放送大学と東京メディカル・スポーツ専門学校が連携協力の覚書を締結

放送大学(千葉県千葉市)と東京メディカル・スポーツ専門学校(東京都江戸川区)が、2018年度第1学期より連携協力を実施することになり、2017年11月17日に覚書調印式が東京メディカル・スポーツ専門学校にて行われた。

今回の覚書締結により、新たに東京メディカル・スポーツ専門学校在学中に放送大学で修得した単位を、柔道整復師科及び鍼灸師科での単位として利用できるよう、現在カリキュラム申請中。なお、ダブルスクールを希望する学生については、専門学校の入学と同時に放送大学の全科履修生としても入学し、放送大学卒業に必要な124単位のうち最大60単位について、専門学校在学中の学習が放送大学の単位として認定されることとなる。また、ダブルスクールの場合、最短4年で学士の学位を取得することができるため、学生のスキルアップが期待されている。

調印式には、放送大学の來生学長、東京メディカル・スポーツ専門学校の関口校長が出席し、それぞれ覚書に署名した後、今後の連携協力について意見交換を行った。

現在、放送大学と連携協力の覚書を締結している専門学校は39校あるが、柔道整復師及び鍼灸師に関する専門学校と交わすのは全国で初めて。ダブルスクール等の形で活用することによって、学生の進路選択の幅が広がることから、学生の就職活動の機会の拡大等にも寄与している。

左から、東京メディカル・スポーツ専門学校柔道整復師科山田様、鳥海鍼灸師科学科長、藤田学生サービスセンターセンター長、野﨑柔道整復師科学科長、渡辺教務部長、関口学校長、松川事務局長、放送大学宮野千葉学習センター所長、來生学長、渡邉千葉学習センター事務長