「南日本新聞」に鹿児島学習センターの学生の記事が掲載されました

2024年7月20日付「南日本新聞」に学生の記事が掲載されました。

日本の冠婚葬祭学ぶ 外国人向け講座に7ヵ国11人
日本語の日常会話が可能な県内在住外国人を対象にした体験型講座「にほんごサロンおしゃべりひろば」が13日、鹿児島市のカクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)であった。スリランカ、ドイツなど7ヵ国の11人が冠婚葬祭をテーマに日本の結婚式や葬式のマナーを学んだ。
放送大学鹿児島学習センター(同市)の異文化交流サークル「サンブリッジ」のメンバー8人が講師となり、冠婚葬祭のしきたりを説明。参加者はグループに分かれて出身国の習慣や事情を披露した後、葬儀の参列体験を行った。
ベトナム人のタンさん(34)=神村学園専修学校2年=は「テレビで結婚式やお葬式を見たことはあったが、ふさわしい服装やアクセサリーがあることを教えてもらった。よく分かった」と笑顔で話した。
講座は、在住外国人に日本語の上達や交流の場をつくろうと、県国際交流協会が2014年から毎年開いている。同協会の谷口夏鈴さんは「交通ルールや行事など日本の文化や習慣は一人では分からないことがある。集まることで理解を深め、鹿児島での生活を不安なくより楽しく送ってほしい」と話した。(南正和)
写真:葬儀の参列体験で焼香する参加者(鹿児島市のカクイックス交流センターにて)

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