国際交流の取り組み 2023年度

年度毎の国際交流の取り組み

韓国放送通信大学校(KNOU)への調査訪問

2023年12月14日に、韓国放送通信大学校(KNOU)を淵上事務局長、山本参事役・総務課長、総合戦略企画室川村係長、総務課国際連携係梶原主任、山本係員、総務係枝光係員が訪問しました。KNOUは本学の海外協定校であり、本学とはこれまでも日中韓セミナー等を通じて交流を深めてきました。
現在、本学は海外在住者への教育サービスの提供を検討しており、2023年度第1学期・第2学期に海外受講モニター調査を実施しました。この調査で授業の海外配信にあたっての著作権上の課題をはじめ、受け入れにあたっての課題が浮上しました。そこで、日本との類似点が多く、参考にできる点が多いと考えられる韓国の公開大学での実態を調査するため、今回KNOUを訪問しました。

14日午前に、一行はソウルにあるKNOU本部を訪ねました。初めにSonghwan KO学長から歓迎のご挨拶をいただいたほか、大学の受付にある大きな電子パネルに先日の日中韓セミナーの際の集合写真と共に訪問団を歓迎するメッセージが掲載されるなど、大変温かいおもてなしをいただきました。
その後、本学があらかじめ送付していた質問事項に基づき、KNOUの各部署の担当者から、海外在住者の受け入れに関する質問にお答えいただきました。KNOUでは2023年から海外在住者を募集開始しており、2024年度から入学予定とのことで、著作権処理や授業の配信方法について大変参考になるお話を伺うことができました。
続いて、KNOUのスタジオを見学させていただきました。VR技術を活用したスタジオ等、最新技術が活用されていることが印象的でした。

今回の訪問にあたり、KNOUの皆様の温かい歓迎を受けました。今後も引き続き交流や情報交換をもとに友好関係を築き、両学の発展に繋げていきたいと思います。

参加者の集合写真

海外受講モニター調査のモニター募集のお知らせ(募集を締め切りました)

放送大学では、日本国外に住む方々へのサービス拡充を検討するため、本年度より海外から本学の授業を受講いただくモニター調査を実施しています。
引き続き2024年度第1学期もモニター調査を実施することとなりましたので、モニターとして本学の授業を受講いただける方を募集します。

<調査の詳細>

調査期間

2024年度第1学期(4月1日~9月30日)中

調査内容
調査人数

50人程度

費用

入学料・授業料・教材発送費用等は本学が負担します。
ただし、教材発送に係る関税が生じた場合は、モニターのご負担となります。*2

応募資格
  • 調査期間中に日本国外に居住し、国際郵便により連絡が取れる方
  • 受講に必要な日本語能力を有する方
  • インターネット環境が整っており、PC、タブレット等のインターネットブラウザにより、放送大学のウェブサイトにアクセスできる方 インターネット配信視聴の推奨環境については、下記をご覧ください。
  • 2024年4月1日現在満18歳以上である方
  • 現に放送大学の学生でない方 ただし、今年度本学のモニター調査に参加したことのある方は応募可能とします。
応募締切

令和6年2月16日(金)23時59分(日本時間)

対象者の決定時期

モニターとして活動していただける方には、3月上旬頃にご連絡する予定です。

上記の調査の詳細を熟読の上、モニターに参加希望の方は、下記フォームからご応募ください。

*1:一部の国/地域では、オンライン授業の動画等を視聴できない可能性があります。ご自分のインターネット環境で、オンライン授業「体験版」を視聴し、視聴環境に問題がないことを確認の上、ご応募ください。

特に、下記の国/地域にお住いの方は、視聴できない可能性がございます。

  • 中国(香港を除く)
  • 北朝鮮
  • イラン
  • キューバ
  • インドネシア

(利用制限の可能性)

  • スーダン
  • シリア
  • ロシア

「体験版」にて視聴できなかった方は、本件担当までご一報いただければ助かります。今後の海外展開本格実施のための、貴重な資料とさせていただきます。
また、放送授業のインターネット配信についても、一部の国/地域で、不安定であることが報告されています。予めご了承ください。

