2022年度第1学期面接授業の科目登録及び追加登録にあたっての留意事項

学生の皆さんへ

放送大学学務部
学習センター支援室


2022年度第1学期面接授業は、現時点では対面式による通常の開講を予定しているところですが、新型コロナウイルス感染症は依然猛威を奮い不安定な状況が続いており、現在も緊急事態宣言が発せられる一歩手前のまん延防止等重点措置が一部の地方自治体の特定区域に講じられております。

また、面接授業の受講にあたって留意すべき点として、現在全国的に接種が進められている新型コロナワクチンは、感染症の発症を予防する意味で高い効果が認められ、重症化を予防する効果も期待されているところですが、昨今の感染症の爆発的拡大を見てもおわかりのとおり、接種後でも新型コロナウイルス感染症に罹患する場合はあり、また、免疫がついたとしても発症予防効果は100%ではなく、効果の持続期間や感染を予防する効果について、引き続き研究が進んでいる状況にあることを念頭においてください。


このようなことから、今後の感染症の状況次第で対応も異なってまいりますが、学生個々人の健康と安全の確保を第一に考え、かつ学習センターにおける感染症拡大防止及び予防の対策に万全を期しながら、学生の学修機会の確保を図り、更に国の感染症への措置に積極的に寄与する観点から、以下の措置を講じることとしますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

なお、2022年度第1学期中の感染症のまん延状況が見通せず、今後、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の指定・解除が変遷することも想定されますので、本留意事項は新たに措置が講じられた地方自治体に逐次適合させてご対応くださるよう、よろしくお願いします。

  • 状況に応じ、閉講、授業形態を対面式からWeb方式に切り替え、「3つの密」を避けるための更なる感染症予防対策の充実などの措置を講じることとします。
    なお、閉講、又は授業形態がWeb方式に切り替えられたことにより受講できなくなった場合は、相応の理由があると見做し返金の措置を講じます。

  • 感染症拡大防止及び予防の対策の観点から、“緊急事態宣言が発せられている、又はまん延防止等重点措置が講じられている特定区域を含む都道府県(以下「措置対象自治体」)に所在する学習センター”については、原則として「越境受講」を禁止します。従って、科目登録及び追加登録を希望する場合は、“所属学習センター又は居住都道府県に所在する学習センター(以下、「居住地学習センター」)”の科目、若しくはWeb方式の授業のみ登録申請してください。

  • 次の(1)~(3)に該当する場合は、「越境受講」とは取り扱わないものとしますが、特に、次の(1)及び(3)の適用を受けて『越境受講』を考えている場合は、受講希望の学習センターに予め受講可能かどうかを直接確認してください。

    また、
    措置対象自治体はもとより、その他地方自治体独自の措置等が講じられている地域に居住されている場合においても、大学側の状況判断により、受講を差し控えていただくよう要請する場合があること、
    直近の感染症のまん延状況を踏まえ、一部の学習センターでは、独自の判断により、『越境受講』を差し控えていただくための緊急避難的措置を講じている場合があり、措置内容を学習センターのウェブサイト等で周知していること、
    学習センターごとに置かれている状況が異なるため全国一律の措置ではない場合があること、
    学習センター施設の安全確保・衛生管理の観点から、学習センターの感染症対策に応じない学生に対しては厳格に対応する場合があること、
    にくれぐれもご留意ください。

    (1)近距離移動圏内※1又は一般通念上の止むを得ない理由※2のいずれかで、学習センターが特別に認めた場合。
    (2)授業形態を対面式からWeb方式に切り替えた場合。
    なお、Web方式のうち、複数の学習センターが1つの授業をWeb上で同時に共有しながら開講するなどの形態の場合は、開講形態により大学側が状況判断します。
    (3)対面式で行う『心理学実験1』等のc領域科目を受講する場合。

    ※1.近距離移動圏内とは、居住地及び交通事情により、居住地学習センターよりも、近隣都道府県所在の学習センターが短時間で移動できる場合、移動範囲が日常的な通勤圏である場合、また公共交通機関を利用せず自家用車等で移動できる場合など、実質的に罹患リスクが低く、かつ合理的な移動範囲であることなどを想定しています。
     なお、近距離移動圏内に該当するか否かの確認は、面接授業を開講する学習センターに直接お問い合わせください。
    ※2.「一般通念上の止むを得ない理由」には、肢体不自由等のため特定の措置を要する場合を含みます。

  • 所属学習センターと居住地の距離が日常的な通勤圏を著しく超えている学生については、「越境受講」を禁止する観点から、居住地学習センターの開講する面接授業科目及び追加登録対象科目、若しくはWeb方式の授業のみ登録申請してください。

  • 措置対象自治体以外の都道府県に所在する学習センター所属の学生及びその都道府県に居住している学生※3については、「越境受講」を禁止する観点から、措置対象自治体に所在する学習センターで開講する面接授業科目及び追加登録対象科目の登録申請はできません。

    ※3.措置対象自治体に所在する学習センターで開講する面接授業科目について、隣接する措置対象自治体以外の都道府県に所在する各学習センターに所属する学生並びに居住する学生であっても登録申請できない場合などを想定しています。ただし、上述※2の近距離移動圏内居住者は除きます。

  • 面接授業の受講への備えとして、措置対象自治体以外の都道府県に所在する学習センター所属の学生及びその都道府県に居住している学生※3については、面接授業受講予定日が差し迫っている日程での措置対象自治体への往来や滞在は極力控えていただき、止むを得ず往来や滞在が必要な場合はくれぐれも慎重な行動に努めてください。

  • 特に単位修得を主眼にされている(卒業を見込んでおられる)学生の方には、感染症予防の観点から、受講上の制限が課されにくい放送授業やオンライン授業、Web授業の受講(履修登録)を積極的に検討するよう推奨します。

  • コロナ禍の状況下において、全国で在籍大学に対する威圧的な行為や名誉を損なう活動が報告されており、本学についても多聞に漏れておりません。
    学びの場である学習センターには施設管理上の安全確保・衛生管理に配慮する義務があります。入館時アルコール消毒やマスク着用などは安全確保・衛生管理のための必要最低限の感染症対策ですので、くれぐれも学習センターの指示に従い、冷静な言動に努めてください。

  • 上述の内容については、大学のウェブサイト及びシステムWAKABAに掲載するなどの方法により周知するとともに、各学習センターのウェブサイトなどにも併せて掲示しますので、遺漏のないようご確認ください。