16番目の授業『社会福祉と法('20)-求められる「合理的配慮」とは-』放送大学(BS 231ch)にて4月8日(金)放送!
ラジオ授業科目「社会福祉と法(ʻ20)」では、「個別の法律の枠組みにとらわれる解釈論的な思考から抜け出し、また人々の善意をよりどころとする古典的な社会福祉の観念から脱し、20世紀の制度・政策を乗り越えながら、新しい運動や制度が生まれつつあることを学習し、また新しい学問が胎動しつつあることを感じてもらうこと」をねらいの一つとしている。
しかし、本科目開講後の 2021年6月に障害者差別解消法が改正されたことによって「合理的配慮」
という概念がより強く打ち出され、共生社会に向けた社会全体のあり方に大きな変化をもたらすことと
なった。これによって社会は、障害のある方への福祉サービスの提供によって支援が事足りるとするの
ではなく、あらゆる事業者が、当該事業をするにあたって、障害による差別が禁止されるとともに、合
理的配慮の提供をする法的義務(この義務は、2021年6月の公布後、3年以内に施行)を課されることとなった。なぜこのような変化がもたらされたのか、その変化とはどのようなものなのか、すでに先行してそうした基盤を確立しようとしてきた自治体などの動きも検証しながら、新たな動きを伝える「16番目の授業」をお届けする。
出演
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大曽根 寛(放送大学特任教授)
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髙橋 春菜(放送大学アナウンサー)
担当
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下郡 尚之
放送日
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4月8日(金) 21:00~
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4月24日(日) 8:15~(再)
番組の見方
BS放送の放送大学(BS231ch)よりどなたでも無料でご覧いただけます。上記日程以降にも再放送を行います。詳しくは放送大学ウェブサイト「番組表」をご覧ください。