*2:下記の国/地域では、テキストの受取りに関税がかかる可能性があります。(下記以外の国/地域でも、関税がかかる可能性があります)

<欧州>
オーストリア共和国、スウェーデン王国、スペイン王国、ドイツ連邦共和国、デンマーク王国、フランス共和国、ハンガリー、ベルギー王国、ポーランド共和国、

<アジア>
インドネシア共和国 金額は、欧州は国により異なり、数百円~5000円程度、インドネシアは、100円程度。

<個人情報について>

本調査に応募される方の氏名、住所、及び履修に関する内容などの情報は、本調査に必要な連絡のほか、印刷教材等の送付、本学からのお知らせやアンケート調査、本学の業務活動に限って使用します。
性別、職業、最終出身校、在住国などの情報は、統計資料として分析の上、パンフレット等への掲載に使用しますが、氏名、住所等の個人情報は掲載しません。

(お問い合わせ)
放送大学学園・海外受講モニター調査チーム
E-mail : zaigai-info@ouj.ac.jp

第29回ICDE世界大会参加報告

本学が機関会員となっている国際遠隔教育会議(ICDE=International Council for Open and Distance Education)の第29回ICDE世界大会が11月6日から9日にかけて、コスタリカ・サンホセのコスタリカ・コンベンションセンターにて開催されました。諸国から教育関係者をはじめ600名以上の参加があり、本学からは情報コースの青木久美子教授が参加および発表をしました。

今回のICDE世界会議は、当初2021年にブラジルで開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の流行により中止となりました。そのため、今回は4年ぶりの開催であると同時に、1938年日本大会が初めて開催されてから85周年を記念するものでした。

4日間にわたり、“Joining Hands in Peace for the Futures of Education“(教育の未来のために平和に手を取り合おう)というメインテーマのもと、1.オープン、柔軟、遠隔学習(OFDL)を通じたグローバルな包摂と社会的公平性、2.社会変革と持続可能性のための未来の学習組織と構造、3.品質の高いオープン、柔軟、遠隔学習モデルと技術の未来、4.新しい教育エコシステムにおけるネットワーキングと協力、という4つのサブテーマで、11名の基調講演者、400名以上の発表者がそれぞれ発表しました。

青木教授は、分科会のセッションで “Synchronicity Paradox of Open, Flexible, and Distance Learning: Engagement or Constraint?(遠隔教育における同期性のパラドックス)“という演題で、遠隔教育においてウェブ会議システムを活用したライブWeb授業といった同期型授業は、従来の非同期型の授業科目にはないメリットがあると同時に、非同期型では可能であった学生の時間の柔軟性が損なわれるといったデメリットがあることについて、本学のライブWeb授業試行による受講生や未受講生のアンケート調査の結果から導き出された結論を発表しました。また、非同期性のメリットを保持しながら、同期性のメリットを享受できるバーチャルラーニングコモンズの重要性についても述べました。

次回第30回ICDE世界大会は、2025年11月10日から13日までニュージーランド・ウェリントンで開催され、テプケンガ大学とマッセー大学が主催する予定です。

JICA・ルワンダ研修生の来訪

10月26日に、JICA 「ルワンダ ICT を活用した初等理数科学びの改善プロジェクト」の研修生である、SENGATI UWASENGA Dianeルワンダ教育庁教育ICT局局長代理 兼 デジタルコンテンツ・指導技術課長をはじめとする5名の訪問団が放送大学の幕張本部を訪れました。

はじめに、青木久美子教授より「E-Learning and Contents Development at the Open University of Japan」というタイトルで講演がありました。放送大学の授業形態の概要や、オンライン授業やライブWeb授業の特徴が示されました。
次にオンライン番組収録スタジオの見学を行いました。訪問団は非常に興味を持ち、多くの質問がありました。

