2025年度放送大学国際シンポジウム開催


平等な学習機会を実現するデジタルバッジの可能性 リーフレットを開く
開催案内
デジタルバッジは、学習者が自らの学習成果を証明し、次のステップに進むための道標を提供するものであり、学習者中心の教育を実現することを可能とします。近年、特に、生涯学習や遠隔教育に取り組んでいる高等教育機関において、学習者一人一人の学習成果を証明する手段として注目されています。
また、デジタルバッジは、学習成果の可視化だけではなく、教育格差の解消、学びの積み上げ可能性及び国際的相互互換性確保による国際的な教育の質の保証といった課題の解決手段としても期待されております。
本シンポジウムにおいては、国内外の専門家を招き、実例とともに多角的な視点からデジタルバッジをめぐる現状について共有し、社会全体への普及に向けた展望を共有します。
テーマ
平等な学習機会を実現するデジタルバッジの可能性
開催日時
2025年12月3日(水)13:00~17:30(開場・受付開始 12:30)
会場
東京都文京区大塚3-29-1
放送大学東京文京学習センターB1F 多目的講義室1
※Zoomによるオンライン配信あり
プログラム
司会進行: 青木 久美子 教授
13:00~13:10 開会挨拶
岩永 雅也 学長
13:15~14:00 <基調講演①>

- 講演者:ジーニー・キッチン(Jeanne Kitchens、Credential Engine CTO、米国)
- 「クレデンシャルの透明性とデジタルバッジ:学習成果の意味と可能性を拓く」
“Credential Transparency and Digital Badges: Unlocking Meaning and Opportunity”
14:00~14:45 <基調講演②>

- 講演者:サージ・ラヴェット(Serge Ravet、Open Recognition Alliance President、フランス)
- 「オープン・レコグニション:真のオープン教育の出発点」
“Open Recognition: Where [authentic] Open Education Begins”
14:45~15:05 休憩
15:05~15:50 <国内講演①>

- 講演者:中崎 孝一(フローニンゲン宣言ネットワーク財団 戦略諮問委員/未来工学研究所 主席研究員)
- 「最後発から最先端へ:デジタル学修歴証明の相互運用性をめぐる世界と日本」
15:50~16:35 <国内講演②>

- 講演者:野田 文香(独立行政法人大学支援・学位授与機構教授)
- 「日本の高等教育におけるマイクロクレデンシャルの制度的展開と質保証」
16:35~16:45 休憩
16:45~17:20 パネルディスカッション
「デジタルバッジで広がる学習機会とその信頼性」
司会:青木 久美子 教授
(言語:英語)
17:20~17:30 閉会挨拶
仁科 エミ 附属図書館長
参加方法
ご参加いただける場合には、対面・web参加に関わらず以下のボタンから参加登録をお願いいたします。
国際シンポジウム「平等な学習機会を実現するデジタルバッジの可能性」への参加をご希望の方はこちら
- 対面参加の方:上記サイトから参加登録のうえ、放送大学東京文京学習センター多目的講義室1にお越しください。
- Zoomで参加の方:12月2日にZoom配信URLをメールでお知らせします。
同時通訳
シンポジウムの使用言語は日本語および英語です。Zoomによる自動翻訳字幕がご利用いただけます。
対面参加の方につきましても、自動翻訳字幕をご利用の場合はパソコン、タブレット、またはスマートフォンをお持ちください。
問い合わせ先
放送大学総務課国際連携係
E-mail : kokusai@ouj.ac.jp