博士論文に係る評価基準等

評価基準

博士論文の審査にあたっては、以下の基準により総合的に評価する。

  • 研究課題として、学問的位置づけ、独創性、重要性、社会への貢献などの面から適切なものを設定しているか。

  • 先行研究のレファレンスとその検討が広く的確であるか。

  • オリジナルな第一次資料に基づき、適切な科学的手法で分析が行われているか。

  • 研究対象あるいは研究結果について適切な考察がなされ、合理的でオリジナリティのある結論が導き出されているか。

  • 論文の著述が論理的、かつ明解になされているか。

  • 博士論文の口頭試問での発表が明解になされ、質疑に対して十分な応答がなされたか。

  • 博士予備論文審査委員会において指摘された事柄が適切に修正されているか。

審査員及び試験の方法

博士論文の審査は、主査1名及び副査3名の計4名からなる博士論文審査委員会により行う。

  • 主査は、当該学生の主研究指導教員をもって充てる。

  • 副査のうち1名は、当該学生のメジャー研究分野又はメジャー隣接研究分野の副研究指導教員をもって充てる。

  • 副査のうち1名は、当該学生のマイナー研究分野の副研究指導教員又はそれ以外の専任教員をもって充てる。

  • 副査のうち1名は、当該研究テーマの審査にふさわしいと判断される学外の教員又は専門家1名をもって充てる。

  • 学外の教員等は、「放送大学の教員の人事の基準に関する規程第3条から第6条の規定に準じて選考することとする。

  • 試験は原則として口頭試問とし、博士論文審査委員会により公開で行う。