その後、岩永学長への表敬訪問があり、近藤副学長、林副学長、二河国際委員長も同席し、ルワンダの教育事情や本学の取り組みについて意見交換を行いました。

今回の来訪がルワンダ研修生の皆様にとって良い経験となり、今後も本学との交流が続くことを期待します。

学長室での記念撮影
青木教授による講義

AAOU2023参加報告

2023年9月28日から30日にかけて,トルコ・アナドル大学 (Anadolu University)の主催によりトルコ・イスタンブールのイスタンブール大学 Faut Sezgin Congress Center にてアジア公開大学連合 (Asian Association of Open Universities) 第36回年次大会が開催されました。大会には20か国から250名の遠隔教育に関わる大学の代表者,大学教員などが参加者し,盛大に催されました。
放送大学からは AAOU理事会メンバーとして岩永雅也学長,林徹副学長が,年次大会での発表者として山田恒夫教授 (情報コース),二河成男教授(自然と環境コース),淵上孝事務局長が,事務局から梶原佳奈子国際連携係主任が参加しました。

今回の大会テーマは,“The Future of Open Universities in the Age of Digitalized Higher Education”(高等教育のデジタル化時代における公開大学の将来)でした。口頭発表はこれに限定されるものでなく8つのサブテーマや15のトピックスの中から関連する項目を選択するものでした。
3日間の間で,6題の基調講演,2題の全体でのパネルディスカッション,約150題の口頭発表が行われ、口頭発表の一部はYouTube上でのビデオ講演でした。放送大学からは,以下の3名が発表を行いました。

山田教授は,“Online Project Learning For E-Volunteering”という題目で,2018年度以降放送大学大学院オンライン科目で使用している,遠隔(仮想)グループ(プロジェクト)学習の成果について報告しました。2018年度以降各年度2回実施され,登録者は183名,修了者は145名で,今後,21世紀型スキルやボランティアコンピテンシーへの効果など,長期的な追跡研究が望まれることを示しました。

山田教授の発表
二河教授の発表

二河教授は“Cross Disciplinary Courses in Promoting Multiple Perspectives to Lifelong Learners”として,本学の学生が生涯学習として本学をどの様に利用しているのか,生涯学習での多様な学びを促すアイデアについて紹介しました。放送大学では卒業後も再入学など放送大学に関わる学生がいること,そのような学生の学ぶ目的には修士や博士の学位取得,資格や認証の取得,別の分野で学士の取得といった点にあること,様々な分野の学びを促すアイデアとして,異なる分野から1つの課題に取り組む総合科目が適していると考え,これを踏まえて制作した学部の総合科目「色を探究する」を紹介しました。

淵上事務局長は“OUJ’s Challenge For Global Outreach”という題目で,放送大学の国際展開について,これまでの経緯,現在の計画,そして計画実現のために現在実施している海外受講モニター調査について報告しました。海外で暮らす邦人を中心にアンケートを行い,回答を得た500名余りの受講者の内4割が正式な学生として学位の取得に興味があること,実際に17カ国60名がモニターとして放送授業科目とオンライン授業科目を受講したこと,その中で,著作権処理,印刷教材の配送,図書館の利用,学生間の交流といった点に課題があったことを紹介しました。

淵上事務局長の発表

関連して,本大会の開催中に主催校であるアナドル大学の Fuat Erdal 学長と岩永学長との会談を行うことができました。この会談には両学長に加えて,アナドル大学から Ali Usul 副学長,本学から林副学長,淵上事務局長,二河教授,梶原国際連携係主任も同席しました。アナドル大学はその規模や海外展開という点で,世界的に知られる大学です。トルコからの移民が多く暮らす数カ所の国に海外支部を展開しており,本学の海外展開に参考となる知見が得られました。また,本学がIBT(Internet-Based Testing)を行っている点についても意見交換を行いました。

来年の年次大会(AAOU2024)はパキスタン・アラマイクバル公開大学 (Allama Iqbal Open University)が主催し,パキスタンのイスラマバードでの開催を予定しています。

