放送大学と中部地区医師会立ぐしかわ看護専門学校が連携協力の覚書を締結

放送大学(千葉県千葉市)と中部地区医師会立ぐしかわ看護専門学校(沖縄県うるま市)が、2020年度第1学期から連携協力を実施することになり、2020年2月5日に覚書締結式がぐしかわ看護専門学校にて行われた。

今回の覚書締結により、ダブルスクールを希望する生徒については、ぐしかわ看護専門学校入学と同時に放送大学の全科履修生としても入学し、放送大学卒業に必要な124単位のうち最大60単位について、ぐしかわ看護専門学校在学中の学習が放送大学の単位として認定されることとなる。

ぐしかわ看護専門学校は3年制であるため、ぐしかわ看護専門学校生のうち希望者は、両学に同時に入学することで、最短で専修学校修了から一年後に放送大学も卒業し学士を取得することが可能となり、学生のスキルアップが期待されている。

締結式には、放送大学の來生学長、ぐしかわ看護専門学校の徳森学校長が出席し、それぞれ覚書に署名した後、今後の連携協力について意見交換を行った。

放送大学と連携協力の覚書を締結している専修学校は49校あり、今回で50校目、沖縄県では3校目となる。ダブルスクールの形で放送大学を活用することによって、生徒の進路選択の幅も広がり、就職活動における機会拡大等にも寄与している。

署名後の覚書を掲げる放送大学の來生学長(左)とぐしかわ看護専門学校の徳森学校長(右)
左から、放送大学沖縄学習センターの平良事務長、放送大学沖縄学習センターの富永所長、放送大学の來生学長、ぐしかわ看護専門学校の徳森学校長、中部地区医師会の玉城事務局長、ぐしかわ看護専門学校の宮城教務部長、ぐしかわ看護専門学校の仲村事務部長