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国際交流の取り組み 2016年度以前

トピックス

ベトナム・ホーチミン公開大学および教育・訓練省からの来訪

2017年3月28日、ベトナムのホーチミン公開大学よりLe Thi Thanh Thu理事長、Vu Huu Đuc副学長をはじめ、教育・訓練省および生涯教育関連機関より総勢30名が本学を来訪しました。

ホーチミン公開大学はベトナムでは初めての公開大学として1990年6月に設立された公立大学で、2006年6月に現在の名称Ho Chi Minh City Open Universityに改名されました。


小寺山副学長による放送大学の紹介の様子

本学とホーチミン公開大学とはこれが初めての交流となりますが、今回の来訪の目的は、両大学がそれぞれの遠隔公開教育の展開について紹介し相互の理解を深める中で、今後の両者の協力の機会を模索するというものです。

放送大学からは岡部学長、小寺山副学長をはじめ、來生現学長、青木国際交流委員長、国際連携係らが一行を歓迎しました。


記念品贈呈の様子

午前中は学長、副学長への表敬挨拶から始まり、放送大学の紹介、ホーチミン公開大学の紹介と続きました。昼食の予定時間が過ぎてもなおホーチミン公開大学からの質問が止むことはなく、本学への興味の度合いが強く感じられました。

昼食を挟み、両大学の交流の印として双方から記念品の贈呈が行われ、引き続き、両大学の運営等についての質疑応答や意見交換がなされました。青木国際交流委員長より放送大学のオンライン授業に関する紹介の後、オンラインスタジオの施設を見学し、交流会のエンディングにおいては、和やかな雰囲気の中で写真撮影をした後、一行は放送大学を後にしました。

今回の来訪を機会に今後の両大学の交流を期待します。


本部建物前で記念撮影

ICDE学長サミット2016参加報告

本学が機関会員となっている国際遠隔教育会議(ICDE = International Council for Open and Distance Education)の学長サミットが2016年11月20日~23日、オーストラリア・シドニーのリッジズ・クロヌラビーチホテルにて、チャールズスチュート大学主催で開催されました。

ICDEは遠隔教育に関する情報の交換やその振興を図るために1938年にカナダで設立された会員制組織です。現在の加盟機関は156に上ります。

今年度のサミットのテーマは“A New Era of Leadership & Quality: The Business of Open & Distance Learning 2020”(リーダシップの新時代:2020年の遠隔公開教育ビジネス)でした。本学からは岡部学長および岡田教育支援センター長の2名が参加しました。


ポスター発表を行う岡部学長

サミット2日目に開催されたラーニングアナリティクスに関するポスターセッションでは、岡部学長が“Learning analytics for online courses, MOOCs and classroom teaching at OUJ: The first report”(オンライン授業、MOOC、面接授業のための放送大学におけるラーニングアナリティクス:その第一報)というタイトルで発表を行いました。

放送大学における教育ビッグデータを分析し、教育上の特性や問題点、改善点を促す手法になるラーニングアナリティクス活用の将来像について触れました。放送大学は現在オンライン授業に取り組んでおりますが、これにより教育システムの大幅な改善が期待されるところです。

来年はフランスのナンシーにてロレーヌ大学LORIA(ロレーヌ・コンピュータサイエンス&アプリケーション研究所)主催で5月に開催される予定です。

台湾国立空中大学との国際交流協定の締結


台湾国立空中大学

台湾国立空中大学と本学とは1993年より教員の交流や教材の交換等の交流実績を重ねてきましたが、この度、互いの関係性を強化すべく、より具体的な交流を目的として、新たに国際交流協定の締結をする運びとなりました。

台湾国立空中大学は1986年に開学した台湾で最初の遠隔教育機関で、全13ヶ所の学習センターと1ヶ所のサテライトスペースを持つ公開大学です。この大学は入学試験を行うことなく、すべての学びたい人に開放された大学であるという点を筆頭に、放送大学と多くの類似点があります。