全体集合写真
アナドル大学長・副学長との面談
本学参加者集合写真

ギリシャ公開大学との交流協定締結

2023年9月26日、ギリシャ公開大学(Hellenic Open University)との交流協定に関わる調印式のために、ギリシャ・アテネにあるギリシャ公開大学アテネ校舎を、岩永雅也学長、林徹副学長、淵上孝事務局長、二河成男教授、梶原佳奈子国際連携係主任が訪問しました。

ギリシャ公開大学は、ギリシャに24ある国立大学の一つで、1992年に設立され、1997年に遠隔教育を行う公開大学・大学院として認可されました。遠隔教育を行うギリシャ唯一の大学で、大学本部はパトラに位置しており、学生数は約4万人です。
今回の交流協定締結はギリシャ公開大学からのご提案を受けてのもので、トルコ・イスタンブールで行われるAAOU2023参加に合わせ、アテネでの調印式に臨みました。
調印式には、ギリシャ公開大学からは、Ioannis Kalavrouziotis学長をはじめ、7名が参加されました。
調印式に先立ち,林副学長,Ioannis Sibetheros副学長から各大学の紹介と意見交換を行いました。その後,学長室に移動し交流協定の調印式を行い,無事調印されました。調印式終了後には,参加者全員での昼食会が用意され,友好を深めることができました。昼食会後は,ギリシャ公開大学学長の案内でアクロポリス博物館を訪問し,博物館の研究員の方から展示物について詳細なレクチャーを受け,様々な質問にも答えていただき,充実した時間を過ごすことができました。

今回の訪問において、ギリシャ公開大学の皆様の温かい歓迎を受けたことに感謝するとともに、今後も友好関係を築き、交流や情報交換に繋げていきたいと思います。

両学長を囲んで集合写真
ギリシャ公開大学Ioannis Kalavrouziotis学長と岩永学長

第10回日中韓セミナー開催報告

9月13日~14日に本学主催で第10回日中韓セミナー「ポストコロナの遠隔教育」を開催しました。本セミナーには、中国からは国家開放大学(OUC)のLiu Xuanxuan副学長をはじめ5名が、韓国からは韓国放送通信大学(KNOU)のSonghwan KO学長をはじめとして、6名が参加されました。

日中韓セミナーは、新型コロナウイルス感染症の影響で過去3年にわたり開催延期となっており、今回本学が幹事校となり4年ぶりの開催となりました。両大学とも学長または学長クラスの方が参加され、セミナーへの関心の高さが感じられました。

13日には、OUCとKNOUの一行の歓迎レセプションを開催しました。学園近辺のホテルで立食パーティーを行い、三大学からの参加者が親交を深めることができました。

14日にはセミナーを開催し、開会式では岩永学長による開会挨拶に続き、OUC副学長とKNOU学長が祝辞を述べました。

セミナーではふたつのセッションにそれぞれ以下のサブテーマを設定し、発表が行われました。

< Session 1> Sub-Theme : From Perspectives of Learner Support and Educator Support

  • Prof. Gu Xiaohua, OUC
    “ Transformation and Upskilling of Teachers in the Post-Pandemic Distance Education ”
  • Prof. Yeongmin Kwon, KNOU
    “ What we’ve gained and what we’ve lost ”
  • Prof. Tatsumi Takeo, OUJ
    “ Python Coding Education for Adults Through Distance Learning ”

< Session 2> Sub-Theme : Our Experiences during the COVID Pandemic and Future Prospects

  • Prof. Kwang Sik Chung, KNOU
    “ Learning Analytics Sharing Platform for Shared Learning Contents on Learning Cloud ”
  • Mr. Wang Guochuan(Writer) , Dr. Liu Caimei(Presenter), OUC
    “ OUC Experience during the COVID-19 Pandemic and Future Prospects ”
  • Prof. Li Ming , OUJ
    “ My Experiences during the COVID-19 Pandemic and Future Prospects ”

