放送大学と浦添看護学校が連携協力の覚書を締結

放送大学(千葉県千葉市)と浦添看護学校(沖縄県浦添市)が、2018年度第1学期より連携協力に関する覚書を締結することになり、2017年8月8日に覚書調印式が浦添看護学校で行われた。

今回の覚書締結により、ダブルスクールを希望する学生については、専門学校の入学と同時に放送大学の全科履修生としても入学し、放送大学卒業に必要な124単位のうち最大60単位について、専門学校在学中の学習が放送大学の単位として認定されることとなる。専門学校卒業後には最短1年で学士の学位を取得することができるため、学生のスキルアップが期待されている。

調印式には、放送大学の來生学長、浦添看護学校の知念校長が出席し、それぞれ覚書に署名した後、今後の連携協力について意見交換を行った。

現在、放送大学と連携協力の覚書を締結している専門学校は38校あるが、沖縄の専門学校では初めて。ダブルスクール等の形で活用することによって、学生の進路選択の幅が広がることから、学生の就職活動の機会の拡大等にも寄与している。

署名後の覚書を掲げる浦添看護学校知念校長(左)と放送大学來生学長(右)