ノーベル賞を受賞した科学者の講義や研究の歩みなどを紹介する 「特別講義」など8番組を放送します。

特別講義 微生物が作る究極の薬を求めて
大村智博士が語るノーベル賞への歩み

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12/11(土) 21:00~21:45

大村智博士は、抗生物質エバーメクチンを発見し、熱帯地域の人々を苦しめてきたオンコセルカ症という感染症の撲滅を果たそうとしています。

この講義では、独自の化合物探索の手法に迫りながら生化学を解説し、たゆまぬ努力を続けてきたご自身の研究の道筋を紹介します。

特別講義 レゲット教授が見た日本
~ノーベル賞科学者による異文化交流~

12/11(土) 21:45~22:30

英国人レゲット教授は半世紀以上も日本人物理学者と親交を結び、国際交流に貢献してきました。

京都大学、東京大学など所縁の地を訪ね、かつての教え子と対談を行います。知られざる異文化交流をひも解き、稀有な人物像を明らかにし、未来の科学者に向けたメッセージを伝えます。

特別講義 ノーベル賞科学者の軌跡 Ⅰ
私が感化された教育とは

12/12(日) 21:00~21:45

益川敏英さんと梶田隆章さんの2人が初めての長時間対談で、幼いころの思い出から今後の抱負などを語り尽くします。

1回目は物心ついたころから科学との出会いについて。

知の最高峰を極めた2人が科学の魅力に目覚めたのは、いつ、どのようにしてか?驚きのエピソードが明らかに。


特別講義 ノーベル賞科学者の軌跡 Ⅱ
どう鍛えられ研究を深めたか

 12/12(日) 21:45~22:30

シリーズ2回目はどのように研究を深めたかについてです。

益川さんの恩師の坂田昌一さん、梶田さんの恩師の小柴昌俊さん。尊敬する恩師のもとで学びながらも、研究室の雰囲気は全く違っていました。ノーベル賞に結びつく研究はどのように生まれたのか、研究の舞台スーパーカミオカンデの梶田さんによる紹介も交え、語り尽くします。



特別講義セレクション
ニュートリノ~これまでとこれから~

 12/18(土) 21:00~21:45

2002 年のノーベル物理学賞受賞につながり、検出は極めて困難とされたニュートリノをとらえるまでの道のり。

小柴さんがニュートリノ研究にかけた意気込みと可能性についてインタビューでたっぷり語っていただきました。2005年に放送された特別講義です。

もう一度見たい名講義~放送大学アーカイブス~
基礎生物学Ⅱ('90)~遺伝子操作~

 12/18(土) 21:45~22:30

大隅さんは細胞の環境適応システム「オートファジー」の分子機構と生理学的意義の解明に、大きな貢献を果たし、2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

この講義では、東京大学助教授だった大隅さんが、遺伝子操作について解説しています。(1990年開講)

特別講義 遷移金属触媒の魔法の力
~サスティナブルな21世紀への道~

 12/19(日) 21:00~21:45

ノーベル化学賞受賞の業績「クロスカップリング反応」をわかりやすく解説します。若者の科学離れが進む中で、研究を意欲的に継続してきた根岸博士の「不屈の研究者魂」を伝え、人類の生活を豊かにする科学の重要性を伝えます。(2014年制作)



もう一度見たい名講義~放送大学アーカイブス~
科学がわれわれに与えるもの

 12/19(日) 21:45~22:30

科学技術の進歩は私たちの生活を快適で便利にしてきました。

一方、私たちには長い時間をかけて築いて来た文化があります。

江崎玲於奈博士による「科学と人間の関係」を考える 1986年制作の特別講義です。

番組の見方

BS放送の放送大学(BS231ch)よりどなたでも無料でご覧いただけます。上記日程以降にも再放送を行います。詳しくは放送大学ウェブサイト「番組表」新規タブで開くをご覧ください。