講演後の質疑応答風景

今年は台湾国立空中大学の創立30周年にあたることもあり、例年行われる台湾国立空中大学の遠隔教育国際シンポジウムに併せて創立30周年記念式典が開催されました。台湾国立空中大学から招待を受けた小寺山亘副学長は、調印式同日の10月31日、遠隔教育国際シンポジウムに登壇し基調講演を行いました。

講演は’’Mobile Era of Distance Education’’をテーマに、現在放送大学が直面する課題として、今後拡大するオンライン授業に備え、シニア世代の学生へのパソコン教育をいかに取り入れていくか、また、少子化時代に若い学生を確保するため、需要のある心理学、看護学、また教員免許更新講習等に注力していく考えについて語りました。さらに、放送大学の各地の学習センター所属のシニア学生による地域貢献活動についても報告しました。

シンポジウム終了後、台湾国立空中大学 陳松柏学長と小寺山亘副学長との間で国際交流協定の調印式が挙行されました。
両大学がこの調印を契機として手を携え、さらに活発な交流を続け、互いに進化していくことが期待されます。


協定書への署名風景


調印後、陳学長と共に協定書を掲げる小寺山副学長(右)

AAOU2016参加報告

2016年10月26日~29日、マニラのクラウンプラザ・マニラギャレリアにてアジア公開大学連合(The Asian Association of Open Universities)第30回年次大会がフィリピン公開大学の主催により開催されました。

AAOUはアジア各国の公開遠隔教育の一層の発展を図り、公開大学の交流を推進することを目的として1987年に結成された国際組織であり、日本の放送大学、韓国の放送通信大学校、中国の国家開放大学などアジア太平洋地域における公開大学58校が加盟しています。

今年度の大会のテーマは“Open Education in Asia: Changing Perspectives‘’(アジアにおける公開教育:視点の変化)。本学からは理事会のメンバーの一人として岡部学長が、発表者として近藤智嗣教授(情報コース)、芝崎順司准教授(情報コース)が、また、Asian MOOCsのタスクフォースのメンバーとして山田恒夫教授(情報コース)が参加しました。


近藤教授発表風景

近藤教授は‘’How non-professionals can create a broadcast-quality e-learning course“をテーマに、放送大学で2016年4月に立ち上げに至った8つのフルオンラインコースの制作にプロジェクトマネージャーとして携わった際、様々な困難に直面したことについて触れ、限られた資金、制作期間やスタッフという厳しい状況下で、非専門家が放送品質のe-ラーニング科目を制作するために必要とされるスキルについて発表し、聴衆の興味を集めました。


芝崎准教授発表風景

芝崎准教授は“Development and Evaluation of Learners’ Viewing Response Systems for Video Content as Instruction and Learning Support Tool in Blended Learning‘’の演題のもと、ブレンド型学習において効果的に使用されているビデオコンテンツに双方向性を取り入れた学生の学習をサポートするためのシステム、学習者視聴反応調査システムの開発とその評価について語りました。


パネルディスカッションでの質疑応答

大会最終日には岡部学長が登壇しました。“New Market for Asian OUs -- ODL in Asia in 21st Century‘’(アジアの公開大学における新しいマーケット)をテーマに、日本の大学が現在抱えている問題点に言及しながら、今後のアジアの公開大学における学生数増の展望について語りました。

講演後には会場よりたくさんの質問を受けるなど、聴衆の関心の高さをうかがわせました。


ベストプラクティスアワードを授与される近藤教授(右)

10月28日の閉会式では、近藤教授が「Best Practice Award」の銀賞を受賞しました。

「Best Practice Award」は、年次大会で提出された論文中から最も良い取り組み例に授与される賞で、12~15名の候補者から6名のファイナリストが選ばれ、当日銀メダル2名と金メダル1名が選出されます。

2014年に設置されたこの賞を放送大学教員が受賞するのは初めてであり、大変喜ばしい限りです。


AAOU理事会メンバーとともに(右端 岡部学長)

