放送大学テレビBS231ch この春始まる生涯学習支援番組のご紹介
放送大学では、2024年3月下旬以降(2024年度第1学期以降の授業期間)、BS231chで生涯学習支援番組の新番組を下記のとおり続々と放送してまいります。ぜひご覧ください。
スペシャル講演 生きるための情動と感情と行動~生理人類学の視点から考える~
あらゆる生物は子孫をつないでこそ種として生き残れる。その手段は進化と適応である。私たちヒトの存続も例外ではない。この講演では、人がヒトとしてどのように適応してきたのか、情動と行動の適応システムを中心に、生理人類学の視点から解説する。また、現代、あるいは近未来のさまざまな適応上の問題点についても考える。
出演者(敬称略・順不同)
- 安河内 朗(元放送大学福岡学習センター所長)
放送日
- 3月24日(日)21:45~
スペシャル講演 くすりの開発の歴史
病気や怪我は私たちの生活につきものであり、したがって人類の歴史は医療の発展、そして薬の発明・発見の歴史でもある。ところが実は、医学・薬学の観点から見ると、医療と薬が急速に発展したのはわずか100年余りの歴史である。医薬の急激な発達は、多くの先人たちの努力や苦労の積み重ねのうえに成り立っているのだ。この講演では新しい薬の発見・合成に関する歴史を伝え、さらに、新規薬剤開発の重要さについても考える。
出演者(敬称略・順不同)
- 清水 真(元放送大学三重学習センター所長)
放送日
- 3月31日(日)21:45~
“科学”からの招待状 空間と時間~物理学の歴史を通して~(全3回)
「空間」と「時間」という根本概念について考えるシリーズ。全3回にわたり、「空間」と「時間」と物理学の関わりを通史的にたどることで、人間が世界をどのようにとらえてきたかを探る。1回目は空間と時間をはかる尺度としての単位が生まれてから、ニュートン物理学の成立までをたどる。2回目は電磁気学の発展から、空間と時間を統一的に捉える相対性理論まで。3回目は量子力学の発展と、それによって見えてきた宇宙誕生のメカニズムを解説する。
出演者(敬称略・順不同)
- 松井 哲男(放送大学特任教授)
- 黒田 有彩(タレント)
放送日
- 第1回 人は測り始めた:4月6日(土)21:00~
- 第2回 電磁気学の革新:4月13日(土)21:00~
- 第3回 現代物理学で見えてきた世界:4月20日(土)21:00~
BSキャンパスex特集 情報をデザインする~デザインミュージアムへの広がり~
モノや空間から人と人とのつながり、そして企業経営まで、デザインが関わる領域は広がり続けている。世界各国でデザインを収集、保存し展示するデザインミュージアムが作られているが、日本にはまだ存在しない。デザインミュージアムが必要な理由は何か、それはどのような役割を果たすのか、そもそもそこで語られるデザインとは一体何か。番組では放送大学の伏見清香教授が3つの博物館・美術館を訪ね、専門家とともに考えていく。
出演者(敬称略・順不同)
- 伏見 清香(放送大学教授)
- 宗村 泉(印刷博物館副館長)
- 植木 啓子(大阪中之島美術館学芸課長)
- 洪 恒夫(東京大学総合研究博物館特任教授)
放送日
- 4月13日(土)21:45~
番組の見方
BS放送の放送大学(BS231ch)よりどなたでも無料でご覧いただけます。上記日程以降にも再放送を行います。詳しくは放送大学ウェブサイト「番組表」をご覧ください。