入学者受入方針(人材養成目的・求める学生像)

1.修士課程の人材養成目的

「開かれた大学院」として、年齢、性別、職業、居住地域に関係なく、学生が家庭や職場を離れることなく、自らの計画に沿って、広い教養と高度な専門的学識や技能を学び、学位を取得できる場とすることを目指します。深く広い教養に裏付けられた専門知識に基づく確かな総合的判断能力を持ち、習得した知識と見識を社会に還元し、貢献できる人材を育成します。

2.修士課程の教育目標

遠隔教育を媒介とした教育方法を取り入れ、各人の固有の経験と蓄積された学問の融合を行い、深く広い教養と高度な知識および実践能力を培うことを目指します。それにより専門職業人、優れた社会人としての能力と、現代社会における諸課題の解決を目指し、貢献できる能力を育成します。

3.修士課程の求める学生像

専門領域における基礎知識を持ち、学問への意欲と広い問題意識を持った学生を求めます。

4.各プログラムの人材養成目的と求める学生像

【生活健康科学プログラム】

人材養成目的

生活健康科学プログラムは、生活科学、健康科学、社会福祉学の領域における専門的かつ総合的な知識をもち、生活環境をよりよい方向に導くための方法を習得し、人々の生活の質の向上に資するための施策に積極的にかかわる能力を有する指導的人材の養成を目的とします。

求める学生像

  • 生活科学、健康科学、社会福祉学などの分野において研究を行うために必要な専門的基礎知識と問題意識を持っている人

  • 自分自身で問題を発見し、調査・検証をし、政策的・実践的提言を含む研究論文を執筆する能力を持っている人

  • 生活の現実や健康の問題、それらにかかわる専門職のあり方に常に関心を向けながら、学問・研究との接点を探ろうとする姿勢を持っている人

【人間発達科学プログラム】

人材養成目的

人間発達科学プログラムは、心理と教育に関する科学的・実証的な調査研究の方法と専門的知見を有し、家庭、教育機関、地域社会等の諸分野で実践的に活動できる指導的人材の養成を目的とします。

求める学生像

  • 人間発達の心理的・教育的な問題に強い課題意識と学習意欲を有する人

  • 上記の問題を科学的・実証的に考え分析して課題に積極的に取り組もうとする熱意のある人

【臨床心理学プログラム】

人材養成目的

不登校や引きこもり、いじめ問題、子育て不安、虐待やDV、中高年の職場環境の問題、喪失や死との出会い、そもそも生きてゆくことにまつわる不安など、現代においては、こころの問題は深刻さを増し、専門的・実践的な取り組みが求められています。臨床心理学プログラムでは、教育、医療・保健、福祉、司法、労働・産業等さまざまの分野で、広い視野を持ちながら、実践的に活動できる高度専門職業人(臨床心理士)の育成及び再研修を目的とします。

求める学生像

臨床心理学は、心理臨床の実際の中から「臨床の知」を紡ぎだそうとする学問であるので

  • 既に心理臨床現場で経験を積んでいる場合は、心理職としてのレベルアップを目指し、心理臨床経験を学問として深めたいと希望する人々

  • これから心理臨床現場で専門的な心理職として仕事をしたいと望む確たる内的必然性と動機づけをもつ人々

【社会経営科学プログラム】

人材養成目的

今日の社会(国際、企業、組織や地域社会)は、政治的経済的構造変容のもとで、従来からの諸問題に加え、多様で複雑な新たな諸課題が生起し展開している。これらの社会的諸課題を発見し分析し、解決するための方法論を身につけ、そうした諸課題に多面的に追求し関われる高度な能力の養成を目的とします。

求める学生像

  • 職場やコミュニティでの「経験」を深く積み重ね、それを更に広範な「学識」と結びつけようと考えている人

  • 「個別」の状況を的確に理解し、それを「社会」全般の普遍的な認識にまで高めることを目指す人

  • 「地域」社会特有の問題を認識しつつ、地球規模にまで広がる「国際」的な視野の獲得を目指そうとする人

  • 技術の進展を理解しながら、自らの発想を専門分野に生かしつつ、社会全体の文脈に位置づける能力を獲得しようと考えている人

  • 市民活動や社会ガバナンスなどの日常活動に対しても、知的好奇心を常に発揮して、企画力を高めようと考えている人

【人文学プログラム】

人材養成目的

人文学プログラムは、人間が長い知的営為の積み重ねによって築き上げてきた人文学の基礎的素養をもとに、総合的な知見と判断力を生かした実践的活動のできる人材の養成を目的とします。

求める学生像

  • 哲学、美学芸術論、歴史学、文学、言語学、文化人類学などの人文学諸分野で蓄積され洗練されてきた研究の理論や方法を身につけることを目標としている人

  • 文献資料や人々の活動現場を地道に調査し分析する意欲をもつ人

  • 柔軟かつ積極的に多くの分野の研究成果を学びとり、多角的総合的に思考する力をもつ人

【情報学プログラム】

人材養成目的

情報通信技術を基盤とする情報の表現と処理が社会現象や個人の思考傾向に大きな影響を与えている現代にあって、社会における諸問題を情報に関する基礎的認識に基づいて理解し解決する実践的活動ができる人材の養成を目的とします。

求める学生像

  • 身の回りの諸問題を分析的に考えたりモデル化したりすることに興味をもっている人

  • 既存の様々な理論や手法の理解に労を惜しまない人

  • 情報学・情報科学・情報工学の面白さに触れたいと考えている人

【自然環境科学プログラム】

人材養成目的

科学・技術が自然環境や人間社会に大きな影響を与える現代にあって、科学的認識に基づいて問題を把握・理解し、その解決を指向する科学的実践と客観的評価の能力を身につけた人材の養成を目的とします。

求める学生像

  • 科学を通じて自然と環境を理解することへの熱意、関心、好奇心を持つ人

  • 自然科学のさまざまな分野において、理解を更に深め広めたい人

  • 自然や科学の面白さ・豊かさを、社会に広め伝えてゆきたいと考える人

  • 環境問題をはじめ社会の諸問題に関心を持ち、科学的にアプローチしてみたいと考える人