(悲嘆)を引き起こす。グリーフは死生学の中心的なトピックの1つであり、本講義では、現代日本におけるグリーフの多様性と、グリーフサポートのあり方や展開について、理論と実践例を交えつつ解説する。受講生は、グリーフおよびグリーフサポートの理解を深め、自らのグリーフを捉え直す際に、また、家族、市民ボランティア、医療福祉専門職、行政職員などとしてグリーフサポートを実践する際に、押さえておきたい基本的な知識、態度、要点を学ぶ。

成人看護学(’24)

主任講師林 直子、佐藤 まゆみ

成人期にある人々を対象に、その人にとって最適な健康を維持、増進するための看護援助を学びます。本科目は全15回から構成し、まず、第1回目に成人期にある人の心身の特徴と健康問題について概説します。次に、第2回目と第3回目で、手術治療を受ける成人患者及び慢性的な経過をたどる健康障害を抱える成人患者への看護援助方法について概説し、第4回目以降は、成人期に起こる主要な健康障害をとりあげ、その看護援助方法について概説します。さらに第15回目では、死に直面した成人期にある人とその家族への看護援助方法について概説します。

食と健康(’24)

主任講師朝倉 富子、佐藤 隆一郎

ヒトをはじめとする生物は、食物からエネルギーを得、栄養素を獲得することによって生命を維持している。すなわち、「食」は生きるための根幹である。本講義では、栄養素がどのように体内で消化・吸収され、代謝を受けて利用されていくかを理解する。さらに、各種栄養素の特徴について学び、食生活が原因となる疾病やその予防など、食生活と健康に関わる問題の理解を深める。

基礎看護学(’24)

主任講師戸ヶ里 泰典

基礎看護学は文字通り看護学の学問的基盤であり、導入部であり、看護専門職者として活動する上で誰もが共通して身につけておかねばならない知識を体系化した広範な学問領域となっている。そこで本授業では、こうした広範な領域の中から、看護専門職者として活動する上で必要、かつ、看護ケアの質の向上を計るうえで特に重要視されている基礎的な知識に関する項目を15回に分けて取り上げる。各項目では最新の知見も取り入れつつも、看護師が活躍する保健・医療の現場における看護実践に資する知見も織り交ぜる形で教授し、学習者の理解をはかる。

看護管理と医療安全(’24)

主任講師飯島 佐知子、田中 幸子

臨床における看護管理とは、患者や家族に安全に質の高い看護ケアを与えるために看護職員が行う仕事の過程である。本科目ではマネジメントサイクル、組織構造、看護提供システム、目標管理、キャリア開発、リーダーシップ理論、労務管理、看護の質の評価と管理、情報管理、財務管理について講義する。医療安全では、医療事故の定義、看護業務における医療事故の分類、看護事故防止の考え方、注射、輸液、内服、経管栄養、チューブ管理、転倒・転落、入浴中の事故の防止など看護関連事故の具体的方法について講義する。また、看護に関わる制度、政策について概説する。

障害者の自立と制度(’24)

主任講師松井 彰彦、川島 聡

本講義は、障害者の自立と制度を中心に、特に経済学と法学の観点から、障害者の日常生活・社会生活における困難や制限を改善・解消するアプローチについて理解を深めることを目的とする。 この科目は、福祉領域の専門科目として位置付けられるが、障害者の自立と福祉に関する理論・事例・制度を広く取り上げているので、一般市民、障害者とその家族、医療・福祉・教育などの専門職のみならず、さまざまな一般の事業者・事業主をも受講対象として想定している。

地域生活を支える社会福祉と法(’24)

主任講師平部 康子、木村 茂喜

本講義は、社会福祉と法の関係を主題とする。社会福祉の領域において人権がいかに具体的に尊重されているか、それを保障するために、社会福祉にかかわる事業者、行政機関、立法機関、紛争解決機関の役割と責任が構成されているかを学ぶ。本講義では、裁判例をはじめとする具体的な事例を取り上げ、制度全体を貫く法の原理・原則を学ぶ。そのために、人権理念と社会福祉の関係を再検討するとともに、現代的な権利と義務の問題に関する基本的な視点をおさえ、かつ実践的な課題にも応えようとする。利用者の権利擁護や紛争解決に関わる、福祉職、看護職、法律職などの関連職種にも役に立つものとなるだろう。

リスクコミュニケーションの探究(’23)

主任講師奈良 由美子

度重なる自然災害、さらには新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックと、リスクコミュニケーションの必要性が指摘される事象は枚挙にいとまがありません。この科目では、リスクコミュニケーションの考え方、具体的手法、多様な主体の関わり方等について、具体的な事例(自然災害、感染症、原発事故、食品問題、AIなど)をとりあげながら講義を行います。

ソーシャルシティ(’23)

