放送大学は、放送大学学園(文部科学省・総務省所管)によって設置された正規の大学です。4年以上在学し、所定の単位を修得すると、大学卒業資格を取得できます。最長で10年間在学できます。
放送大学に全科履修生として入学し、所定の単位を修得して卒業すると、「学士(教養)」の学位を取得できます。
学士(教養)以外の学士号は、「大学改革支援・学位授与機構」の制度を利用して取得を目指すことができます。
放送大学を利用して大学改革支援・学位授与機構で学士を得ようとする方へ
(大学・大学院案内パンフレット一覧をご参照ください)
制度についての詳細は、「大学改革支援・学位授与機構」のホームページをご参照ください。
放送大学で大学卒業資格を取得するまでにかかる学費は、706,000円です(入学料+卒業に必要な124単位を修得した場合の授業料)。
授業料は、学期ごとに、登録した単位数の分だけ納入していきます。4年間で卒業する場合の学費は、1年あたり176,500円、10年間で卒業する場合は1年あたり70,600円となります。
入学の機会は4月と10月の年2回あります。書類による選考のみです。学力試験はありません。
全科履修生として入学するには、満18才以上で、高等学校卒業・高等学校卒業程度認定試験合格などの大学入学資格が必要です。
選科履修生または科目履修生として本学に在籍し、基盤科目(保健体育を除く)または導入科目から履修し、合わせて16単位以上を修得している方は全科履修生として入学できます。
(旧制中学校や旧制高等女学校を卒業した方も同様です。選科履修生または科目履修生には、入学年度のはじめ(4月1日)において満15歳以上であれば入学できます。)
短期大学や専門学校を卒業(卒業見込み)された方や大学中退された方は、2年次・3年次に編入学することができます。また、短期大学・専門学校で修得した単位は、審査のうえ最高62単位まで、卒業に必要な単位として認定されます。
認定を受けるには、出願時に卒業した短期大学や、専門学校の単位修得や科目履修の証明書及び既修得単位認定審査等手数料10,000円が必要になります。
※編入について、詳しくは募集要項をご確認するか、大学本部または各学習センターまでお問い合わせください
仕事をしながら6年かけて卒業される方や、ゆっくり学びながら10年で卒業される方もいらっしゃいます。もちろん、4年間で卒業することも可能です。所属するコース(専門分野)を決めて、自分のペースにあわせて履修科目と履修プランを組み立てていきます。
コースについては、こちらをご覧ください。
※単位認定試験を実施する、オンライン授業3科目「幼児理解の理論及び方法('15)」「教育課程の意義及び編成の方法('15)」「小学校外国語教育教授基礎論('17)」については、「授業形態を問わない単位数」として取り扱う。
学習は、放送授業を通じて受講します。学期末(1学期は7月下旬〜8月上旬、2学期は1月下旬〜2月上旬)に、単位認定試験を受験し、合格すると単位を修得できます。新規に科目登録を行った学期が不合格の場合は、次学期に学籍がある場合に限り再試験を受けることができます。学士号取得のためには面接授業の受講も必要です。
放送大学と単位互換協定を締結している大学等に在学している学生の方は、放送大学で履修した単位が在学中の大学の卒業要件の単位として認定されます。
詳しくは在籍する大学等にお問い合わせ下さい。
仕事をしながら、マイペースで大学卒業を目指したいと思い、放送大学に入学しました。1学期(半年間)あたり、4~5科目ずつ単位を修得するペースで、無理なく、計画的な履修を続け、6年半で卒業することができました。
(30代女性・看護師)
専門学校を卒業しており、編入学で62単位が認定されました。特に仕事には就いておらず、時間に比較的余裕があるので、1学期(半年間)あたり、7~8科目ずつ単位修得するペースで学習し、2年で卒業することを目指しています。
(40代女性・主婦)
大学卒業資格がほしいけれど、学習を続けられるか不安なので、まずは、興味のある1科目からはじめて、慣れるところから。余裕ができたら、徐々に履修科目を増やしていくつもりです。学習センターに行けば、まだ放送されていない授業番組もDVDで視聴できるので、次の学期に履修する予定の科目を先取り学習していこうと考えています。
(60代男性・定年退職)
大学卒業の資格についてご紹介するページです。
放送大学は、テレビやラジオ、インターネットを通じて学習できる通信制大学です。
放送大学では、通信学習で、地域を問わず、さまざまな年代、職業の方が学んでいます。