放送大学と山口コ・メディカル学院が連携協力の覚書を締結

放送大学(千葉県千葉市)と山口コ・メディカル学院(山口県山口市)が、2020年度第1学期から連携協力を実施することになり、2019年12月20日に覚書調印式が山口コ・メディカル学院にて行われた。

今回の覚書締結により、ダブルスクールを希望する生徒については、山口コ・メディカル学院入学と同時に放送大学の全科履修生としても入学し、放送大学卒業に必要な124単位のうち最大60単位について、山口コ・メディカル学院在学中の学習が放送大学の単位として認定されることとなる。

山口コ・メディカル学院は4年制であるため、両学に同時に入学することで、山口コ・メディカル学院修了時に放送大学も卒業し学士を取得することが可能となり、学生のスキルアップが期待されている。

調印式には、放送大学の來生学長、山口コ・メディカル学院の石田校長が出席し、それぞれ覚書に署名した後、今後の連携協力について意見交換を行った。

放送大学と連携協力の覚書を締結している専修学校は48校あり、今回で49校目、山口県では2校目となる。ダブルスクールの形で放送大学を活用することによって、生徒の進路選択の幅も広がり、就職活動における機会拡大等にも寄与している。

署名後の覚書を掲げる山口コ・メディカル学院の石田校長(左)と放送大学の來生学長(右)
左から、山口コ・メディカル学院の小池参与、吉村副校長、学校法人山口コア学園の池田理事長、山口コ・メディカル学院の石田校長、放送大学の來生学長、放送大学山口学習センターの岡村所長、藪事務長