午前中のセッション1では、サブテーマ「学習者支援、教育者支援の観点から」について、辰己教授から「Python Coding Education for Adults Through Distance Learning」というタイトルで講演がありました。日本でもコロナ禍を経験したことにより多くの人がICT技術を体験したこと,そして中等教育でのプログラミング授業が行われること,またライブweb授業でのpythonを用いたプログラミング実習を行ったことが報告され、初心者へどのように教授するのかが議論されました。

午後のセッション2では、サブテーマ「この3年間の経験と今後の展望」について、李教授が「My Experiences during the COVID-19 Pandemic and Future Prospects」というタイトルで講演を行いました。放送大学で展開している放送授業科目,オンライン授業科目,ライブWeb授業科目の比較から,ライブWeb授業の特徴が示されました。また,実際に行われたライブweb授業についても紹介され,学生が顔を画面に表示しないことが話題となり,中国も韓国も同様であるとのことでした。

林副学長による閉会の挨拶の後、次年度の幹事校であるOUC副学長より第11回日中韓セミナーの開催案内があり、2日間に渡る日中韓セミナーは幕を閉じました。

辰己教授の発表の様子
李教授の発表の様子
三学長の記念撮影
(左がKNOUのKo学長、右がOUCのLiu副学長)
参加者全員での記念撮影

詳細につきましては、こちら(第10回日中韓セミナー)をご覧ください。
(英語のみのご案内になります。)

台湾国立空中大学(NOU)の調査訪問団来訪

7月12日及び13日に、本学が学術交流協定を締結している台湾国立空中大学(NOU)より、洪文婷(コウ・ブンテイ)人文学科主任・准教授をはじめとする6名の訪問団が本学を訪れました。

12日午前、訪問団は東京文京学習センターを訪れ、辰己丈夫教授より放送大学の概要説明を受けました。また、安瀬卓司事務長の案内で、講義室や実験室などの施設見学を行いました。

13日には、訪問団は幕張本部を訪れ、林副学長・二河成男国際委員長・辰己教授から現在実施中の海外受講モニター調査についての概要説明を受けました。一行は本学の取り組みに大変関心を持ち、活発な意見交換が行われました。

その後、岩永学長、林副学長への表敬訪問が行われ、記念品の交換を行いました。表敬訪問の後には岩永学長も交えた昼食会が開かれ、しばし懇談の時間を持ちました。
午後には、オンライン番組収録スタジオや放送番組収録スタジオおよび関連設備の見学を行いました。訪問団は非常に興味を持ち、多くの質問がありました。

午後には、オンライン番組収録スタジオや放送番組収録スタジオおよび関連設備の見学を行いました。訪問団は非常に興味を持ち、多くの質問がありました。

今回の来訪により両大学がさらに友好を深め、今後の実質的な交流に結び付くことを願います。

海外受講モニター調査のモニター募集のお知らせ(募集を締め切りました)

放送大学では、現在、日本国外に住む方々へのサービス拡充を検討しています。
そこで、海外から放送大学の授業を受けるにあたって、どのような課題があるのか、本年度1学期にモニター調査を実施いたしました。
引き続き2学期も、モニター調査を実施することとなりましたので、モニターを募集いたします。

<調査概要>

調査期間

2023年度第2学期(10月1日~3月31日)中に実施

調査内容
  • 放送大学で海外受講モニターとしてご協力いただける方を対象に、調査対象科目の受講について、アンケート調査を行います。

調査人数

50人程度

つきましては、調査に協力いただける方の募集を行います。以下の調査対象要件を満たす方で、留意事項にご了承いただける方は、放送大学海外受講モニター調査チームのメールアドレス(zaigai-info@ouj.ac.jp)宛て、

  • お名前

  • 今回の調査にあたっての詳細なご連絡をとるためのメールアドレス

  • 在住国名

を、メール本文に記載の上、ご連絡いただければと思います。
ご登録後、追加の説明を行います。その説明をお聞きいただいて、最終的にご判断いただくこともできますので、まずはご登録ください(なお、締切日前までに募集が定員に達した場合には募集を停止することがあり得ます)。
締切は、8月13日(日)23時59分(日本時間)です。

