放送大学と唐津ビジネスカレッジが連携協力の覚書を締結

放送大学(千葉県千葉市)と唐津ビジネスカレッジ(佐賀県唐津市)が、2021年度第1学期から連携協力を実施することになり、2021年1月15日に覚書調印式が唐津ビジネスカレッジにて行われた。

今回の覚書締結により、ダブルスクールを希望する生徒については、唐津ビジネスカレッジ入学と同時に放送大学の全科履修生としても入学し、放送大学卒業に必要な124単位のうち最大60単位について、唐津ビジネスカレッジ在学中の学習が放送大学の単位として認定されることとなる。

唐津ビジネスカレッジは2年制であるため、両学に同時に入学することで、最短で専修学校修了から2年後に放送大学も卒業し学士を取得することが可能となり、学生のスキルアップが期待されている。

調印式には、放送大学佐賀学習センターの滝澤所長(來生学長代理)、唐津ビジネスカレッジの今村校長が出席し、覚書を取り交わした後、今後の連携協力について意見交換を行った。

放送大学と連携協力の覚書を締結している専修学校は52校あり、唐津ビジネスカレッジは53校目となるが、佐賀県では初の連携協力校となる。ダブルスクールの形で放送大学を活用することによって、生徒の進路選択の幅も広がり、就職活動における機会拡大等にも寄与している。

署名後の覚書を掲げる放送大学佐賀学習センターの滝澤所長(左)と唐津ビジネスカレッジの今村校長(右)
左から、放送大学佐賀学習センターの市山教務主幹、西村事務長、滝澤所長、唐津ビジネスカレッジの今村校長、堀川副校長、下木事務長