単位の認定基準(大学院修士課程)

放送授業

放送授業は、通信指導に合格した学生を対象に単位認定試験を実施し、一定の成績を収めた学生に対して単位を認定しています。

通信指導

通信指導とは、各学期の途中に一定の範囲で出題され、その答案を提出して、担当教員の添削指導を受けることです。通信指導を提出し合格したら、単位認定試験の受験資格が与えられます。
提出方法は、郵送提出科目を除き、原則、インターネット上で答案を送信する方法(Web通信指導)のみです。

提出期間
1 学期 : 5月中旬から下旬
2 学期 : 11月中旬から下旬

単位認定試験

単位認定試験は、各学期末に実施する、単位認定に係る成績評価を行うための試験です。
原則としてWeb試験にて実施されますが、期限までに申請の上、学習センターで受験することもできます。

単位認定試験について
試験期間
1 学期 : 7月中旬から7月下旬頃
2 学期 : 1月中旬から1月下旬頃

なお、成績評価はページ最後の「成績評価の基準」により取り扱います。

再試験について

本学の学生の多くが有職者であることから、仕事の都合により受験の機会を逸したり、やむを得ず受験準備に必要な時間が取れなかった学生の利便を図るため、新規に科目登録した学期において、単位を修得出来なかった場合は、次の学期に学籍がある場合に限り(休学中の場合を除く)科目登録を行わなくても再試験(授業料は不要)を受験できます。

オンライン授業

全ての学習をインターネットで行います。科目ごとに決められた期間に課題を提出することで成績評価を行います。放送授業のように通信指導を学習センターで行う単位認定試験はありません。オンライン授業の学習方法・操作方法は、「オンライン授業体験版新規タブで開く」を確認してください。

配信期間
1 学期 : 4月5日~8月下旬
2 学期 : 10月5日~2月下旬

学習にあたって

最終課題の締切は科目により異なりますので、必ず確認して学習を進めてください。
オンライン授業は、8回1単位と、15回2単位の授業があります。シラバスでご確認ください。
Web通信指導及び単位認定試験はありません。よって再試験もありません。
単位を修得できなかった場合は、再度、科目登録申請が必要になります。

なお、成績評価はページ最後の「成績評価の基準」により取り扱います。

オンライン授業について

研究指導

授業科目としての「研究指導」については、授業として行う部分と修士論文の作成に対する指導として行う部分を明確に区別するという観点から、2025年度末をもって新規の履修登録を停止します。2026年度1学期以降は、授業科目としての「研究指導」は廃止され、新たに「研究演習」が設けられます。

【2025年度までの入学者】

「研究指導」は、2学年にわたり、3編の研究レポートの提出及びそれぞれのレポートについて実施される報告会等での発表を通して修士論文作成に向けた基礎的知識・技能を修得し、それと並行して、各々の研究課題等に即した研究指導・論文指導を受け、論文を仕上げていくものです。「研究指導」の単位数は8単位で、研究レポート提出とそれに必要な学修活動、報告会等での発表等が適切になされ、さらには、学修成果の習得が口頭試問等により確認された者に対して、「研究指導」8単位が与えられます。個別の研究指導は、修士論文の学術論文としての質を高め、各々の研究課題に対する理解を深めるためになされ、それ単独では単位の対象とはなりません。2学年にわたり「研究指導」で確実に論文作成に向けた基礎的知識・技能を身につけ、同時に「研究指導」8単位を含む30単位以上を修得するよう学修を進め、あわせて個別の指導のもと論文を作成し、提出し、その審査ならびに口頭試問での合格を経て、修士課程の修了に至ります。
「研究指導」の成績評価は本ページ末尾の「成績評価の基準」により取り扱われます。
なお、2026年度以降も引き続き在学する場合も、入学時と変わらず上記の取扱いが適用されます。

【2026年度以降の入学者】

「研究演習」は、本学大学院修士課程が開設する授業科目の一つとして位置づけられています。2学年にわたって開設され、単位数は8単位です。「研究演習」では、提出が必須である3編の研究レポートとそのための学修活動、それぞれのレポートについて実施される報告会等での発表とその準備、ならびに発表に対する質疑応答を通じて、修士論文作成に向けた基礎的知識・技能を修得します。「研究演習」の成績評価は、全ての研究レポートを提出し、発表等を行ったものに対して、学習成果が正しく習得されていることを口頭試問等による最終試験により改めて評価し、その結果に基づいて単位が付与されます。
成績評価は本ページ末尾の「成績評価の基準」により取り扱われます。
なお、修士論文の作成及びそのために必要な研究の実施について、各々の研究課題に即した個別の指導として行われる「研究指導」については、単位は付与されませんが、2学年にわたり行われます。

再履修等について

研究指導・研究演習のうち、合格できなかったものについては、翌年度4月以降、必要に応じて継続する必要があります。授業料等の金額については、こちらのウェブサイトよりご確認ください。

成績評価の基準

評語等 点数 到達目標の達成度
90点以上 到達目標を高い水準で達成している
80点以上 到達目標を十分に達成している
70点以上 到達目標を概ね達成している
60点以上 到達目標を最低限達成している
50点以上 到達目標を達成できていない
50点未満 到達目標を大きく下回っている