「数理・データサイエンス・AI講座(発展・専門)」新講座開講のお知らせ
現代社会においては、ビッグデータの収集・蓄積・分析やAIの活用によって、社会的な問題の解決や新たな価値の創造が期待されており、そのためには数理・データサイエンス・AIに関する知識・技能が重要と考えられています。
放送大学では、2021年4月よりインターネット配信公開講座「数理・データサイエンス・AI講座」を開講し多くの方にご利用いただいておりますが、新たに以下の有料講座を開講いたしましたのでご案内いたします。
「ソフトウェア開発への応用」(全8回)
担当講師
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小笠原秀人(千葉工業大学教授)
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片峯恵一(九州工業大学准教授)
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阿萬裕久(愛媛大学教授)
講義概要
ソフトウェア開発を概観し、ソフトウェア開発に係るデータの可視化、測定と分析の方法について学びます。また、機械学習のための知識とスキルについても理解し、より高品質なソフトウェア開発ができることを目指します。
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【第1回】ソフトウェア開発における測定と分析
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【第2回】データ分析・品質予測の技法と統計手法
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【第3回】ソフトウェアの品質改善
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【第4回】レビューの測定と分析
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【第5回】テストの測定と分析
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【第6回】個人とチームの能力向上
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【第7回】ソフトウェア開発における統計モデル・機械学習の利用(1)
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【第8回】ソフトウェア開発における統計モデル・機械学習の利用(2)
「企業経営における実際」(全4回)
担当講師
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佐々木宏(立教大学教授)
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柿原正郎(東京理科大学教授)
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生田目崇(中央大学教授)
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北中英明(拓殖大学教授)
講義概要
企業におけるデータサイエンスの適用事例をデジタルトランスフォーメーションという側面から講義する。講義は、マーケティング、営業活動への適用事例と適用技術の両側面から紹介します。
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【第1回】企業のデータ活用と求められる人材
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【第2回】消費者理解のためのデータ活用
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【第3回】機械学習のマーケティング応用
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【第4回】営業活動におけるデータサイエンス
「多変量データ分析実践の基礎」(全4回)
担当講師
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渡辺美智子(立正大学教授)
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藤井良宜(宮崎大学教授)
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菅由紀子(Rejoui代表取締役)
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朝日弓未(東京理科大学教授)
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黒田正博(岡山理科大学教授)
講義概要
数理・データサイエンス・AIの学修で応用基礎レベル教育を終えた人が、各領域で専門家としてデータから意味を抽出、現場にフィードバックして活用する能力の育成を目指す講座です。課題の抽出からデータ分析、解決策の導出の流れを解説、実際のデータセットでその実践ができる技能の習得を可能なものとします。
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【第1回】重回帰分析
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【第2回】クロス表と決定木分析
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【第3回】クラスター分析
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【第4回】主成分分析
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【第5回】時系列分析
「データ科学としての言語研究の可能性」(全1回)
担当講師
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滝浦真人(放送大学教授)
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李在鎬(早稲田大学大学院教授)
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木山幸子(東北大学大学院准教授)
概要
私たちは言葉を使って考え、人とやりとりしています。そうした言葉の側面に光を当てる言語研究でも、データサイエンスが活躍しています。人が書いた文章をデータとして解析するテキスト研究の成果と、意識化される以前の脳の働きを捉える神経言語学の方法を紹介し、言語研究におけるデータサイエンスの可能性を探ります。