主任講師川原 靖弘、鈴木 淳一

人のコミュニケーションによるまちの活性化に重点を置き計画されるまちづくりが注目されている。本講義では、まちの住民、来街者、運営者それぞれの視点からみた、持続的なまちづくりの社会的意義について論じる。また、まちづくりにおいて導入が進められているICT(情報通信技術)について解説し、生活者の行動把握、まち空間のソーシャルグラフの生成、サステナブルなまちづくりへの活用などについて、事例を交えながら紹介する。

健康と社会(’23)

主任講師戸ヶ里 泰典

私たちの健康や生活をとりまくさまざまな社会状況について取り上げながら、納得のいく医療を受け、社会や環境を健康的によりよく変えていくための視点、考え方、行動、スキルについて、学生らが自分自身の問題として習得することを狙いとしている。健康・病気と保健・医療の問題を、市民・住民の問題として社会的にみること、あるいは社会的に対応することの重要性について、多彩なゲストや具体例を交えて解説する。

今日のメンタルヘルス(’23)

主任講師石丸 昌彦

メンタルヘルスすなわち人の心の健康を支える力は、ライフサイクルの中で養われ、人と人とのネットワークの中で維持されるものである。この科目では、そのような健康な力を育むメカニズムを学ぶとともに、メンタルヘルスの不調をもたらす精神疾患のあらましを知り、生活の場において生じるさまざまな問題の現状と対策を考えていく。メンタルヘルスの危機が叫ばれている今日、すべての生活者にとって喫緊のテーマを扱うものである。

人体の構造と機能(’22)

主任講師坂井 建雄、岡田 隆夫

私たちの健康は正常な構造が正常に機能して初めて可能となる。看護師などの医療職に就くためには私たちの身体の正常な構造を知り、それがどのように機能しているかを理解しておく必要がある。私たちの身体の中には胃や腸、心臓、筋肉等々さまざまな器官・組織があるが、これらは互いに独立して働いているわけではなく、筋運動をすると心拍が速くなることからもわかるように、相互に密接に関連しながら機能している。このような機能の調節をも含めて、トータルとしての人体の構造と機能を理解することを目標とする。

地理空間情報の基礎と活用(’22)

主任講師川原 靖弘、関本 義秀

誰もが自由に地理空間情報を利用できる時代になり、生活者にとって有益な地理空間情報サービスシステムが至る所に存在するようになりました。生活者の、安心・安全、利便性を目的としたサービスや先端の技術を使った地理空間情報システムの紹介を通して、生活における地理空間情報のニーズ、システム構築に必要な技術、地理空間情報の表現・分析方法について解説し、現代における地理空間情報システムの存在意義について考えます。

暮らしに活かす不動産学(’22)

主任講師齊藤 広子、中城 康彦

わたしたちの暮らしは、土地や建物といった不動産を基盤にしています。暮らしに身近な不動産であるにも関わらず、十分な知識をもっていないことが多く、、正しい知識があればより豊かな暮らしにつながります。そこで、暮らしの中で出会う身近なテーマを取り上げて、不動産に関する基礎的な知識を教授し、豊かな暮らしの実現を目指します。豊かな暮らしの実現には、国民一人一人が不動産に関する知識を身につけることが必要であるという視点から、生活者が一生のうちで、出会うことが多いテーマを取り上げます。

運動と健康(’22)

主任講師関根 紀子

現代社会では,健康の維持・増進や生活習慣病予防のため,運動やスポーツの重要性が高まっています.本講義では,はじめに運動に関わるヒトの機能,運動・スポーツに対する身体の応答や適応について,運動生理学的な基礎について学びます.また,それらを踏まえ,トレーニングや生活習慣病予防のための運動を行う際の注意点を理解することを目指します.

看護学概説(’22)

主任講師山内 豊明

看護学の主たる概念や諸理論に関わる先進的知織を幅広く獲得し、実践の科学である看護学に対する理解を深めることを意図しています。医療を提供する側の関係者のみならず、医療の受け手になる可能性のある一般の方々にも、ぜひ興味を持って学んでいただきたいと思っております。

小児看護学(’22)

主任講師江本 リナ

近年の子どもと家族を取り巻く社会は、子どもの貧困、児童虐待、いじめや自殺、災害による子どもの生活変化などの厳しい局面にさらされています。また、小児医療においては、高度医療に伴い子どもの疾病は複雑で重症化し、医療依存度の高い子どもや成人期に持ち越される慢性疾患をわずらう子どもが増加するなどの課題も多いです。このような状況にある子どもが、最善の利益が守られ健やかに成長・発達できるよう、個々の発達段階と健康レベルに応じた援助を学び、子どもと家族に対する看護の役割を考えていきます。

社会福祉―新しい地平を拓く(’22)

主任講師山田 知子

誰の人生も浮き沈みがあり、いつでも順風満帆というわけではない。病気や障害、失業、家族の葛藤、老後資金の枯渇など様々な生活危機に対し、社会福祉の制度やサービスが用意されている。本講義では、まず社会福祉の基本理念、福祉政策が形成された社会的背景について述べ、次に貧困、子どもの福祉、障害のある人々の福祉、福祉人材などの現状と課題について検討する。最後に生活問題解決のための当事者と市民協働の様々な新しい取り組みを紹介する。受講者とともにこれからの社会福祉の在り方を考えたい。