<調査対象要件>

  • 調査期間中に日本国外に居住し、国際郵便により連絡が取れる方。(調査に必要な郵送費用等は放送大学学園負担)

  • 受講に必要な日本語能力を有する方。

  • インターネット環境が整っており、PC、タブレット等のインターネットブラウザにより、放送大学のウェブサイトにアクセスできる方。

  • 2023年10月1日現在満18歳以上である方。

  • 現在、放送大学の学生でない方。

2023年第1学期の海外受講モニターの方も応募できます。

<海外受講モニターの活動内容>

  • 海外受講モニター用に指定する調査対象科目(別紙1,2)の中から、放送授業科目とオンライン授業科目を、原則として各1科目、計2科目を受講していただきます。なお、(別紙1,2)の科目は著作権処理の関係で、変更の可能性があります。調査対象科目の正式決定は、7月下旬頃を予定しています。
    (別紙1)2023年度2学期調査対象科目・放送授業(テレビ・ラジオ)  新規タブでPDFを開く
    (別紙2)2023年度2学期調査対象科目・オンライン授業  新規タブでPDFを開く

  • 放送授業科目については、放送番組のインターネット配信の視聴、および、印刷教材により受講します。なお、著作権の関係で、海外からインターネット配信映像の視聴が不可と判断されると、DVDでの視聴となる場合があります。
    学習期間の前半(11月8日~11月29日予定)に履修確認の中間的なテストを受けていただき、2024年1月中旬頃に、単位認定試験をIBT(Internet-Based Testing)方式で受験していただきます。試験結果が合格点に達した場合には、修得単位として認定します。

  • オンライン授業科目は、それぞれの科目で用意された学習管理システム(LMS)等を活用した学習となります。単位認定試験はありません。オンラインでの学習指導により成績評価を行い、合格した場合は、修得単位として認定します。

  • モニター調査期間中に行うアンケート調査に対して、回答していただきます。

<留意事項>

  • 本調査の実施に必要な経費(授業料、入学料、教材の郵送費用及び関税等)は、原則として本学で負担します。謝金はありません。
    なお、現在は、放送大学に入学できる方は、日本国内に居住している方に限っております。
    モニター調査の実施にあたり、本人確認、居住地確認のための書類の写しをご提出いただく可能性があります。

<個人情報について>

本調査に応募される方の氏名、住所、及び履修に関する内容などの情報は、本調査に必要な連絡のほか、印刷教材等の送付、本学からのお知らせやアンケート調査、本学の業務活動に限って使用します。
性別、職業、最終出身校、在住国などの情報は、統計資料として分析の上、パンフレット等への掲載に使用しますが、氏名、住所等の個人情報は掲載しません。

ご登録をお待ちしております。

スコータイ・タマティラート公開大学(STOU)の調査訪問団来訪

6月9日に、本学が学術交流協定を締結しているタイ・スコータイ・タマティラート公開大学(STOU)より、Manit Jumpa学長、Gan Chanyawudhiwan副学長とRattip Phukkeson氏の3名の訪問団が放送大学の幕張本部を訪れました。

はじめに、辻靖彦准教授より放送大学の授業形態などの概要説明を行い、次にオンライン番組収録スタジオや放送番組収録スタジオおよび関連設備の見学を行いました。STOUの訪問団は非常に興味を持ち、多くの質問がありました。

その後、岩永学長、林副学長への表敬訪問が行われ、友好の記念として両大学からの記念品が交換されました。昼食会には一行と岩永学長、林副学長、辻准教授、国際連携係が参加し、両大学の取り組みについて意見交換を行いました。

一行は、午後は千葉学習センターを訪れ、片岡洋子所長、鹿倉敏則事務長の案内で、講義室や実験室などの施設見学を行いました。

今回の来訪が今後の両大学のさらなる交流に結び付くことを期待します。

岩永学長とManit Jumpa学長との記念撮影
学長室での懇談の様子

本ページに関するお問い合わせ

国際連携係 Eメールアドレス:kokusai@ouj.ac.jp