4日間にわたって開催された今大会には500名近くの参加者があり、大変な盛況ぶりでした。

来年はインドネシアのジョグジャカルタでインドネシアの公開大学、テルブカ大学(Universitas Terbuka)が主催し開催される予定です。

日中韓セミナー参加報告

2016年10月12日~14日、在ソウルの韓国放送通信大学校(Korean National Open University)- KNOUにおいて、第6回日中韓セミナーが開催されました。このセミナーは本学と国際交流協定を締結しているKNOUおよび国家開放大学(Open University of China)- OUCの3国間で2009年から持ち回りで開催しているもので、今回はKNOUとその傘下の遠隔教育研究所であるInstitute of Distance Education-IDEが主催しました。

セミナー当日は“Exploring New Roles of Open Universities in Korea, China & Japan”(韓国、中国、日本における公開大学の新しい役割を模索して)をメインテーマとし、日中韓3カ国の公開大学よりそれぞれ2名ずつ、6名の講演者による発表がありました。

本学からはオープニングセレモニーにおいて岡部学長が日中韓セミナーのこれまでの歴史に触れながら祝辞を述べました。

続く午前のセッション1では、青木久美子教授が“Development of First Full Online Courses at the Open University of Japan”の演題のもと、受講生が単位認定試験を学習センターで受験する必要なしに、全ての学習活動をインターネット上で行い単位が修得できる本学初のオンライン授業科目の制作に至るまでの取り組みについて、またLMSによって実現される双方向性を活用した今後の放送大学の可能性について語りました。

午後のセッション2では辰己丈夫教授が“Development of digital literacy training by the combination of online lecture and offline lecture”をタイトルとして、オンラインとオフライン授業を融合させたコースデザインについて実例をあげて発表しました。

最後のパネルディスカッションでは発表者の6名が登壇し、今回のセミナーのメインテーマに関連して、各公開大学の特徴等について各々が意見を述べました。続いてそれぞれの発表者の講演内容についての質疑応答が行われた後、セミナーはクロージングセレモニーでのKNOU-IDEのディレクターによる閉会の辞を以て締め括られました。

日中韓セミナーは2014年、2015年と2年の間開催がなく3年ぶりとなるだけに、今回の交流は大変意義深いものであったとともに、放送大学の主催となる来年秋の日中韓セミナーへ向けて大きな収穫となりました。



KNOU学長代理と共に



OUC学長と共に

講演会「ICT で実現するブータンのGNH社会」の開催



2016年2月5日、国際交流協定の締結校であるブータン王立大学シェルブツェ・カレッジ(SCRUB)より学長ほか2名の研究者を招き、東京文京学習センターにて講演会「ICT で実現するブータンのGNH社会」を開催しました。

3年に渡る放送大学とシェルブツェ・カレッジとのブータンでの遠隔教育実現に向けた放送大学教育振興会助成金プロジェクトの成果発表の場として、Wangdi学長が「高等教育におけるGNH」と題し、ブータンの高等教育がGNH社会に果たす役割について述べ、他2名からも村落の発展におけるICTの役割等について講演をいただきました。
放送大学の河合教授は、「GNH社会に向けた公開遠隔教育」と題して、これまでの活動を振り返るとともに今後の取り組みについて述べました。

放送大学とシェルブツェ・カレッジ双方にとって大変意義のある講演会となりました。

※「GNH」=国民総幸福。ブータンはこの理念を国づくりの基本に掲げています。

アジア公開大学連合第29回年次大会への参加



2015年11月30日から12月2日、アジア公開大学連合(AAOU= Asian Association of Open Universities)の第29回年次大会がマレーシア公開大学主催で行われました。

“New Frontiers in Open and Distance Learning (ODL)” をメインテーマに、本学からは岡部学長がパネルディスカッションでの講演で本学の現状とオンライン授業の取り組みを紹介し、パラレルセッション(一般講演)では、二河教授が担当科目の授業評価結果を分析し報告しました。
また、森本准教授は本学が提供するUPO-NETを、主に技術的な視点から紹介しました。

本ページに関するお問い合わせ国際連携係 Eメールアドレス:kokusai@ouj.ac.jp

英語ホームページへはこちらから http://www.ouj.ac.jp/eng/

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