子どもの人権をどうまもるのか(’21)

主任講師山縣 文治

人口構造と家族構造の変化の中で、わが国の子どもを取り巻く環境も変化し、多くの新たな問題が生じています。講義では、子どもの人権をまもるための社会的方策と具体的な実践について述べ、子どもの貧困、虐待、保育、障がいのある子どもへの支援、ひとり親家庭や若者の問題など関連する分野にも視野をひろげ多角的に子どもの問題を取り上げます。子ども家庭福祉関連施設や機関の現状、働く人々が抱える問題、歴史的考察、国連の動向や先進諸国の取り組みなどを紹介しながら、われわれが取り組むべき課題と解決策について、受講者とともに考えていきます。

家族問題と家族支援(’20)

主任講師下夷 美幸

家族が抱える問題をどのように理解し、問題解決に向けていかに支援するか。このことは問題の当事者であり、支援の受け手である個人や家族だけでなく、多くの人々の関心事となっています。本授業では、不登校や非行、DVや児童虐待、介護殺人といった福祉・司法に関わる問題、精神障がいや終末期など医療に関わる問題に焦点をあて、家族問題の実態と求められる支援について考えていきます。

生活環境情報の表現-GIS入門(’20)

主任講師川原 靖弘、(瀬戸 寿一)

近年の生活空間における情報通信技術(ICT)の発展と通信インフラの整備により、生活者は、場所や時間を選ばず、日常的に情報を享受するだけでなく発信が可能になりました。このような今日の生活環境で扱う情報の中で、地理空間情報および地理情報システム(GIS)に焦点を当て、その扱い方、表現方法、解析方法の基本的手法を解説します。

災害看護学・国際看護学(’20)

主任講師神崎 初美、西上 あゆみ

災害看護を行うためには、災害に関する看護独自の知識や技術を用いることや他の専門分野と協力して活動していくことが必要です。この活動を行うためにまず災害について理解し、さらに災害サイクルに応じた人への影響、災害時に特徴的な看護課題や看護ニーズを学びます。国際看護活動としては、世界の人々の健康や生活課題に対して看護職によって行われている活動に関する概要を学びます。

母性看護学(’20)

主任講師斎藤 いずみ、(井出訓)

女性の一生をウィメンズヘルスの視点からとらえ、広い視野から女性のライフステージの進行にそって各時期の特徴と必要とされる看護を学びます。成熟期においては、周産期に焦点をあて妊娠・分娩・産褥期・新生児期の特徴と看護を深く学びます。

健康への力の探究(’19)

主任講師戸ヶ里 泰典、中山 和弘

健康になるためには、食事、運動をはじめとした生活習慣を整え、良いとされる生活を送ることが重要と考えられてきた。しかし、わかっていてもできないこと、そもそも何が良いのかわからないこと、一見同じような生活を送っていても健康の人もいればそうでない人もいることがある。こうしたことを左右する根源には「健康への力」の不足・充足があるとされ、近年着眼が進み、少しずつ研究が広がってきている。本講義ではこの「健康への力」について様々な側面から整理し、わかりやすく解説をしていく。

老年看護学(’19)

主任講師井出 訓

老年期を生きることの意味と価値との理解を深め、生物学的な老化から高齢者施策を含む社会的な視点に立ちつつ高齢者を捉えながら、老いを生きる人々への看護を考えていく授業である。授業の構成としては、老年看護学が対象とする高齢者の生活と健康を、高齢期に体験される「老い」という視点から理解した上で、加齢に伴う心身の変化の特徴を、全人的な多角的観点から学習する。

地域包括ケアシステムと在宅医療(’18)

主任講師田城 孝雄、服部 真治

2018年度から全ての基礎自治体は、在宅医療と介護の連携を、自治体の必須事業とする。本科目は、自治体の職員及び、保健医療介護福祉の専門職種を、主たる対象として、市町村の地域包括ケアシステムの構築の方法を学ぶ。先進地域の事例を参考にし、自分の居住する地域、自治体で、実践できることを目標とする。

成人看護学(’18)

主任講師林 直子、佐藤 まゆみ

成人期にある人々を対象に、その人にとって最適な健康を維持、増進するための看護援助を学びます。本科目は全15回から構成し、まず、第1回目に成人期にある人の心身の特徴と健康問題について概説します。次に、第2回目と第3回目で、手術治療を受ける成人患者及び慢性的な経過をたどる健康障害を抱える成人患者への看護援助方法について概説し、第4回目以降は、成人期に起こる主要な健康障害をとりあげ、その看護援助方法について概説します。さらに第15回目では、死に直面した成人期にある人とその家族への看護援助方法について概説します。